蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

花もの品種

2016年06月30日 | 富貴蘭(花)



いくつか花の写真撮ってたけど、出し忘れてました。



桃珊瑚です。







写真では白く写ってますが、結構濃いピンクです。
確か名付け親は某編集長だったような。
轡虫の魅力をギュッと濃縮したような、素敵な花です。



こちらは同タイプのキリッとした花を咲かせる日向翠海。









青軸青根なので、当然素心花です。
無地葉変わりとしても、花ものとしても素晴らしい品種だと思います。


こちらは何ともけったいな花を咲かせる雨燕です。













素心であるため、珍妙な中にも上品さがありますね。


黒龍は私がこれまで買った花もの品種の中ではずば抜けて高価でした。









今の値段で気軽に楽しめる方がうらやましいです。
今年はこれまでで一番白く咲いていますが、それでもやはり他の花もの品種とは貫禄が違いますね。

ドタバタしてゆっくり花を楽しむ間もなく、我が家の温室の花はもう終わろうとしてます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富貴殿

2016年06月25日 | 富貴蘭(覆輪)


あれから13ヶ月、ちょっとご機嫌斜めな富貴殿です。







去年から植え替えできてませんから、当たり前ですね。











山口大会に持って来ないかとも言われましたが、もう自分の中では現役引退した株ですから、大会に持っていくつもりはありません。
園芸JAPANの85ページに掲載されている写真の頃が、本数はまだ少ないながらも完成度の高い作品だったと自画自賛してます。

あの頃は、いつかこの富貴殿で内閣をとりたい!なんて思ってましたが、もうそんな気もなくなってしまいました。
私もすっかり年を取ったなと思います。

この株のどちらかは柿の木に付けようかとも思ってましたが、肝心の柿の木の移植がどうもうまく行きそうにないんですよ。
付ける予定の株がいっぱいあるのに、大幅な計画変更を余儀なくされそうです。

ラカンマキをカキの替わりに移植しようと考えてますが、斑入りの富貴蘭をいっぱい付けるのは、あまり似合わないような気がするんですよね。







とりあえず今年は植え替えてあげないとヤバいです。
延び延びになってた植え替えも、やっと明日から始めようと思ってますが、いきなり大株はしんどいんですよね〜。



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西鶴

2016年06月23日 | 富貴蘭(覆輪)



あれから10ヶ月あまり、花盛りです。













植え替えをさぼってたのを昨年の夏に植え替えて、苔の詰め具合が悪かったのか、
乾き具合が他の鉢と違ってたからでしょう、根がすっかり傷んでしまいました。

なぜわかったかと言うと、秋には葉が生気を失って皺を引き、冬中シワシワ。春になってもそのままでした。
そうなるともう割るしかないし、早く植え替えてあげるべきと分かってはいても、触るのも嫌だなぁと現実逃避してました。

それが根が伸びはじめると次第に皺が伸びて、何事も無かったかのように(鉢の中は悲惨状態のはずですけど)花を咲かせてます。











フウランって丈夫なものですよね。


とりあえず元気(そう)になったので、植え替えはしばらく先送りです。
ばっと見はいい株に見えますよねぇ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雷姫

2016年06月21日 | 富貴蘭(花)

今日はメチャ華やかな花です。



伊藤さんが作出した雷山を、さらに実生して作出されたものです。
その中でも比較的濃色だと思う個体の一つに、勝手に雷姫(いかづちひめ)と名付けて楽しんでます。

普通サイズの木にこの色だとちょっとくどいと思いますが、コロッとした雰囲気の愛嬌の良さがいい感じ〜です。









たぶん兄弟実生が沢山あって、それぞれ少しずつ違ってて、名前もいろいろ付けられでることでしょう。

比較的安価で楽しめますから、こういった実生品種は大歓迎ですね。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤富士

2016年06月19日 | 富貴蘭(花)


朱天王か猩々の実生から出たものでしょう、赤花&紅覆輪の特殊芸です。











確か最初は『銀ヤンマ』と名付けられてましたが、富士山の世界遺産登録に合わせてとかで、『赤富士』に改名されたそうです。


紅扇の斑が萌黄覆輪に紅をのせるのに対して、こちらはモロ紅覆輪といった感じです。







柄の基本構造は紅扇と同じなのかもしれませんが、色もより黒く受ける印象はずいぶん異なります。


丈夫でよく殖えると思いますが、我が家に来た時は小さい割り子だったので、まだこの木しかありません。
もう1鉢くらい欲しいとこです。

最近はきらびやかな色の花も増えて来ましたが、こんな渋い雰囲気の花ものもいいですよね。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする