蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

ナギノハヒメカンラン

2023年11月29日 | 春蘭・寒蘭など





久しく植え替えてないのでボロボロですが、
何とか咲いてる株を幾つか撮ってみました。


















ナギノハヒメカンランは、高知県室戸市吉良川町朴ノ木で発見されたもので、
国立科学博物館の遊川先生と田中先生によって、学名に私の名前が付けられてます。


しかし、ネットでは私が発見したとか、学名を付けたとか、
イギリスのサンダースリストに自らの名前を冠し登録したとか、偽情報が並んでます。


学名に私の名前が付けられてること以外は、全部間違ってます。


ネット情報恐るべし。


このブログも時々間違ってるかもしれませんから、気を付けてくださいね。




ちなみに今回撮影したものは、人工交配で同じような花が咲くのか、
自分で交配して確かめてみたものです。昔はそんなことをして遊んでました。




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建国から建国縞に

2023年11月28日 | 富貴蘭(羆・建国系)






昨年棚入れした時には縞は見えてなくて、ラベルは建国でしたが、
何となく雰囲気が良いと思い購入しました。


それが、一作しただけで、こんなに素晴らしい木になってくれました。

















これで、暫くは良いことないかも。


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於多福

2023年11月26日 | 富貴蘭(豆葉)


その昔、天王植木に凄い木があり、その名は於多福、と聞いたことがありました。


値段も凄く、私には縁のない品種だと思ってましたが、
30年の時を経て、縁あって我が家にやってきました。








今日では、実生のF2品種で似たようなのがありそうですが、
30年以上前のまだそんな時代ではない頃に登場した品種として、貴重性を感じます。


たまに交換会やネットオークションにこの名前の木が出ることがあるようですが、
全くの別物で、登場してから随分経つのに普及しないのはどうしてなんだろうと思ってましたが、
すごく柄の継続が悪いことが原因のようです。


まぁ、そんな品種かあってもいいですね。


















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大淀川

2023年11月25日 | 富貴蘭(縞)










宮崎産の大型黄白縞品種で、産地名で高岡の縞と呼ばれていたものです。


でも、あちこちにある地名のため品種名らしくないので、
大淀川と命名してあげました。


白黄に出て黄白に冴えるタイプの斑色で、大富貴に似てると言う人もいますが、
こちらの方がより姫葉で、より大型のようです。

















あまり見掛けないのは、個体数が少ないのか、
誰かが気に入って独り占めしているのか、どうなんでしょ?




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名前はまだない(前田の縞)

2023年11月23日 | 富貴蘭(高知産)



高知市春野産の縞で、まだ名前はもらってません。















平成2年6月2日に前田さん家の柿の木で採られたため、
ラベルは前田の縞としてます。


同じ春野産の春菜と似た部分もありますが、
こちらの方が葉先に力があり、ボリュウムもあります。


私の好みは春菜の方なのですが、そう言うと、
蘭友たちに「やっぱり変態だ!」と言われます。


親木はすでに立派な覆輪になってますが、ちょっと下葉を傷めてしまってて、
展示できるように回復するには数年かかりそうです。












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