蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

えびね&セッコクの季節

2020年04月30日 | 庭の四季


庭のあちこちでえびねとセッコクが花盛りです。























庭に植える場合には、あまり花型が整い過ぎていない花の方が自然ぽくて好きなので、
こちらの花はわざと縁側からは見えにくい位置に植えてあります。





おふくろに
「まぁ、どういてもっとちゃんと見えるところに植えちゃらんがで(土佐弁)」と言われます。



小学生の頃には山で緑弁白舌のジエビネを見ることを夢見てましたが、
それは未だ夢のままです。


せめて庭で実現しようと植えたのは、伊豆産の・・・名前忘れてしまいました。







本当は佐川町産の銀鈴を植えたかったのですが、
これが探してもなかなか見付かりません。


同じく佐川町産の寒蘭の銀鈴は全国区の品種ですが、
えびねの銀鈴はずっと高知県内だけでもてはやされただけの品種だと思い込んでたので、
庭に植えたくて一昨年から探すようになってはじめて、全国区の品種だったことを知りました。

いつかぜひ庭に植えたいものです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キンギンソウ&レンギョウエビネ

2020年04月27日 | 庭の四季


あれから1年、温室の階段の上り口に植えてあるキンギンソウが、今年は4本、ズド〜ンと伸びました。

















昔は図体はでかいくせに花は小さくてつまらないランだと思ってましたが、
花がない時期の巨大ツユクサみたいなところも含めて、かなり面白いランだと見直してます。








レンギョウエビネはもっとズド〜ンといってほしいのですが、あまり代わり映えしません。











日照不足&肥料不足なので仕方ありません。


階段の脇で日陰なうえに、すぐ側にに植えたヒノタニリュウビンタイが
繁ってしまったのが原因ですが、そっちの方が貴重品なので仕方ありません。


独特な面白い花ですが、咲いたらすぐにしぼんでしまうんですよね。
もうちょっと咲いててもいいんじゃない?
って言ってやりたくなります。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南海雲酔

2020年04月26日 | 富貴蘭(縞)


アマミ系後冴え縞の南海雲酔です。



















やや樺色がかった黄縞で、奈良県産の雲酔に似た特徴なので、
この名前にしてますが、あまりばっとしない名前ですね。


アマミ系の縞の中には後冴え品種もいくつか見てきましたが、
その中ではこれが一番気に入ってます。


縞ですから当然、上柄の木がどんどん殖えてくれるわけもなく、
10年くらいは作ってるのに、まだ数本です。


まぁ、本来の富貴蘭の楽しみ方はそんなものですけどね。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

匂威

2020年04月25日 | 富貴蘭(覆輪)


我が家のフウランたちは春にはあまり植え替えてもらえず、文句を言ってますが、
それでも今年はアマミ系を優先に頑張って植え替えてます。


3年前にバラバラに割ってしまった匂威の株の我が家の元親木です。








この2つは子供たち








平成16年の九州大会で初めて見て衝撃を受け、その夜出品者の熊野さんに分譲交渉をしたことでした。


懇親会の後、熊野さんの好きなワインバーに席を移し、
さらに熊野さんの部屋で三次会をやって飲み明かしたことでした。


私が分けて欲しいと説得交渉したのに翌朝には、ホテルの部屋に連れ込まれて
飲まされ、高く売り付けられたなんて話がすっかり出来上がってました。


他人の噂話なんてそんなものです。


さてあの時の値段の30分の1くらいなり、すっかり手近な品種になりましたが、
私にとっては初めて目にした時の感動と夢中で交渉した思い出とともに、記憶に残る品種の一つです。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キリシマエビネ&ニオイエビネ

2020年04月18日 | 庭の四季



昨年よりもちょっとボリュウムダウンしてしまいましたが、
キリシマエビネが賑やかに咲きはじめました。















肥料をあげれはもっと賑やかになるんでしょうけど、ずぼらなものでたまに噴霧器で
フウランにあげる液肥のおこぼれがかかる程度です。



このあたりは40年以上前に甑島で採取された貴重個体です。





















花のサイズに対してデカ過ぎるだろと思える距が面白いですよね。



こちらは昨年サングリーンきむらさんか送ってきてくれた、
ずいぶん昔のキリシマエビネの銘品ですが、名前は忘れてしまいました。





ブルーがかった舌が素敵ですね。


こちらもサングリーンきむらさんか送ってきてくれたニオイエビネ「御蔵雲竜」







うっとりするような色です。



コオズは本当は植えるつもりはなかったのですが、せっかく一緒に送ってくれたので植えてあげました。




おまけのタイワンクマガイソウ





異彩を放ってます。


苔庭と呼んではいますが、すっかりランの庭になってしまいました。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする