蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

最近買ったもの④ 『鎧通し縞』

2020年09月27日 | 富貴蘭(縞)



最近と言っても春ですが、「鎧通しの縞の良い柄の木、急がないからよろしく〜」と梅ちゃんに注文したら、
なんと翌日「入ったから送るね」って連絡がありました。


今年中に、くらいのつもりでいたのに。さすがは梅ちゃん、仕事が早い。


翌日には届きました。
















ん〜微妙だなぁと思い「木はデカイけど、もうちょっと良い柄の木はない?」と言うと、
「鎧通しの縞なんてそんなもんだよ」って言われました。


ちょっと不満足ではありましたが、ほどなく子供が4つ出てきました。









親よりも良い柄の子もありそうです。



この品種は以前から興味はあったのですが、すごく欲し時期とそうでもない時期があったりしたので、
出会いのタイミングと気持ちのタイミングが合わなかったため、ずいぶん棚入れが遅くなりました。


交換会にあまり出て来ないようなこういった品種が欲しい時は、
やはり懇意にしてる業者さんがいると頼りになりますね。


子供が一人前の大きさになったら、古い尾張とか瑠璃の欅鉢あたりを合わせてみたいと思います。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キバナノセッコク 『安芸錦』

2020年09月22日 | セッコク・キバナノセッコクなど
























安芸錦は神衣と同じく縞品種なので、1株1株すべて柄が異なります。


普通の縞なら縞の多少の差だけなのですが、
発見当初から萌黄縞に黄縞や白縞を交えたような柄でしたから、
斑の質にも個体差があります。


こちらは蘭友の株















ん〜私の木よりも縞がよく割れた最上柄です。


今年は白っぽい縞が出てなくてちょっと物足りないですが、
神衣の冴えがイマイチなのと関係してるのかもしれません。


キバナノセッコクの縞品種は貴重で、名前が付けられているのは私が知っている限りでは、
神衣、安芸錦、土佐友禅の3品種のみ(斑縞を除くと)です。全て高知産ですね。
他にもありますか?あったら教えてくださいね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近買ったもの③『日月光の縞(実生)』

2020年09月21日 | セッコク・キバナノセッコクなど


7月に三香園さんのWEBショップでこの木を見付けて、
「覆輪に決まってくれそう?」ってメールしたら、
「毎度あり〜取っときます。」って返事が来ました。


決まるかどうかは作って確かめろってことのようです。


片側は覆輪になってくれそうですが、片側はまだあてにはならない感じですね。











まぁ、綺麗な木だし、派手になってしまってもすぐにダメになるようなことはないでしょうから、
暫くは楽しめるでしょう。


クロネコじゃなくて直接持って来てくれましたが、
「お金はいらないから、これと交換しよう!」と物々交換してくれました。


新しい木を入れる時に、富貴蘭は殖えた木を下取りしてもらいやすいのは、
ありがたいことですね。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近買ったもの②『三舟錦』

2020年09月19日 | 富貴蘭(縞)


TOKYO酒田さんからやってきた三舟錦です。







私はこの品種の存在を知りませんでしたが、錦水(玉金剛×青海)×青海の実生の中に出現した縞個体で、
名前は作出者のお宅近くの山ち因んだ名前だそうです。


おそらく青海の木姿に近いものの出現を期待しての交配だと思いますが、
見事に期待を裏切ってくれた品種でしょうね。


親木の錦水は、私は栽培したことはありませんが、登場してかなり経つので何度か見てて、
もうひとつ特色に欠けてるなぁ、と思ってました(ファンの方すみません)。


対してこの品種は、その辺のアマミ系には負けないくらいの
ボリュウム且つ引き締まった草姿で、特色ある品種です。


縞の継続も何となく良さそうな気がします。















5本立ちくらいになったら、素敵な鉢を合わせてみたいです。
ちょっと賑やかなデザインの欅鉢なんか似合いそうですね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キバナノセッコク 『神衣』

2020年09月15日 | セッコク・キバナノセッコクなど



あれから1ヶ月半、神衣の一番きれいな瞬間を撮ろうと思ってましたが、
今年はどうも冴えがよくありません。


でもこの株だけは冴えまくってます。









あのくらむことを忘れたかのような木です。


あまりにも緑が少なくて


大丈夫?


って声を掛けたくなるくらい白いですが、遮光なし(赤外線カットフィルム下)の状態で
焼けもなく順調に育ってます。

















他の木は今年は冴えがイマイチで、いつがピークかよく分からない感じでした。


あの経過紹介してる木は、特に天葉の夏冴えがイマイチです。











成長自体は悪くないのですが、イマイチ矢が太ってくれません。



このあたりが神衣として流通している、標準的な柄でしょうか。







蹴込み覆輪に蹴込み縞を交えます。


この株は追い子が出てるので、春ほどの冴えではないものの新芽の冴えと夏冴えが同時に楽しめます。



キバナノセッコクは木勢強くパワーが有り余ってる状態だと、
新芽がまだ完成していない状態で押し子をあげるようです。


ずっと、新芽が早く仕上がった時だけ秋芽が動くものだと思ってましたから、
保育園の頃から栽培してますが、今年はじめて気がつきました。




(もちろん1株じゃなくて集めて撮りました。)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする