蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

弓錦

2023年06月27日 | 富貴蘭(覆輪)


20数年前に、祐さん(故・杉浦祐典氏)に分けてもらった、
奄美産のチョイ柄の縞からここまでになりました。












今どき、この程度のアマミ系の覆輪なんて誰も注目しませんが、
自分にとっては祐さんとの思い出の品種ですから、どこにも出さずに大切に育ててます。


もとい、先日初めて一つだけ棚出ししました。


名前は、祐さんが縞の木に付けてた名前を覆輪になっても変えずに使ってます。


時が経つ程に思い出が深まるのは、年を取った証拠でしょうかね。




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吟月

2023年06月25日 | 富貴蘭(覆輪)


先月、三香園WebShopで懐かしい品種を見付け、急いで注文しました。















アマミ系の実生品種としては、旭日なんかと同じ頃の古い品種です。


当時、どちらも魅力的で、どちらもいいお値段でした。


初めて見た時すぐには買えませんでしたが、吟月の方を注文して、
2年くらい待ってやっと小さな子供を手に入れました。


しかし、小さい上にかなり派手な子供で、
じり貧になって枯れてしまい、
それ以来縁がなくて20年ぶりくらいに手に入れることができました。


古い品種のくせにほとんど見かけないのは、かなり木勢が弱いのでしょうか。


でもこの木は丈夫そうで、いい買い物ができました。






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ぶっとい根

2023年06月23日 | 富貴蘭(豆葉)


凄い太さです。












一昨年、酒田くんが伊豆の竹の子村から運んでてきてくれた、紅玉です。



雷門の親戚でしょうか?履歴書は付いてなかったので、情報がありません。


30年前には、紅竜丸(こうりんまる) が富貴蘭中一番根が太いと言われてましたが、
こんなのが出てくると足元にも及びません。


根まで楽しむ富貴蘭の、昭和にはなかった楽しみ方ですね。








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伸びないルビー根

2023年06月20日 | 富貴蘭(縞)



あれから1年、宮崎産の黄縞、綾簾です。
















美しい濃いルビー根を出しますが、直ぐに伸びなくなるため、
泥根がバランスよく出てくれないと、この長大な葉を維持することができません。










泥とルビーが縞状になってる根は、ルビーの部分に急ブレーキがかかってしまうため、
クルックルと曲がってしまいます。


気に入ってるので、もう一鉢欲しいと思っているのですが、
ほとんど見かけないんですよね。


どこかに大株があるのかな?


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キバナノセッコク新芽

2023年06月19日 | セッコク・キバナノセッコクなど



暫くキバナノセッコクを紹介してませんでしたね。


新芽が勢い良く伸びてます。




もうかなり暗んではいますが、桃子の新芽の魅力は格別です。










こちらは名前は付けてませんが、地元産の素心で、
まるで桃子の素心バージョンです。





神衣も、もう暗みかかってます。





でも、この品種は夏からが本番です。



風羅坊は、また違った魅力の特別な品種です。

















安芸錦





土佐友禅





星降神苑





舞鶴




どれも特別な品種ですね。


コメント (2)
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