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蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

女雛

2025年08月03日 | 富貴蘭(花)









実物を見るのは初めてです。


蕾が膨らむにつれ、「こりゃいったいどんな花が咲くんだ?」と思わせる姿と色で、色自体は開く前にピークを迎えてスッと薄れ、花弁の内側の着色は少ないですが、それでもこの色です。

















この手の品種には疎くて、「天紅梅だけの血でこんな花が咲くだろうか?洋蘭の血は感じられないし」などと思い巡らせていましたが、
気になって聞いてみたところ、朱天王の血が入ってました。


私は幼稚園児の頃からの交配遊びに始まり、趣味でも仕事でも花や野菜の育種をしてきましたが、
この品種には脱帽です。




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猩々の縞

2025年08月01日 | 富貴蘭(花)











紅華殿の特徴である丸止めの直刀葉と比べると、普通の木姿で、縞の色も普通に冴えてる白黄縞です。



花色はこちらの方が、多少着色部分が多いように思いながら撮ったのですが、
画像を見ると、そうは見えませんね。




私の好みからすると、こちらの木姿に紅華殿の縞が流れてくれると、
より素敵に思えるのですが、欲張り過ぎですかね。



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紅華殿

2025年07月30日 | 富貴蘭(花)

毎日毎日毎日、暑いですね。
我が家のフウラン温室も、初めて33℃を記録しました。


先週の撮影ですが、赤花の縞としてはレジェンド的品種の紅華殿です。












私の記憶が正しければ、高知県で作出された、朱天王セルフ実生の渋い色合いの縞です。


初めて買ったのは20年以上前ですから、たぶん10鉢くらいはあるはずですが、
柄がイマイチだったり、柄が抜けた株が多いです。


ですから庭木に付けたり植え替えてなかったりで、まともなのがなかったので、
先月、三香園WebShopで見つけて購入しました。


なかなか良い柄です。









安価で楽しめるようになりましたね。


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情熱(本物の緋燕)

2025年07月17日 | 富貴蘭(花)














愛知の伊藤さんが作出された、朱天王✖猩々の中からの選別個体です。


伊藤さんが緋燕と名付けられ、30年ほど前に直接分けていただきました。


系統名ではないため、兄弟実生はこの名前ではないのですが、それらを買い出された業者さんが、
勘違いされて すべてを緋燕の名前で販売されたため、本物の緋燕はその波に飲み込まれてしまいました。


さらにそこに、朱天王セルフ実生の大型の木までが混入しているように思われます。



私が本物を見たのは清水会長の棚くらいしかないことからも、おそらく緋燕のラベルが立てられている9割以上、
10割に近いものが、兄弟実生の方だと思います。


交換会で今さら「これは緋燕じゃないです」なんて言いにくいので、我が家では本物の方を情熱と名付けてます。
ただ、名付けてから20年以上経ちますが、この名前で展示したことも、交換会に出したこともありませんので、我が家での名前です。


本物と兄弟実生の決定的な違いは、ゴツさにあります。本物はただ大きいのではなく、ゴツいです。









植え替えもせずに肥料もあげてない我が家の姿ではあまり参考になりませんけどね。

コメント (2)
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紅玉&雷華

2025年07月09日 | 富貴蘭(花)













紅玉の花は濃くはないですが、白い部分との対比と豆葉としての魅力は、ポイント高いと思います。


こちらは昨年、雷華と名付けた木です。











豆葉としてのポイントは高くないですが、花色の濃さと根の美しさが魅力です。


ただ、このタイプは次々と名前付けても果てがないようにも思いますが、どうですかね。


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