1ヶ月前に撮って、出し忘れてました。


あれから7ヶ月、いつまでも「羆の光別品の親」「青光墨黄縞」ではかわいそうなので、
名前を付けてあげました。
あちこちで紹介されてますから、もう皆さんご存じかと思いますが、
黄煌墨(きこうぼく)、と読みます。





ちょっと暗かったですね。

「早く登録しよう!」「いや、まだ先でいいよ」と仲間たちの間で盛り上がってます。


宮崎産の散斑縞、天童宝です。



こちらも福ちゃんの遺品です。
三香園Webショップに出ていたので、「福ちゃんの?」と聞くとそうだったので、即注文。
「もう一つあるけどいる?」と言われて、「いるいる!あるだけ全部いる!」と言ったけど、2つしかありませんでした。
「今どき、何でこんな品種を?」と言われそうですが、私の目線では素晴らしい品種ですし、
長谷さん➡高野さん➡工藤さんと関わった方々が、私の中での価値をさらに高めてます。

一見、青軸素心のように見え、前回は青軸と紹介してしまいましたが、根先には微かに泥を感じます。



青軸に見えるので「青軸だけど素心ではない」、と表現してもいいのかもしれませんが、
ややこしいですね。
それにしても、福ちゃん家には我が家から行ったはずなのに、
我が家のよりずっと立派な木です。


徳島県山城町産の特殊芸品種、神領辻ヶ花です。









神領の呼び名もありますが、縞の木が神領、
総柄の木が神領辻ヶ花なのかな、と思ってます。
初めてこの品種を見たのは徳島の蘭友の棚で、もう30年近く前のことです。
ものすごく高い評価をされていると聞いていましたが、その時にはそれほどの木だとは思えず、
「あげると言われても、それほど欲しいと思わないけど」と言うと、
「心配するな、殖えても絶対にやらんから!」なんてふざけあったことでした。

当時はその個体しか現存しないとのことで、一時は絶滅が危惧されていましたが、
蘭友が苦戦しながらもなんとか殖やして絶種は免れたようです。
それが昨年末、思いもしなかった形で、我が家にやって来ました。
今見れば、なかなかに魅力的な木だし、蘭友の遺品という、特別な木です。


あれから7ヶ月、綾産の白黄縞、綾簾です。






赤味の強い軸元と




美しいルビー根がチャームポイントですが、
残念ながら黒っぽく写ってしまってます。


実生全盛時代ですから、直さら、新しくはないけど埋もれてる品種にも、
スポットライトを当ててあげたいですね。
