蘭の国から

自生地や我が家の蘭の生育日記など

アンケート

2018年05月29日 | 富貴蘭(縞)



大会で配られた、好きな富貴蘭アンケート用紙を持ち帰ったままになってる方は、
すぐに書いて投函しましょうね。

これは栃の葉書房さんのためとかじゃなく、アンケートをもとに
面白い記事が出来る訳ですから、富貴蘭界のために協力しましょう!

という私もすっかり忘れてて、今日出しました。



さて皆さんはどんな品種を選びましたか。急に聞かれると悩みますよね。

未登録品種の柄物の中の一つに、私はこの品種を選びました。



紀州白王です。



初めて見た時から、濃紺の葉に雪白の斑縞。剃刀で削いだかのような、
シャープかつ揺らぎのある葉に魅了されました。
















今までに何度何本買ったかわからないくらい買ってて、
昨年もこの株ともう一つ、2株購入しました。











この品種の身上はなんと言ってもその野趣にあり、
柿の木に着いてる姿を想像しても、違和感がありません。

今年は実際に庭木に着けてみようと思ってます。



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薩摩大黄

2018年05月01日 | 富貴蘭(縞)


あれから3年5ヶ月。以前と比べると親木は地味に子は派手になってしまっています。





株分けはしましたが、相変わらず、なかなか殖えてはくれません。
もう最近は、別に殖えなくてもいいや、なんて開き直ってます。

富貴蘭の師匠から譲っていただいた思い出の品種ですから、の〜んびり楽しめたらいいかな。


黄縞なんだけど、棒縞に斑縞を交える点では、冠雲峯とちょっと似ています。















変化の見られるタイプではありませんけど、特別好きな縞の一つです。

殖えないうえに、なかなか良い柄の子を生んでくれませんから、
3歩進んで2.9歩下がるって感じです。

あ、3歩進んだことなんかないか。

錦織と比較するとこんな感じで、かなり大型です。



日本中を探せば、この品種のように殖えないがために表に出て来ない品種が、
世の中にはまだまだあるのではないでしょうか。



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養老

2018年04月09日 | 富貴蘭(縞)


久しぶりの富貴蘭ですね。





マニアックで地味な縞の養老です。







萌黄と黄の中間のような色合いで、個人的にはかなり好きな色です。



















やや大型で、ゆったりと湾曲する葉姿と、赤く染まる軸で、他品種との区別は容易です。

来歴はわかりませんが、私がはじめて見たのは25年ほど前、雅草園さんの棚でした。
養老の名は長谷さんが付けられたのではないかと思ってます。

もうそんなに経ってるわけですから、もっと見かけてもよさそうなものですが、
めったにお目にかかることはありませんねぇ。

柄の継続が悪いため、縞の個体が少ないからか、また一般的にあまり評価されそうにないから
交換会に出てこないのかもしれません。

派手目に移行すると、縞がなくなり幽霊地となるので、そういう木の方が多いのかも。

上柄の縞はなかなか殖えてくれませんから、交換会に持って行くことなど、一生なさそうです。

アマミ系以外の品種も根が伸び始めましたが、植え替えはまだほんの少ししか進んでません。






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瑞穂

2018年02月03日 | 富貴蘭(縞)


先日来られた方に、これって何です?って聞かれました。





ちよっとややこしい品種なんですよね。

もともとは高千穂の縞として売買されたものと思われます。
それなら天領でしょ、と思うのが普通かもしれませんが、ちょっと違うんですよね。










ちょい後冴えですね。向かって左が天領です。



付けはこちらが瑞穂



こちらが天領



初めて見ると「アマミ系かな?」って感じもしますが、決してアマミ系ではありません。
「じゃあ、天領?」ってことになるから、ややこしいんです。

これがどんどん殖えると面倒なのですが、良い柄の木はなかなか出てくれません。

この子は珍しく良い柄ですが、







こっちの木の子は派手めと地味地味です。







なかなか殖えないから、我が家の棚でほったらかされてる感じです。

元々欲しくて買ったわけではなくて(安くなかったし)、勉強だと思って買いはしたものの、
正直「こんな面倒な品種は存在しなけりゃいいのに」なんて思った時期もありました。

今はそこまでは思ってませんから、このままひっそりと作ってようと思います。

今回は品種の紹介というより、世の中にはそんなのもあるんですよ〜って紹介です。


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瑠璃晃

2017年10月26日 | 富貴蘭(縞)



山口県産の黄縞、瑠璃晃です。











一昔前には、未登録の縞もの品種はどれもそれなりに評価され、この品種もそこそこの人気があったように思います。

でも正直に言うと、私は「泥が少ないだけで、羅因の光と大差ないじゃん」と軽視してて、作ってみようと思いませんでした。
(大事にしてる方ごめんなさい)

この株は一昨年、大先輩の棚にあったものを、「あなたの作ってた株なら作りたいので、譲ってもらえませんか」とねだって、
そっくり持ち帰りました。


かなり良い柄です。













際立った特徴はありませんが、良い柄の木を見ると、ん〜結構良いじゃん、とよく手に取って見てます。

準青軸といった感じで、花軸も青く見えますが、節の部分には着色が見られます。



ほんのちょっとですけどね。

品種の区別には、微細な特徴であっても栽培環境に左右されないところが重要なポイントだったりするんですよね。


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