蘭の国から

自生地や我が家の蘭の生育日記など

日輪富貴

2017年02月27日 | 富貴蘭(覆輪)


富貴の光の縞が覆輪に移行した、日輪富貴です。



先日の肥後天龍とは打って変わって、こちらは元から先にかけて葉幅が一定で、
葉先が丸いわけではないけど、丸みを帯びた印象を受けます。

これで筬がきつくずんぐりしてると、きっと不格好に見えるでしょう。
筬がゆるく縦長で、このスタイリッシュな姿が身上です。









この子は縞に戻ってますね。

本来の私の好みの姿とはちょっとずれているのですが、不思議と曳かれるんですよね。
この品種は目の前を通過しようとする度にパクパクッと食いついたので数株あり、
数本子付きになっていたのもありましたが、子供を外してすっきり、です。






こんな感じの源平風な富貴の光は、一気に覆輪になってくれる可能性があります。

まあ、あくまでも可能性の話であって、上柄の縞でもその可能性があるわけで、
源平柄も捨てたもんじゃないよってことです。







子供はユウレイですが、未練がましく、外さずにおきました。

この品種も10鉢目標です。


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肥後天龍

2017年02月24日 | 富貴蘭(縞)


熊本産の黄縞、肥後天龍です。





黄縞品種では一番のお気に入り品種です。

何でそんなに好きなんだろう?と自己分析してみますと。
まず葉姿がいいですね〜。

力強く且つ優雅にうねりながら湾曲する葉姿。
このうねりと湾曲によって、時折葉縁にひだ状の部分が見られます。
これは八十宮錦と共通の特徴です。







写真では分かりづらいですね。

葉幅が広いうえに葉先が丸みを帯びてると、鈍くさい感じになりますが、
この品種は葉先がシャープで、品の良さが際立ちます。

こちらは別の株です。









葉幅もただ広けりゃ良いってわけではなく、
葉先から3分の1くらいのところがグッと広いのがチャームポイントです。


斑の色もしっとりとした色合いで、覆輪になるとまた格別の色合いです。







20鉢くらいは並べて作りたいし、覆輪も5本くらいは完成させてみたいと、まぁ10年計画ですね。



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阿波墨錦

2017年02月22日 | 富貴蘭(縞)


あれから1年半、徳島産の墨流し黄縞品種、阿波墨錦です。



ぱっと見は黒牡丹の黄縞にしか見えません。









ルビー根は出ないんですけどね。
今のところは。


でもいつかは白黄縞や白縞を生んで、ルビー根も出して、
ちょっとしたグループを形成するのではないかと思ってます。

50年後くらいかな。


さて墨を伴った縞(紅牡丹の縞や摺墨の縞はまた別の部類になります)に共通する特徴として、
どうしても縞の面積が増える程、墨は減ってしまいます。

そんな中この木は良いバランスを保ってます。









こちらは墨ばかりの木









葉の表面まで、墨がべったりです。
目立たないですが、その中にもしっかり縞の入った木もあります。





こちらは墨がごく僅かな黄縞の木。





私は持ってませんが、墨の全然流れない木もあるそうで、
もうすでに多少の系統分離が始まっているのかもしれません。



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真冬の庭

2017年02月19日 | 庭の四季


一年のうち一番寒い季節に、微かな春の足音を感じさせてくれる花が、バイカオウレンです。





年明けからぽつぽつと咲きはじめ、3月まで次々と咲いてくれます。


個体ごとに違う顔をしてて、見てると顔がほころびます。















牧野博士がこよなく愛した花で、牧野植物園のシンボルマークにもなってます。
最近はシコクバイカオウレンという分類がなされてて、これらもシコクが正しいのかもしれません。

葉っぱも可愛いんですよね〜





我が家のシンボルマークでもあります。






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白桃冠

2017年02月17日 | 富貴蘭(覆輪)


アマミ系の特殊な覆輪、白桃冠です。
あれから11ヶ月、やっと植え替えの順番がまわって来ました。









三年は植え替えてない気がします。

植え込むのが大変そうなので、えい!割っちゃえ!と力を入れた瞬間、
植え替えを手伝ってくれてた蘭友に、割るな!と言われ、そのまま植え込みました。



この株は三年前の全国大会に出品した時が株としてはピークで、
我ながら最高の作品が出来たと、悦に入てました。
栃ノ葉書房の富貴蘭の本、40ページに掲載されているので、見てみてください。

よく考えると、展示に使った鉢もこの株を入れるために買ったもので、
他には使いにくい鉢ですから、やっぱり割らなくてよかった〜。

でもちょっと形が崩れて来てます。




そこで、串で修整。





うん、上出来!


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