蘭の国から

自生地や我が家の蘭の生育日記など

音羽

2014年05月31日 | 富貴蘭(高知産)


今日は芸西村のとなり町、夜須町産の変わった中斑、音羽(おとは)です。

夜須は芸西とはまたちょっと違ったタイプの斑入りや豆葉、針葉とバラエティーに富んだ品種がいくつも出てます。




この音羽は細かい縞が集まったような中斑です。

一般的に中斑は地味な子を生みやすく、この品種もはじめて見た時には、青をどんどん生むだろうと思ってました。

ところがもう20年は栽培していますが、全く柄狂いがありません。

私の知る限りではこんな品種は他に見当たりません。




葉型はやや小振りな立葉で、子吹きが良く株立ちになりやすいです。




柄は上から見ると単なる中斑ですが、




正面から見ると細かい縞が集り、腰斑のような雰囲気にも見えます。



この木の名前は、この細かい縞を音符の五線に見立てて名付けました。



何を思ったのか一人だけもう花を咲かせてます。花も小型で、可愛いやつです。


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土佐錦

2014年05月30日 | 富貴蘭(高知産)


今日は芸西村産の土佐錦です。





細身の黄縞で、素直な木姿をしてます。


クセの強い月破などと比べると物足りなさも感じますが、





芸西産の縞の中では最も黄色い縞だと思います。





しかしながら、ここまで縞が出ると、墨がほとんど引っ込んでしまい表に出てきません。





まあ、墨だけで縞のない木が多い品種ですから、贅沢は言えませんね。





ただ残念なことに、この品種、早くに高知から出てったようで、地元にはあまり残っておりません。


芸西からは魅力的な品種がいくつも出ていますが、それに紛れてその何倍もの紛い物が流通しています。


ニセモノを掴まされないように是非気を付けたいですね。

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久礼の神社のフウラン

2014年05月29日 | 自生地

先日、お散歩がてら中土佐町久礼へ行きました。


海辺の直ぐ近くに神社があり、


神社の境内に沢山自生するフウランを見ることができました。





観光客が鰹を食べに集まる中土佐町久礼、大正市場のすぐ側です。





大正市場の中





神様に守られて誰も採らないんでしょうね、あちこちに着いてます。





マメヅタと苔の中に着いてるのから





苔すら生えてない木に着いているのも。





斑入りがあったら困るなぁ、と思いながら見てましたが、幸い青っ葉しか見当たりませんでした。





高知市のど真ん中、高知城の松の木にもフウランがいっぱい着いてますので、


高知に来られた際には、おいしい鰹のタタキを食べて、フウランを見て帰ってください。

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金牡丹 A

2014年05月28日 | 富貴蘭(金牡丹・黒牡丹)


今日は金牡丹です。





金牡丹は幾つか栽培していますが、その中で最も白くはぜるタイプの金牡丹です。

15年ほど前、和歌山の大棚からやって来ました。







やや小振りで愛嬌もよく、チラチラと縞も





プクッと竹の子のような子供が出てきてます。


健康優良児みたいで、可愛くてたまりません。





金牡丹や黒牡丹は、各々個体により顔が異なります。


しかし当初は、棚や作によるものが大きく、同じところで10年も栽培していると、


だんだんと似た感じになるのではないかと思っていました。


が、さにあらず。


棚や作、そしてなによりも系統による差が明らかに出ますね。







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黒牡丹 A

2014年05月27日 | 富貴蘭(金牡丹・黒牡丹)



本日は、黒牡丹です。





いくつかある中でも特に気に入っている系統の黒牡丹です。


ビックリする値段でしたが、もっとビックリするくらい、良い子を生んでくれます。




この木は、特別縞が出やすく、またいろいろ変化するタイプのようです。





この子は月笙冠タイプでしょうか。





一般的な縞は派手になると金牡丹になりがちですが、この系統は縞の継続抜群で、


稀に金牡丹へと移行しても普通の金牡丹は1本も生んでいません。





撮影しているとアタリを見つけました。


毎回、出て来る子供が楽しみです。



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