蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

月影

2015年01月30日 | 富貴蘭(覆輪)

今日はアマミ系豆葉萌黄三光中斑の月影(つきかげ)です。



母種は徳之島産の海皇丸です。美咲園さんが命名され、園の看板品種の一つです。たぶん。
初めて目にした瞬間ドキッとして、すぐに予約して数年待ったことでした。
控え目な色合いとコンパクトな姿がいい感じです。





土台が海皇丸ですので、無地葉ならゴツイ感じになるのですが、この落ち着いた斑色によって、穏やかに輝くようなしっとりとした雰囲気になってます。
ピッタリな名前が付けられてますよね。







生長は意外とゆっくりで、やっと割れるくらいになってきました。
地味とは言え斑の部分の面積が大きく、紺が少ないためでしょう、のんびり楽しみたい品種です。





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ちょっと遅い新年会

2015年01月28日 | いろいろ

先週末は讃歌さんちに集まり、新年会でした。

風蘭三昧さんと実幸園で落ち合って、一服してから向かいました。
残念ながら実幸園さんは欠席です。こういった場合、欠席者は必ず酒の肴にされます。


讃歌さんちの玄関脇には大きなリュウビンタイが植えられています。





その下ではエビネランが元気に育ってます。たぶんこれも大名品なんでしょう。

リュウビンタイは高知にも自生していて、生い茂った谷は恐竜が出て来そうな雰囲気で大好きです。
兵庫県だと冬場は寒さで葉が枯れるのかと思いきや、全く傷みもしてません。

床暖房の熱が地面にまで伝わってる訳ではないと思いますが。



玄関を入ると例の水槽が迎えてくれます。





讃歌さんちの棚下は私の大好きなシダがいっぱいで、羨ましい環境です。



一番好きなシダ、タキミシダです。



もうすでに主だった植え替えが終わっており、すっかり春らしい雰囲気に。





それに比べて我が家は・・冬場はカンラン、春先は盆栽の植え替えが優先なので、いつもフウランは3月下旬からやっと植え替えです。

遊びに行ってどころじゃないのですが、役員会があったし、それだけじゃつまらないので、讃歌さんちに集合しました。
後から風蘭堂さんも合流し、新年会です。そう言えば彼のブログはいつぞやの秋期大会からずっと冬休みしてますね。

欠席した実幸園さんの噂話に花が咲き、今年はワインで夜がふけました。



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綾鷹

2015年01月25日 | 富貴蘭(覆輪)

今日はアマミ系小型墨流し萌黄覆輪、綾鷹(あやたか)です。



あれから4ヶ月、1枚半程展開したくらいです。この小さくて先尖りのピシッとした感じが大好きなんですよね。









昔から萌黄系の縞や覆輪が大好きでしたが、最近はもう一捻りないと物足りなくなってきてしまいました。
どんどん贅沢になっていけませんね。







気に入ってしょっちゅう手に取って眺めてますがまだ化粧鉢に入れたことはなく、今年はじつくり鉢合わせを楽しんでみようと思ってます。
ちょっと変わった雰囲気の木が、ピタッと鉢合わせが決まった瞬間は快感なんですよね~



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松園

2015年01月22日 | 富貴蘭(覆輪)


今日はアマミ系松葉白散斑覆輪の松園(しょうえん)です。











一昨年、美咲園さんからやって来ました。
命名も美咲園さんです。大観に対して松園、ってことですね。松葉の松でもあるし、両方にかかってて良い名前です。
先日の本の解説には松園が大観の弟子だと書いてしまいましたが、とんだ勘違いでした。恥ずかしや。

このタイプの中では葉質が硬く、葉姿も、ピチッとしてクリッとした感じで、引き締まった印象です。







美咲園さんから、絶対あなたの好みですからとお薦めの電話があり、モノも見ないで買いました。
好みを理解してくれてる業者さんだと話が速いです。

好きなんですよね~このタイプ。




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隼鷹

2015年01月20日 | 富貴蘭(縞)
今日はアマミ系慶賀柄の隼鷹(じゅんよう)です。



一昨年だったか、もう一年前だったか、最近何かと記憶が曖昧です。
讃歌さんちからやって来ました。
讃歌さんちの親木はこちらをごさんください。

初めて見た時には、覆輪に固定したら素晴らしい品種だなと思いましたが、なかなかそうはならないようで、
そういったところまで慶賀に似ているようです。













もちろん覆輪は覆輪でいいですが、このタイプの覆輪は大観を筆頭に数種類存在するので、縞の慶賀柄の品種の方がかえって貴重とも言え、
このままでもいいですね。

にしても讃歌さんちに比べて我が家の木の生長の遅いこと遅いこと。



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