蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

青海波その1

2018年02月28日 | 



欅鉢の代名詞と言えば、何と言っても青海波の透かし鉢でしょう。
青海波でも初期はシンプルな透かしが主流でしたが、次第にお洒落度を増して、
二重透かしや絵付けとの組み合わせなど、バラエティ豊富になりました。


















100年後の富貴蘭界では、昔はこんなすごい鉢を作る人がいたんだ、羨ましい〜と言われると思います。



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古楽鉢

2018年02月24日 | 


まだランの写真が撮れていないので、今日もテレビの前の鉢です。









すごくモダンな印象を受ける絵柄ですが、結構古い楽鉢だと思います。
20年以上前に、大阪の大先輩から譲っていただきました。

古楽鉢としては初めて手に入れた鉢だったと思います。

これを見た時には、「え?!これが古い鉢?このモダンな絵柄で???質感は古い感じがするけど・・・」と、
知識もなけりゃ、古鉢をあまり見たことない私には不思議に思えたことでした。











また譲って欲しいとは思ったものの、どのくらいの価値のものなのか皆目見当も付かず、
欲しい値段を言ってみなさいと言われて、困り果てたことは覚えてますが、
結局幾らで譲っていただいたのか忘れてしまいました。


根拠はありませんが、何となく昭和や大正の鉢ではないと思います。
どんな人たちが、どんな使い方をしてたのか、想像すると楽しいですね〜。





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春の準備

2018年02月21日 | いろいろ



週末はほとんど家にいたのですが、色々と忙しく、またランの写真は撮れませんでした。
色々の大半は、この季節次々と届く庭植え苗の植え付けです。

球根や宿根や苗木と色々買っては植えてますから、我が家の庭は樹木類よりも
草の方にお金が掛かってます。

先に植えてある落葉性の球根や宿根を傷付けないように、
新たに植える時には掘らないで、移植ゴテを差し込んで、こじ開けた隙間に苗を差し込んでます。

その甲斐あって、庭では年中何かが咲いています。



竹内まりやの'人生の扉'に「〜満開の桜や、色づく山の紅葉を、この先いったい何度見ることになるだろ〜」
という歌詞があります。

これを聞いて、野山の花を見るのが大好きな両親や親戚の伯母たちに、野山に咲いているかのような風情で、
山野草の花たちを年中見せてあげようと思ったのが、私の庭作りの原動力です。

かなり良い感じ〜に出来てると、自画自賛しております。



え〜っと、花の写真がないので、テレビの前に置いてある、桜の絵付けがなされた古楽鉢です。










やけに寒い日が続くけど、今年の桜はどうかなぁ〜





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思い出の鉢

2018年02月17日 | いろいろ



なかなか明るいうちに写真を撮れないので、また鉢の写真です。


鉢の種類や、どこで作られたものなのかは分かりません。中国鉢でしょうか?





この鉢を初めて目にしたのは、先日ご紹介した、黒崎先生のお宅にお邪魔した時のことでした。

部屋の隅にぽつんと飾られていました。
















中国春蘭の中で翠蓋が一番好きな私は、この鉢を一目見た瞬間に翠蓋が植えられている姿が目に浮かび
「翠蓋を植えたら素敵ですね」と独り言のようにつぶやくと

黒崎先生がニコニコしながら、「この鉢は翠蓋を植えるために存在する鉢だと思ってます」と仰いました。
以前は実際に植えてあったとのことで、見てみたいなぁ〜と想像したことでした。

その時はなんて素敵な鉢だろうとは思いましたが、さすがに図々しい私でも譲ってほしいなんて言えるはずもなく、
また言ってもその可能性がゼロであることは明白でしたから、欲しいという思いすらありませんでした。


あれから二十年・・・くらいかな


四年ほど前だったと思います。華幸園さんから、先生宅に最後まで残されてた鉢が一つ手に入ったけど、
欲しかった目当ての鉢は手に入らなかったとの連絡がありました。

あまり期待せずに見に行ったところ、そこにあったのは・・・

言葉もありませんでした。

昭和57年発行の東洋蘭譜にこの写真が掲載されているのに気付いたのは、
それから少し経ってからでした。









私もいつかこうやって植えて楽しみたいと思います。



コメント (2)
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牧野植物園ラン展

2018年02月13日 | 牧野植物園





年寄りを引き連れて見に行ってました。
今年は香りがテーマです。



入ってすぐのこのミニ温室ディスプレイが素敵です。





中身のパフィオも素敵ですが、キューガーデンのパームハウスのようなこのミニ温室自体に、
ときめいてしまいます。



香りがテーマなので、写真では伝わりませんが、こんな感じで香りを楽しむことができます。











個人的にはパフィオの原種が好きなんですよね〜














ランではないですけど、恒例のスパイダーマンもお出迎え。






















充電し忘れて、撮ってる途中でバッテリー切れになってしまいました。

続きは皆さん実際に行って見てください。今月25日までやってまぁ〜す。



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