蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

大量のフウラン

2019年06月30日 | いろいろ


子供の頃、我が家にはよく怪我をした鳥や動物が持ち込まれ、
元気になるまで世話をすることがしばしばでした。

なぜか親父には動物がよくなつき、専門知識なんかないのに、
治療することにも長けてました。

今思えば、何でみんな我が家に持ち込んでたんだろ?
普通に考えたら迷惑なことだよなぁ、って不思議に思えます。

今ではそんなことはなくなり、子供の頃の思い出です。

その代わり、今では植物が持ち込まれることがよくあり、
そのほとんどが伐採されたり剥がされたり落ちたりした着生ランです。

それらはそのまま放置されれば枯れてしまう運命ですから、
助けてあげるのは良いことだし、好きな植物ではあるのですが、
数が多いと着けるのが大変で、我が家の庭木にはもう着けられるスペースが
無くなってきました。

昨年はキバナノセッコクが沢山やってきましたが、今年はフウランの年のようです。













日陰で育ってることから、常緑樹に着いていたことが、
根に付いている皮から針葉樹に着いていたことが分かります。









昨年セッコクを着けまくったラカンマキには、今年はフウランの花ものと富貴蘭、
そして冬の間にやってきたキバナノセッコクをこれでもかってくらい着けたので、
もう隙間がないくらいになりました。













残るはこのアラカシしかありませんから、ちょっと着けるのが大変だけど、
頑張って着けなくちゃ。





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白珠殿

2019年06月28日 | 富貴蘭(縞)


あれから2年2ヶ月、相変わらず覆輪には成りきらず、微妙な柄を保っています。











既存の登録品種には無い特徴を持った素晴らしい品種だと思うのですが、
上柄の木は少ないのでしょうか、よく見かけるのはチョイ柄のものが多いです。

もっとも、この木は普通に縞として見た場合には、見た目には綺麗だけど
作るのには派手過ぎると言えるでしょう。











でも別に殖やしてどうこうって考えなければ、派手めな縞の株立ちはキラキラしてて間違いなく綺麗です。

さてこの白珠殿、近畿風貴蘭会で登録された際には、以前紹介したように
後の白涼殿が混同されていたそうです。

今見比べるとぜんぜん似てないと思うのですが、不思議なことです。

そして今私の中では、白珠殿のラベルの木はすべて同じ品種なのか?
といったの疑問が生じています。

中には黄味を帯びた縞も見られるし、無地でも立葉のものと姫葉のものが見られることから、
普通なら同一品種とは考えにくいです。

でも私は今のところ同じものだと思ってます。

根拠はありません、ただ何となくです。

しかし、いつも我が家の棚を見てる蘭友は「これが同じ品種なはずがない」と言います。





さてどうでしょう?

謎があると楽しいですね〜。






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大波青海縞

2019年06月26日 | 富貴蘭(縞)


あれから1年、だんだんと柄が寂しくなって来てる大波青海縞です。













寂しいながらも細かい縞は流れてるので、ちょっと悪くなってはいますが、
欲を言ったところで、縞なんてそんなものだと思うようにしてます。















悪くなり過ぎたら、また実幸園さんに頼むか、三昧さん家のが殖えるのを待とうかな。


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キバナノセッコク八重咲き 『西郷どん』

2019年06月24日 | セッコク・キバナノセッコクなど


奇妙な花がいっぱい咲き始めました。







八重咲きとしてますが、子宝咲きが正しいのかな?













しかし本当に変な花です。

肉厚で濃緑の蕾がブラブラと垂れ、笑うように花開くと、
まるで生首がぶら下がってるかのようです。


なんて言っちゃいけませんね。
西郷どんが笑っているかのようです。


この花なんか、小さい舌が2枚きれいに並んでます。






どんなになってるのか分解してみました。










猟奇殺人現場みたい。






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神威

2019年06月21日 | 富貴蘭(覆輪)











あれから4年1ヶ月、と言っても、同じ株ではないかもしれません。

大波青海実生の三光中斑、神威です。


私が富貴蘭に夢中になりはじめた頃は、三光中斑(二重覆輪)芸と言えば西出都以外には
あまり目にする機会がありませんでしたが、今では色んな品種が楽しめます。

西出グループの中から銀世界に続き玉錦、さらには西鶴が出現しました。

他にも三光中斑の優れた品種が幾つも登場し、古都の雪は登録にまで至りました。

そんな中、今あらためて我が家の棚を見回して、三光中斑の代表と思うのは、この神威です。











まだ高いと思われる方もいらっしゃるでしょうけど、私が買った頃と比べると
十分の一以下と買いやすくなりました。

以前の私は'気に入ったものは3鉢買う病'にかかってましたから、どえらい買い物をしましたが、
今は値ごろ感がある品種だと思います。

いつの日か銘鑑にも掲載してあげたいですね。






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