蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

玉鏡

2015年12月31日 | 富貴蘭(豆葉)


玉金剛から産まれた三光中斑、玉鏡(たまかがみ)です。





萌黄好きにはたまらない柄行きで、このタイプの中では抜きん出た品種だと思います。
親木になっても覆輪に成り切らずに、三光のままなところが、ポイントです。











葉姿は母種よりもやや葉先が尖り、やや折り下げた葉を交え、品の良さが際立っています。
この株は本数は立っているものの、全体のバランスはイマイチなので、春には割ろうか割るまいか、悩み処です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金剛宝

2015年12月30日 | 富貴蘭(豆葉)

金剛宝です。



あれから6ヶ月、かなり金剛冠になって来ました。





買った時から、何時かはなってくれるだろうと思ってましたが、まさかこんなに早く変身するとは。
派手な子もありますが、上柄の縞もあり、このまま行ってくれると形の良い株になりそうです。







もちろん割らなければの話ですけど。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫水晶

2015年12月29日 | 富貴蘭(覆輪)


久々の富貴蘭ですね。
一昨年、秋田に遊びに行った際に頂いた紫水晶です。



水晶覆輪に墨が流れる、驚異の品種です。









墨マニアの私にとっては、究極の品種の一つです。

三昧さんはもともと美咲園さんから購入されたそうですが、一つしか無いものをよく美咲園さんが、
手放したものだなぁと思います。

たぶんその当時はまだ継続性が不確かだったのだと思いますが、その後確実に子供に伝わっています。
如何せん母体が殖えにくい水晶覆輪で、そこに墨が流れているため、更に殖えは悪くなっているようです。
この木は元親となる木で立派だったのですが、もう空き家が無いくらい花が咲いており、子供の出る気配がありません。

それでも葉をむしらずに楽しんでましたが、さすがにこのままだと何時までもこのままな気がして、今年の春には下葉をかなりむしりました。

すぐに子供が出ることは無いと思うので、取り敢えずは花芽の無い空き家が一つでも出来てくれれば御の字なのですが・・・。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タチバナ

2015年12月28日 | 自生地


土佐市松尾山のタチバナ自生地です。





月はじめに調査に行ってましたが、アップするの忘れてました。
タチバナは日本固有の柑橘類で、「右近の橘、左近の桜」として有名で、家紋としても馴染み深いものです。
しかし実物を見る機会は少なく、ましてや自生個体は極めて貴重なものです。


ここ松尾山は国内最大規模の自生地で、国の天然記念物にも指定されています。
200本あまりが斜面に生い茂り、足元の大きな石灰岩と共に独特な景色を形成しています。













ナンテンがまた良い彩りを添えてます。





こんな所に来ても何か蘭は無いかとキョロキョロと忙しい私ですが・・・見付けました!



コケイランです。


こちらはちょっと大きく、



こっちはもっと大きく、



あれ?サイハイラン?


まぁ、その辺のランには間違いないです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるで鉢展

2015年12月27日 | 春蘭・寒蘭など


水晶寒蘭展は会場の雰囲気作りを大切にしてますが、出品者はそれぞれ鉢合わせにも気を使っています。
もちろん鉢は中身とのバランスが大切ですが、今日は鉢だけの紹介です。

即売会にも参加してくださってる「天山工房」の鉢です。












こちらも即売会に参加してくださってる「サングリーンきむら」が扱っている鹿児島の「花遊」の鉢です。










そして会場で一番多いのが欅鉢です。


















日本中の寒蘭展を回ったことはありませんが、ここまで鉢合わせを楽しんでる会は無いと思います。
よくお客様が「鉢が素晴らしい!」と褒めてくださるので、
「いやいや、鉢もでしょ!」なんて漫才みたいなこと言ってます。

因みに大賞の複賞は三橋さん提供の欅鉢です。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする