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風蘭堂

富貴蘭のブログです

月光羆

2024年07月02日 | 




気付けばこの木も年に一回の更新で、前回は一年前



天葉の柄も美しく根こそ泥ですが大きく

預かりの木を根元につけたまま数年が過ぎました

初子をお渡しする予定でいると早速その仔に2つ当りがつき

3本立ちで渡すことになりそうと思っていたのも束の間

その初仔が芯痛となりハラハラしながら育てて現在に至っています





その初仔の親はほぼ瀕死ですが、付いた2つの仔はどんどん大きくなり根も十分

もう立派に独り立ちできそうな雰囲気になってきました

反対側に付いた仔の方も順調





預かりの木を割っても寂しくないくらいには茂ってきたので

近々割って今年こそ本来の持ち主の手にお渡ししたい

コロナも治まり久しいのでまた飲みに行きましょう
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建国宝

2024年06月07日 | その他


前回の当りが動き出した建国宝

柄こそまだ冴えていませんが一年が過ぎ少し大きくなりました



そして前に付いた当りも成長をはじめそろそろ当り卒業です

柄も良いですが根もすでに映りが悪く泥に見えますがルビーなんです





ただ今年の親の根はまた完全な泥を交え始めました

これだと建国宝冠になるのでしょうか

とはいえこの良く伸びる泥根が成長を助けているのでそこだけ見れば大歓迎



こちら側から見れば大仔と共に良い色のルビーも出てるのでまぁ問題は無さそう

そして柄も毎年暑くなると冴えてくるので、今年も暑いのは嫌ですが夏が楽しみです

そうそう、この木といえば明日の夜のヤフオクもどうなるのか結果が楽しみですね~
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卑弥呼

2024年05月30日 | 




前回から4年近くも過ぎていた卑弥呼

さすがにそれだけ経つとかなり雰囲気も変わっています

早々割ることも無く株立へ一直線

おかげで立派になりました

木姿が乱れているのはご愛敬とゆうことで





来た時の面影なんてかけらも残っておりません

ヤフオクの「植替えの時に誤って外れてしまいました状態」で来た木が大きくなったもんです

そろそろ根が多すぎて割ることも植え替えですら億劫になる今日この頃

うちの木でこれですから、栽培技術が一昔前より格段に向上した今では

日本中の多くの棚で一昔前の名品たちが素晴らしい大株になってることでしょう

大会などではどうしても珍しい木や人気の木に目が行ってしまいますが

昔ながらの名品の株立を集めればそれは見ごたえがありそう

でもどれだけ素晴らしくても安いんですよね

そしてその一点で評価されないのが寂しくもなります

大会では人気のある木はさておき、名品の大株立部門なんかもあれば見てみたいものです

大会会場での2日間の置き場所が大変なことになるかもしれませんが
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建国殿

2024年05月27日 | 紺覆輪


肌寒い日が続いた5月でしたが、それが落ち着くと急に初夏の陽気が

それにともない蘭が急激に動き出す時期になりました



この建国殿もGW頃にボチボチ動き出してきたなと思っていると

ここにきて一気に動き柄も天葉の柄も冴えてきました









こちらは親子ともに文句なし

ただ植え替え時に問題が

この仔に付いていた小さな孫仔を折ってしまいました

孫仔が付いているのは知ってましたが稚葉の状態では青

折れた時もまぁしょうがない、どうせ外す仔だしと軽く考えてました

しかし植替えが終わり、見なくてもいいのに折れた個所をじっくり見てみると

その折れた仔から出た根は見事なルビー





青の仔だけなら諦めもつくところがこの根は気付きたくなかった・・・

後の祭りとはいえなんともいえない失敗

縞の木で増えた楽しみを別の木で減らしてしまいました

折った自分もそうですが、ルビー根に気付いた自分も許せない


あとは反対側に付いている当りに柄が出ることを祈るばかり





今のところは完全な青ですが、夏までには良かれ悪かれ結果発表があることでしょう


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建国の縞

2024年05月25日 | 




前回いつ更新したのかを探してみると3年前でした

秋口で柄も冴え建国殿のような葉を出していましたが

その後その芸が続くわけでは無く、また縞に逆戻り

今のところ無地の葉や源平や縞を交える建国の縞です





そしてその木が去年2本の仔を出しこの春に動き出しました



一つは少し縞は葉縁に見えますがどこまで良くなるか微妙なところ

ただもう一本が良い感じ





なにやら紺覆に見えます

これはこの夏の楽しみが一つ増えました

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天平

2024年05月15日 | 牡丹
週末に和歌山で全国大会を堪能してきました

見事な木ばかりで見ごたえがあり

懇親会ではマグロの解体ショーもあり

セリも終わってみれば大盛況と言って良い売上

少々疲れましたが楽しいひと時でした

その節は皆さんありがとうございました

近場での開催で参加できて良かったです


そんな大会で見た蘭と比べてしまうと寂しくなりますが良い柄の冴えをしていたのでUP

前回から1年ぶりの天平です





春の天葉の美しさはやっぱり棚でも目を引いています







仔も大きくなり何本か割れそうでしたが

今年の植え替えでは一本も割らず

理由は簡単

置き場所がもうないのです

うちの本棚もそうなのですが本があふれかえり

新しい本を買う為にはブックオフに出すしか方法がないのです

好きな本は中々売る気にならずもう置き場所が限界

蘭も本も置き場所さえあればいくらでも増えてしまいそう

そういえば今年の初めに亡くなったうちの親父のガレージにも

クルマ12台とバイク15台と船3隻と膨大なゴミが敷地いっぱいに詰め込まれてました

間違いなくこの血を自分は引いているなと・・・

最近の休日はその大量の車やバイクと部品を片付けている為蘭をゆっくり見ることもかないません

つくづく終活の必要性を実感している今日この頃です
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仁王殿

2024年05月11日 | 
去年の年末に購入し、お店に預けていた仁王殿

最近何かと忙しそうな店主とアポを取り、先日自宅へお迎えすることができました



勉強不足で当初この木の存在を知らなくて、勧められた時は←こんな感じでしたが

実物を見ると好みにぴったりな木

迷わず取り置きを依頼してしまいました







仁王の名に相応しいどっしりとした木姿とぶっとい根

葉幅を引いて分厚い葉をしているのにその厚みに負けずにチラホラと入る縞

そして下にはしっかり芸を継続した仔付き

なかなか見ごたえのある木です

うちの環境を気に入ってくれて更に存在感を増やしてください

すでに円窓と並んでも全然負けないくらい大きいですが



それはそうと今日から和歌山で全国大会

夕方あたりに出没し交換会まで楽しむ予定です

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歓喜天

2024年05月07日 | 紺覆輪
前回も書いてましたが本数は変わっていません

毎年一本ずつ仔を出し、一本ずつ外していくのでいつまでたっても3本立ち

それでも葉の数は増やし幾分ガッシリしたようにもみえます

GW中に植え替えたので実はすでに綺麗になっているのですが

写真を撮り直すのが面倒でこのままUP



葉の色は前回が夏だったのでかなり冴えていましたが

動き出したばかりの葉はまだ青さが目立ちます



ただ根の色はやっぱり綺麗

柄が冴える夏までは根を見て楽しんでいます





そんな中動き出した当りだけは柄が冴えています

その他の仔も立派な紺覆でこれからの時期は雰囲気がドンドン変わってくるはず




それはそうと今週末は全国大会、ここしばらくは参加していませんでしたが

今回は近場での開催ですので参加する予定

とはいえ見る専門での参加ですが・・・

どんな素晴らしい蘭が出てくるのか今から楽しみです
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建国宝冠

2024年04月30日 | その他
去年の夏に前回は更新していました

暑い頃の出芽はそれは綺麗でしたが、動き出したばかりの春の葉はまだ特徴は見られません

それでも根は良い色で伸び始めました

この木はまだ建国宝冠で泥も交えますが

仔の方はほぼルビーを出しこちらの仔達は建国宝で良さそう

半年の成長で仔が葉を増やし根元がモサモサになっています

その葉も幽霊のような葉や紺覆の葉、大覆輪とバリエーション豊富



ここまで芸が進むとその継続性もかなり安定しており

元の青に戻る葉は今のところ無いので

作っていて心から安心して手に取ることができる我が家では珍しい木です









余りに動きが鈍いので潰れるかと思っていた紺覆の当りも少し動き出しましたし

GW中にする予定の植え替えで全部バラバラにして鉢数を増やしてしまいそう

ただここはもう少し根が絡むことも恐れず親のすねを齧らせて大きくしたい

悪魔の声は絶えず耳元で「割れ~割れ~」と囁いています

気を抜くと一本くらいいいかなっと手が滑りそう

毎年この時期のこの声を無視することが今後の課題かも・・・
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建国 乗り斑

2024年04月26日 | その他
中学生のころから花粉症に悩まされてきました

20代30代はそれこそひどい状態で目の痒みやのどの痒みのコンボ

くしゃみと鼻水が止まらずマスクをすればメガネが曇る

薬を飲めば眠たくなる

春はとてもつらい時期でした

なぜ過去形になっているのかというと、なぜかここ数年症状が減ってきたのです

今年に至ってはまったく影響なし

梅雨までは鼻が詰まって寝られない日々が続いていたのになぜかスッキリ良く通る鼻

妊娠をすると体調が変化して花粉症が治ることも有るとか言いますが

アラフィフのオッサンに当然そんなことがあるはずもなく、理由が全く分からない今日この頃

理由が分からなくてもおかげでマスクいらずで外の棚で蘭が見ることができ

春の素晴らしさを満喫させてもらっています



そんな中去年うちに来たこの建国も根が動き出しました





前回書いていた名前の案は全く思いついていません

ただ自分の名付けのセンスが皆無であることをつくづく実感した冬でした、はい

とはいえ名無しでも楽しみが変わるわけでもなく手に取る回数は増えるばかり

その根は相変わらずの総ルビー



金孔雀の弱さを実感しているだけにあまり直火にさらすのも憚られ

暗めの場所に置いている為か多少乗り斑は落ち着いていますが

一応継続はしっかりしており、今後を期待してしまう木になっています



今年の花芽は裏に一つだけでこの初夏にでもプレゼントがあるかもですし

横の仔に出た縞が進めばさらに楽しみが増えるはず

人間も変化して体調が良くなったので蘭の方もさらなる変化を期待してしまいますね~

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