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イリューシン62 と アントノフ2

2018年06月01日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

キューバでは、今となってはクラシック・カーの米国製の古い乗用車が現役だそうですが、飛行機に関して同じようにタイムスリップしたような世界が北朝鮮です。

ジェット旅客機は、最初にデビューして頃から着実に進歩し、次のような分類があります(私の勝手な分類尾ですが)。

第一世代 DC-8  B-707 VC10 IL62
第二世代 DC-9 B-727
第三世代 DC-10 B-747  
第四世代     B-767/777
第五世代     B-787

北朝鮮に4機あるイリューシン(IL)62は、4基のエンジンを機体後部に取付け英国のヴィッカース(VC)10 の設計をソ連が盗んで作ったというイワク付きの飛行機でキムさんの専用機は1988年製と言われています。 航続距離は5千キロ程度と言われていますから平壌からシンガポールまで、4千キロ程度でしょうから、飛べない距離ではありませんが、第一世代の飛行機ですから、慣性航法装置もなく、行先の緯度経度を入力すれば自動で航行できるハイテクの旅客機に慣れた日本のパイロットでは平城からシンガポール迄たどり着けるか? 偉くなるのはツライこと、国家元首ともなれば民間航空機で行く訳にはいきません。専用機で、お供も随行しシンガポールで使う専用車を運ぶ輸送機など御一行様が正に大名行列なのです。 果たして、北朝鮮がどこまでできるのか? 

エンジンもターボジェットで、現在主流のターボファンではなく、エンジンの始動も専用の電源車が必要でしょうし、トラブルがあっても交換部品は簡単には手に入りません。 シンガポールに行くにも簡単な話ではありません。

ちなみに、日本の政府専用機、あれも実は2機ありまして、安倍さんが乗り込むときには既にもう一機も上空で待機し、いつも2機で運用されているそうです。

もう一つのクラシック飛行機がAN-2 今や世界では数少ない単発複葉の飛行機で「複葉」などと聞いても一般の人には全くなじみのない、翼が機体を挟んで上下に2枚ある複葉機です。武装した兵隊であれば、10名程度しか乗れず、これで日本海を渡るのは至難の業ですから、数百機があると言っても、AN2型は、日本には少しの脅威にもなりません。 迎撃するのに対空ミサイルを使うのがもったいない位の機体です。

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