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不味いパンに隠された「防災大国:スイス」の秘密

2023年09月29日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 ある出版社からの案内で「不味いパンに隠された「防災大国:スイス」の秘密」という事で、スイスの防災意識の高さを紹介する中で、スイスでは一年間、小麦粉を食料備蓄のために寝かせ、次年度にそれでパンを作るのでパンは不味く、それを解決するために「チーズフォンデュ」という食べ方ができたとの説明がありました。これには、いささか異議あり! なのです。

 スイスの防災意識の高さについては正にその通りで、各家庭には地下に核シェルター、工場にも勤務している従業員を収容できるだけの核シェルターがあり、病院に至っては、地上6階の建物であれば地下にも同様に6階分の病室を備えている念の入れ方です。郊外の道には、イザという場合は戦車を隠しておいてこの道を通る敵を狙い撃ちできるような場所も用意され、各家庭の核シェルターには、軍用ライフルと弾薬箱まで保管してあります。そのシェルターも物置代わりになっていないか年に一度の検査まであるとのことです。非常時への備えという点からは、私の家とは月とスッポンで、とうていてかないません。スイスは、人口800万人程度で、我が、神奈川県の人口900万人よりも少ない人口でありながら、国際的な地位で言えば、神奈川県よりもはるかに上のスイス。世界で Switzeland を知らない人はいませんが、Kanagawa を知っている人など多くはないでしょう。 残念ながら、我々、日本人は国民一人当たりの実力で言えば世界にかなわないのです。軍事的にも単純な自然災害からもスイスよりはるかに危険な危険な日本に住みながら、我ながら「能天気」であることは否めません。

 チーズフォンデュはパンとチーズだけで、まるで朝食の様な食べ物を何故、夕食に食べているのか? おそらく、朝食で残ったパンは夜には乾燥してパサパサになり、それを美味しく食べるために溶けたチーズにからめるという意味であれば、確かに乾燥しきったパンは美味しくありません。チーズフォンデュの起原については知りませんが、しかし、スイスのパンが不味いというのは同意しかねます。私はスイスには、東西に長いチューリッヒ湖の東の端にあるチューリッヒの街と反対側の西側にある Wetzikonという小さな町のホテルに約10年間、毎年1週間は滞在しましたが、毎朝、パン屋さんが運んでくる、外側はカリカリで中はシットリした美味しいいパンの味がたまに恋しくなります。 チーズとソーセージの種類が豊富で、小さな町のホテルには町の人も通勤前に朝食だけ食べに来る人も多く、そのパンの小麦は一年寝かされたかどうかは知りませんが、パンが不味いということは絶対になく、日本の「お惣菜パン」のようにお惣菜でパン自体の味をごまかさなくても、パン自体が美味しかったと断言できます。

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