雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

フードロス

2021年01月22日 09時10分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 ドイツ在住の熊谷 徹さんが、書かれた「ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が豊かなのか」青春出版 の中にフードロスの話があり、自分もかなりの量の食品を捨てているので反省しました。OECDの調査ですと世界で一番、ごみの焼却率が高いのは日本で69%。ドイツは25%、米国は13%だそうです。二酸化炭素が悪者になり、化石燃料ばかりが問題になっていますが、化石燃料の前に毎日、家庭から出るゴミも馬鹿にならないのです。 熊谷さん、年に一度、日本に帰国し、デパートやスーパーでの惣菜の量には頭がクラクラするとのことです。 これほど多くの調理済みの食品、これらの売れ残りはどうするのか?  それが心配になるのだそうですが、それは日本に暮らしていても思う事です。 近所のスーパーには、一年中、ウナギのかば焼きが山と積まれていますが、日付などを観察していますと、それほど売れている様子はないのですが、それでも一年中販売されています。 スーパー、デパートだけでなく、数の上ではコンビニでの廃棄もかなり多いのです。

 日本の暮らしは便利なのですが、その陰で廃棄されている調理済みの食品、それも焼却されている量は発展途上国での年間の食料よりも多いのです。 まあ、世界にはこのようなアンバランスは多々あり、日常の便利さの陰で忘れられがちです。 私の子供時代にも、お総菜屋さんはありましたが、家庭の食卓の中心は、材料を購入し、母の作ったオカズで「おふくろの味」が存在した時代でしたが、最近の全国展開しているレストランなど、店に包丁などなく、レトルト・パックを開けるためのハサミしかないというのも珍しくないのですが、家庭でも調理のための包丁やナイフの類は無いというのも珍しくはないほど出来合いのお惣菜が豊富なのです。

 日本と対極にあるドイツの暮らしぶりは地味ですが堅実。 便利さだけを追い求めた日本と一味違う生き方は大変、参考になります。 遠からず、日本でのフードロスは、世界から非難される事になるでしょう。 スーパーやデパートの豊富なお惣菜が二酸化炭素の問題と関係があるとは思わない方が多いでしょうが、EVにして、ガソリン車を無くせなどと騒ぐよりもよほど大事な問題です。

〒220-8144  神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする