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戦国、まずい飯!  黒澤はゆま インターナショナル新書

2021年01月18日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 今でこそ食品の保存技術が進み、アルファ米、フリーズドライ、レトルトパックなど携帯にも便利な保存食が身近なものとなり、防災用の食料、宇宙食からミリメシ(ミリタリー飯)ではロシア軍の戦闘用糧秣まで簡単に手に入る時代になりました。 また、陸上自衛隊には「炊飯車」まであり、震災の避難所など何処でも暖かな普通の食事がとることができます。

 しかし戦国時代、それらの技術はまだなく、調理のための加熱さえ利用できない現場で、どのようなミリメシを食していたのか、著者の黒澤さんは、子供の時から時代劇で食べられる食品に興味を持ち,歴史小説家となった今、再び、自分で文献を頼りに戦国時代のミリメシを再現しながらの解説は、恵まれ過ぎた現在と比較すると、そのような粗末なものを食しながら、良く、あれだけの戦をしたものであると感心します。

 その中で、流石に日本人の智慧と驚くのは、芋がらを味噌で煮て下味をつけて乾燥させ、これを縄として利用しながら、イザ、食べ物の無い時にはこの芋がら縄を細かく切り刻んで、お湯に入れるとインスタント味噌汁が出来上がるというのです。 縄として使えるような丈夫なものを食べたら、さぞ、消化は悪かったことでしょう。 この時代、大豆は貴重品に近く、ほとんどが馬のエサに用いられ、庶民の飲み物としては、糠ミソを使用した味噌汁の方が一般的であったようで、糠漬けの床のあの糠ミソなど、お湯に溶いても決して美味しくはなかったでしょうに。

というように、戦国時代の職を再現すると決して美味しくはなかったのですが、、昔の人はガンバリ屋さんでしたね。 まずいものを食べながら、よくガンバリました。

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