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エネルギー問題に取り組む、立派な大先輩

2017年03月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

私も大会社に留まっていたら定年をとっくに迎え、そのあとの雇用延長もソロソロ終わるような歳ですが、昨日、お会いした方は70歳をとうに超えても現役で、世界のエネルギー問題を改善したいという情熱に満ち溢れ非常に感銘を受けました。 これほど真剣に、ただ、自分の金儲けのためではなく、エネルギー問題に取り組もうとしているのはご立派でした。 こういう先輩には何かお手伝いをしたくなります。 失礼ながらお歳の割には素晴らしいアイデアマンでして、私とはケミカルが合うというか波長が合う事を感じました。 この年配の普通の方でしたら、年金がいくもらえるとか小さな話題がメインですが、そのような事を超越したエネルギー問題が最大関心事のご様子でした。

この方、貧しい国での実用的な風力発電を目指しておられます。風の吹き具合は世界の各地で異なり、風力発電といえば誰でもが思い出すような高いタワーの上の発電機に大きな三枚羽根が必ずしもベストではないのです。 あの形の風車、風が弱ければ回りませんし、強すぎてもダメ、場所によっては落雷で壊れているものも多数あります。 これを風向が一定しなくても、強風でも使えるものをアフリカに作る計画で動いておられます。 電気というのは安くて、綺麗で、素晴らしいエネルギーでして、電気が手軽に使えるるようになった地域は公衆衛生も向上し、平均寿命さえも長くなるのです。 このような恩恵を最貧国にもという情熱を持ち続ける方に出会えることは仕事をする楽しみの一つでもあります。 この風力発電への落雷保護でお役に立てれば嬉しいです。

この方がもう一つ熱く語っておられたのが、水素を手軽に運搬する方法で、水素を液化して液体水素にするのではなく、水素をアンモニアに変換するというアイデアです。 空気中の窒素を固定しアンモニアを合成する方法はドイツで開発された有名な方法(ハーバー・ボッシュ法)があり、これで、ドイツはアンモニアから肥料も、爆薬も合成できるということで第一次大戦につながったと言われる有名な方法で、化学は専門ではない私でさえ知っている方法ですから、安い電力さえあれば、水から作った水素と空気中の窒素からアンモニアの形にすれば、通常のコンテナで世界中に運べるという話を熱く語るのです。 この方法は既に燃料電池なども開発され、どのように関わっていかれるのかは次回、ジックリお伺いしたいと思っています。

お手伝いといっても、私自身が微力ですから大したことはできませんが、歳をとっても大きな目標に向かって邁進するお姿の前では、自分のエグシット戦略をどうしようななど考える自分が小さく見えました。 普通の若者よりも、よほど若者のような大きな夢にまい進する事に私もパワーをいただきましたし、何かお手伝いしたくなるような方でした。

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