雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

学びの基礎は好奇心

2016年07月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」というリンカーン大統領の言葉ですが、その水を飲まない馬に如何に水を飲ませるか。。。教育とはそういう努力であると思っていた時代もありました。 しかし、最近はクールになりまして、水を飲もうとしない馬は放っておけに変化しました。 今や、情報を取得する手段は色々あり、押しつけがましく教えようとせずとも、学びたい側は勝手に学ぶ。 幼少期においては、その学ぶことの大切さを教えることが重要ですが、それを理解しないまま大人になってしまった場合にはお気の毒です。

教育のモデルも、古典的な学校では人生の先輩である師が自分の得た知識の一部を切り売りするモデルでしたが、最近は、世界にある情報にどのようにアクセスできるのか、その手段さえ教えれば、あとは何をどう学ぼうと学ぶ側の責任というモデルの学校もあるようです。 学歴という面で公的な経歴にはなりませんが、単に知識の獲得だけでといえば、世界中の大学での講義をネットを通じて見ることができますから、ネットの活用で時間的、地理的な条件もゆるくなり、単に知識の習得という点では学ぶことの壁は低い時代になりました。 本屋さんでも専門書の充実ぶりは私の若いころと大違いです。 昔の専門書は、著者の先生がご自分の見識をこれでもかと専門家向けに披露する類が多かったのですが、最近は、初心者にも如何に分かり易く説明するかといった観点でまとめられ、そういう初心者用の入門を見て「ああ、そういうことだったの」と今更ですが思うことも多々あります。 「学び」の垣根はずいぶんと低くなりました。

この「学ぶ」というのは学校時代だけの事ではなく、会社勤めをしている間もつきまといます。 若い時代に学校で学んだ知識など実社会では直ぐに陳腐化し、大事なのは、自分で何かを学んでいく学習能力です。 学校教育は、この学習能力を会得するための訓練であり、学校で学ぶこと科目自体に必ずしも価値がある訳ではないのです。 ところが、その履修科目自体に意味を見いだせないという理由で学ぶこと自体を放棄してしまいす。 これはもったいないことです。 つまらない、時にクダラナイと思える内容であっても、それを時間内に学習し会得するための訓練なのですから中身に付いてツベコベ言わずに学習すべきです。

仕事の上でも、新しいことは次々に発生します。全てが自分の得意とする分野の延長上ではなく、新しいことを学ばねばなりません。 業界や取引先の状況や動向などに配慮することも学習能力の一つです。仕事で多くの人と接して情報収集能力の高い方、情報に無頓着な方、人それぞれですが、仕事の成果と情報への感度には大きな相関関係があるように見えます。 学習能力の高さは調査力の高さとも言え、どのような質問をどこまでしてくるか。。これはしつこいほど良いのです。 分からないことをそのままにしておくより トコトン、質問してくる方の方が信頼できます。 成果が出るまでに多少の時間はかかっても、近い将来には絶対に成功すると思います。 おおもとは好奇心でしょうが、そこから何かを学び取る学習能力、そして調査力。 質問を繰り返ししてくれる方は私にも刺激となり、大いに感謝いています。 好奇心のレベルがTV番組の内容程度で終わっているのは高校生のレベルから発展していないとも言えます。 芸能界やスポーツ界のことなどどうでも良く、自分の仕事に対する好奇心が低レベルであるのは如何なものでしょう。 イチローのストィックなまでの自己鍛錬。 あれは、サラリーマンも見習うべきです。

大した中身のない私のブログにさえ毎日目を光らせてくださる方もおられて、何か報いる重要な情報を提供したいとも思いますが、変わり映えのしない内容で申し訳ありません。

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