九州電力の固定価格買い取り拒否

こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

説明会に押しかけた大勢の人を見て納得しました。会場に入れない人も含め千人以上はいたように見えました。あれだけの数の太陽光発電を全て現在の電力網に接続してしまったら大混乱は必須です。電気は究極の生鮮品で、発電量と消費量がバランスしなければならないのです。天候に左右され、夜間は発電できない太陽光パネル、事業規模も出力も異なる発電設備を何千もつないでしまったら混乱が発生するでしょうね。九州電力が整理したいと言うのは当然です。

発電事業を始めたかった人には不満かもしれませんが、ニュースを見る限りでは、九州電力が拒絶したのはやむを得ないように思えます。　ただ、接続を許すが如き印象を与えておきながらの拒絶では、文句をい追う人がいるのは当然です。　最初から難しい事を匂わせておくべきでした。

そもそも固定買い取り価格が高過ぎるのです。現在、我々が電力会社から購入している価格は、Kwhあたりで約25円。ということは、電力会社の発電コストは1Kwh当たりで1桁円でしょう。商用発電の舞台に立つなら当然のことながら、我々消費者の購入価格を下回る価格で発電できるものに限定すべきです。　それを40円を超える価格で買い取る等と言えば、ここに殺到する方々がいても当然です。

電力会社からすれば、販売価格より高い仕入価格などあり得ず、それを政府が税金でまかなうと言っても所詮、我々の税金ですから、我々は電気代と言う名目でなく、税金と言う名目で高い仕入の電気代の差額を払うだけですから、馬鹿馬鹿しい話しです。

そこまで税金で補助しても、日本国内で現状の太陽光発電では何の助けにもなりません。　節約を徹底する方がまだましでしょう。　


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