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米国の軍事力を支える電子ドル

2014年07月04日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

中国の軍拡は驚くべき速度で進んでいます。現在、自前で空母を2隻建造中で、この1隻は原子力空母になると予想されていまして、最終的には空母4隻体制になると言われています。ところが、いくら軍備を整えても、米国には決して対抗できないのが経済での支配力です。

中国が抱える米国債は世界一。このため、米国は中国に頭が上がらないというのは大きな誤り。中国の抱える米国債は単なるデジタル・データとして管理されているだけなので、米国に敵対した場合、中国の保有する米国債は一瞬にして消滅する「国際緊急経済権限法」なる法律が米国にはあるのです。もし、米国に敵対する行動をすれば、中国の保有するドルは消滅し、ドルを後盾とする元の価値も一瞬にして無くなり、中国の経済力は消滅するのです。戦わずして勝利するいわば「孫氏の兵法」が米国にはあるのです。米国債が紙への印刷物で中国に保有されていたら、安値でばらまかれたら米国は困りますが、電子マネーでそのデータは米国にあれば、いくら国債で借金しようと少しも困らないのです。

単なる軍事力だけでなく、このような経済支配まで作り上げる構想力の大きさには感心するしかありません。昔、経済を支えるのはゴールドでした。それが紙幣になり、ついにはデジタル・データとなる。デジタル・データという言わば架空の貨幣が世界をすでに支配しているのです。これは、国が保証したビットコインのようなもので、何か胡散臭さが残るビットコインですが、同じような電子マネーが世界を支配しているのです。

習さん、どうせ使えない軍備などにお金を使うのは馬鹿なことをしているものです。中国は、環境問題など最優先で行わねばならないことが山積しています。軍拡などの余裕はないはずなのですが、自己増殖を続ける軍部を抑えきれないのでしょうね。かつて毛沢東は、米軍を「張子の虎」と呼びましたが、今や人民解放軍が「張子の虎」なのです。

軍事面だけを見ていると、中国の台頭は派手ですが、それらは使いようの無い玩具のようなものなのです。軍備の比較だけで怯えることはないのです。正常な判断では戦争などできないのですが、しかし、時に狂気の判断が下される。そこが戦争の怖いところではありますが。。

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