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軍事研究 8月号  攻撃目標「中国軍機の出撃基地」

2014年07月28日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

アメリカの対中国戦争について連載で解説されていますが、この8月号については米中、共にそこまで準備しているのかと言うことでビックリする内容です。今回の特集は中国空軍の基地についてですが、太平洋側から攻めてくるであろうと仮定し海岸線に沿って12か所、海岸線から200km程度の内陸に7か所、そこからさらに200km内陸部に入ったところに13か所。合計32か所の航空基地があり、その一つ一つの基地の位置だけでなく滑走路の長さから戦闘機を守るシェルターの有無、対空ミサイルの配備まで航空写真で、詳しく解説れているのです。

攻める側はそこまで研究しているのか、守る方もそこまで防御態勢を固めているのか、戦争をするかしないかは政治の判断ですが、その時の実行レベルの担当者としては、日ごろから準備を進めておく事が仕事ですからその両方のお仕事ぶりにただただ脱帽と言うことです。何処にどんな基地を作ろうとも、宇宙からは丸見えですから、こういう写真を撮る方も、撮られた方も準備状況は見事です。

中国からすれば、その準備状況を米国に知らせしめることで中国への攻撃は高くつく、それゆえ諦めろと言うメッセージを送っていることになります。日本に多い、軍備力を高めることは「悪」というような単純な考えと異次元の現実がそこにあるのです。軍事的にどのようなオプションが可能かを常に分析することで外交のオプションも決まってくるのです。中国の日本に対しての挑発的な態度もこうした分析の結果、日本の足元を見てのことです。

米中両軍ともに、机上では何百回も演習を繰り返していることでしょう。平和に勝る状態はありませんが、日本の今の平和は単なる結果であり、それを維持する努力をし獲得した平和ではありません。こういう厳しい現実がすぐ傍にあることも理解せねばなりません。日本では結果としてそれが起こるか否かばかりが議論になりますが、大事なのは議論でなく、あらゆる可能性に対しキチンとした対策も進めているか否かです。軍事の世界では「想定外」などと言えば、自ら無能ぶりを表明したことと同じです。日本人は総じて「お人好し」。そして、隣人たちは自分達と同じで無い事の理解が足りません。

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