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「おおなみ」「たかなみ」 ソマリア海賊対策に出港

2014年07月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

横須賀から「おおなみ」「たかなみ」の2隻の護衛艦が出港しました。家族と関係者だけの見送りでは寂しいので、私も見送り行事に参加しました。先々週は陸上自衛隊、今週は海上自衛隊とミリタリ・イベントが続きました。




自衛隊が海外に赴くことに反対を唱える方もおられますが、日本の経済は世界とリンクし、ただ国内に留まり、海外に行かなければ良いという内向きな事であっては何の解決にもなりません。ソマリアには既に海上を空から警戒するP3Cの活動を支える場もでき、護衛艦による海賊警備も既に7年、今回で第19次の派遣になり着実に実績を積んでいます。海賊による乗っ取りを抑止する機能は十分に果たしています。

アフリカの沖合ですし、出港行事も7年目となるとニュースの話題になる事も無くなってしまいましたが、自衛隊の方々は家族から離れ灼熱の環境の中で黙々と職務を遂行されています。相手は海賊で正規の海軍ではありませんが、最近の携帯武器は強力なものがあり、海賊と言えども侮れないのです。海賊は「戦争」では無く「犯罪」ですから、海上保安庁が取締るべきなので、海保からも参加し一緒に行きます。 はるばるアフリカ沖まで行き、そこでの半年に及ぶ長期間の任務となると、補給艦も必要ですし、海保の巡視艇は小型が多く大型巡視船は少ないので海保では荷が重いのです。

海賊の対象とする船舶は特定の国のものでなく、海域を通過するどの国の船舶も対象ですから、一国で警備できるものではなく、集団的に連携して行うしかありません。こういう役割をキチンとすることが大事なのです。防衛/防犯の形態について「個別的」「集団的」などと言う概念で語ること自体が適切ではないのです。一部、野党の議員が、「集団的自衛権=戦争」、「自衛隊は海外に行くな」との短絡的な発言を堂々としているのは情けない限りです。私の払った税金から、この程度の悪い議員にも歳費として支払われているのは残念な限りです。

自衛隊と言う軍隊をきちんと認めていない憲法は、「平和憲法」でも何でもない、存在するものを見ようとしないただの空文です。これを何故、「平和憲法」と崇めるのでしょう? 今のままでは自衛隊員がお気の毒です。今回、派遣された方たちが帰国するまでには、自衛隊法などの関連法規が整備されていれば良いのですが。。。 半年後、海賊対策を完了し無事に帰国されることを願いつつ見送りをしてきました。

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