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ダークナイト ライジング 【再見感想】

2012-08-04 01:06:04 | 映画
一昨日は8月1日で、映画の日(1000円の日)だった。
なので、何か観ようと思い、先週金曜日観たばかりであったが、
ダークナイト ライジングを再見することにした。

今回はたまの親孝行を踏まえ、本作を見たがっていた母親を連れて行った。
母親が字幕版が苦手だっため、吹き替え版で観ることにした。
プロの声優が吹き替えをしていたことを事前に知っていたので、吹き替えでもひと安心。

やっぱ、話題作りでキャスティングされる芸能人のにわか声優とは違って、
プロとして外国人俳優の声優をしている人たちのパフォーマンスは非常に高いな〜と感じる。

今回は字幕を追う必要はなかったため、アクションや演者の表情等の細やかな演技を堪能。
字幕版と吹き替え版を比較して改めて思ったのが、声優のキャスティングは
外国人俳優の地声に合わせるのではなく、演じられるキャラクターに合わせているということ。
マリオン・コティヤールの地声はやや高音でちょっと乙女チックなのだが、
吹き替え版ではやや低めで艶めかしい。
ベイン演じたトム・ハーディは超低音でドスが効いているのだが、
吹き替え版では声色、口調も軽快で、ベインの知性がより際立って見える。
なので、外国人俳優演じるキャラよりも吹き替え版のキャラのほうが、
物語を構成するキャラの個性がよりわかりやすい。
ベインの声を演じた山路さん、カッコよかったな〜。

2時間45分という長時間であったが、ダークナイト ライジングはやっぱ最高である。
もう一回観たいな。。。。

先週末から公開されて本作の興行収入は4億ちょっとと、結構苦戦している。

前作「ダークナイト」はコケたけど、
そのあと、DVD鑑賞でダークナイトファンになった人は自分の周りでも結構いるのだが、
そういった流れがが本作の興行にはさほど影響していないみたいだ。

3週目に入った「海猿」(テレビドラマ)よりも興行で負けている事実。。。切ないわ〜。

前作のダークナイトよりは、興行的に上回ることは必至のようだが、
世界とのギャップは本作でも埋められないようだ。

「良い映画は必ずヒットする」という健全な映画文化でないと
配給側が日本市場を敬遠してしまうため、映画ファンにとっては非常に困る。

昨日、仕事先での担当者と本作について盛り上がった。
その際、IMAXを超える音響設備が平和島のシネマサンシャインにあるということを知り、
私と同様、本作のリピーターである同僚と3回目の鑑賞を約束した。

ソーシャルでのBuzzも上々だし、今後の粘り強いヒットを祈る。


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