2016年の折り返しに入った。2016年の上半期で見た映画のなかで、トップ5を勝手に決めてみる。
対象は今年上半期に劇場で観た29本。
1位 レヴェナント: 蘇えりし者
2位 オデッセイ
3位 神様メール
4位 パディントン
5位 アイアムアヒーロー
観終わったあとの満足度で並べた。完成度という点では、「アイアムアヒーロー」は他タイトルと比べると少々見劣りするけれど、日本映画が苦手なジャンルで、その鬼門を見事に突き破った功績を讃えたい。
続いて2016年上半期、勝手に個人賞。
監督賞 ジャコ・ヴァン・ドルマル(神様メール)
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント: 蘇えりし者)
綾野剛(日本で一番悪い奴ら)
主演女優賞 ブリー・ラーソン(ルーム)
助演男優賞 ベニチオ・デル・トロ(ボーダーライン)
助演女優賞 アリシア・ヴィキャンデル(エクスマキナ)
監督賞は「レヴェナント~」のイニャリトゥで決まりかなと思ったけど、「神様メール」を観て、ジャコ・ヴァン・ドルマルの唯一無二の感性にノックアウトされた。主演賞は迷わずディカプリオだが、綾野剛の演技もアカデミー賞ものだ。助演は結構悩む。助演男優賞は「ルーム」のジェイコブ君か、「ブリッジ・オブ・スパイ」のマーク・ライランスも捨てがたしだが、久々のデル・トロの会心の一撃が印象に残った。助演女優賞は「ヘイトフル・エイト」でのジェニファー・ジェイソン・リーと迷ったが、「リリーのすべて」を凌駕する「エクスマキナ」でのヴィキャンデルの表現力に魅了された。
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