遊歩道の好きな花を… せ・め・て 見れば…
うなだれるつぼみ 糸のように細いやわらかな花びらも 思い思い
それぞれの考えは 絹のひかり…
うぶげをまとって 春紫苑
知らぬ間にうちの庭にもある
花のしおらしさに惹かれたけれど 何処にでもしぶとく生きる 畠の醜草シコグサ。
茎の和毛は波状で、 葉にあるのとは ひと味ちがうのです。
冬枯れの庭で青いロゼットのまま、 じっとしがみついてきた。
ああ… 憎めないよ 春女苑 ハルジョオン の名もある
紫苑といえば 襲カサネの色目。 表が薄紫、裏は青。 あるいは、表に紫、裏は蘇芳スオウ。
これは 秋のよそおい。
遊歩道には スターだっている。
ハッとする青さでやってきた
そこだけが夜べのあかり
名前が分からないで居たら ルピナスさんが教えてくれました。
ベツレヘムの青い星
なんと すてき!
魔法の杖で舞い降りた星々は
シラー ペルビアナ
襲の色は 藤の色
表は薄紫、 裏は青。
ところで、「ベツレヘムの星」なる花が実在するのです。びっくり。今日アップしましたので、ご覧くださいね。
こちらの画像、切り取り方もきれい!花の美人度
もあがりますね。さすが!
せめて見るなど、とてものこと。
次々と横に蔓延りつづけ、小さくても、しっかり根を下ろし、大きくなると、少々の力では引けません。しぶとく恨めしき醜草です。
いつからの先住民か、我が物顔に日影、日向をとわず侵食する困り者。
うっすらと紅まで差して、つんと澄ましています。
今日も、雨上がりの助けを借りてひたすら格闘していました。
これから入梅まで、世間では一番いい季節と囃しますが、山里の賤が伏屋は草に追われる嘆きの季節です。
発想をかえて、うぶげの観察でもしてみるとしますか。
ちがった見方ができるかも知れませんね。
ダヴィンチの素描もありがとうございます。 レオナルドの言葉 「十分に終わりのことを考えよ。 まず最初に終わりを考慮せよ」も 支離滅裂な我が身にしみました。
すぐ、 叱ってやりましょう。「boa!さんを苦しめる鬼の醜草奴! この大嘘つき奴!!」と。
いかがです。 少しは お気も晴れましたか。