珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

ベトナム ハノイでシムカード

2016年07月06日 | ベトナム2016/06

 

ハノイの空港へ着いた時、夫がシムカードを買いたいと言い出しました。

自分たちだけのツアーということで、我儘がきくので、

ややチャラ男風のガイドさんに、空港内のお店へ案内してもらいました。

でも、買ったシムカードは夫の携帯では使えません。

30分ほども、他のお客さんまで巻き込んでああだこうだとやっていましたが、

結局キャンセルとなりました。

 

ところが、それで諦めないのが夫です。

ホテルへ着くと、再びガイドさんにお願いして、町中のお店へ連れて行ってもらいました。

私たちはホテルで待っていたのですが、しばらくして帰って来ると、

「やっぱり駄目だった。でも今度はキャンセルできなかった」

と、がっかり。

日本円だと1200円かそこらですが、なぜ使えないのか納得いかないようです。

キャンセルできなかったカードで、ああだこうだとやっていると、

あ、そうか!。

夫のスマホの設定がなんちゃらで、接続できない状態になっていたのだとか。

私は、こういうことは全くダメで、何が何やらわからないけれど、

とにかく、多少英語を話す娘を頼りに3人で、またそのお店へ出かけました。

 

 

何人ものお客さんが待っている中、店員さんは若い女性が一人。

先ほどと同じ店員さんで事情が分かっているので話が早く、

とりあえず要件を聞いてくれて、観光客だからか、先に対応してくれたのですが、

やはりうまく動きません。

彼女のスマホにいれてみるとちゃんと機能するので、シムカードの問題ではないようです。

店員さんは、他のお客さんの対応もしなければならず、

夫のスマホもなんとしてくれようといろいろと試しながらも、

何台ものスマホをカウンターに並べて、次々と手際よく片付けていきます。

完全に門外漢の私は、スゴイな~と感心して見ていました。

それでもなかなか夫のスマホは動きません。

空港内のお店と同じように、待っていたお客さんも覗きに来て、

夫のスマホを指さして口々に何か言っています。

ああなんじゃないか、こうなんじゃないかと意見を言っている様です。

遂に店員さんが、ギブアップ。

時間は2時間近く経っていました。

ベトナム人は日本人に似ているとよく聞きますが、本当にそうだと思います。

日本人なら頑張るでしょう。

でも、欧米や他のアジアなら 10分かそこらで投げ出していたでしょう。

彼女の忍耐強さには感動でした。

そこまでやってもらえば夫も諦めが付いたようで、店員さんとお客さんたちに、

心からありがとうと言って、お店を出ました。

ホテルへ帰ると、もう夕食の時間でした。

 

そのシムカードはスマホには使えませんでしたが、

 タブレットで使えたので、結果的には無駄にはなりませんでした。

 

なぜ、そんなものをベトナムで買わなくてはいけないのか?

日本で買えば何の問題もないのにと、内心イライラの私でしたが、

夫にしたら、それでは面白く無い、外国でそういうことをしてみたい、

ということだったんでしょうね。

夫としては、50%の満足、というところでしょうか。

 

ベトナムでは、スマホ料金をプリペイドにする人が多いそうで、

殆どのお客さんは、チャージしに来店していたようです。

それで、お客さんが多いんですね。

 

 

 

 


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