母が引越ししたときに、パキラの鉢を引き取った。
パキラは、柳のような細長い葉が放射状に並んで一つの葉になっていて、天狗のうちわに似ているかも。
その葉が1mほどの幹に何枚も茂って、いかにも元気が良い。
実はそのパキラ、もともとは我が家にあったものだ。
なにが悪かったのか、葉という葉が先の方から黄色くなってきて、やがて茶色くなってぱさっと落ちてしまう。
瀕死の状態だったのを捨てようと思っていたら、捨てるくらいならと、母が持って行ったのだ。
母のところへ行ってからしばらくして、どういうわけか、パキラは新しい葉を次々とつけ、青々と茂り始めた。
「どうしたの?」
ときいても、特別なことは何もしていないそうで、ただ水遣りしているだけだよと言う。
水遣りね~、それなら私もしていたのよね。
とにかく理由はわからないけれど、我が家で死にかかっていたパキラは、母の看病で蘇ったのだ。
それが5年くらい前のこと。
そして、また我が家へ帰って来たわけだけれど、何日かしたら、葉が何となく下に垂れてきた。
そして、何枚かの葉の先が黄色くなって・・・・、やがて、ぱさっと落ちた。
一枚、また一枚と・・・
うう~む、どういうことなの?
ちゃんと水もやっているのに。
その話を、お友達のOさんにすると、
「そのパキラ、タバコ好きなんじゃないの~?」
と笑いながら言う。
やっぱりそうか、実は私も、ひょっとしてそうかなと思っていたのよね。
母のところと我が家の違いは、タバコしかない。
そういえば、持って来たときには、葉がタバコ臭かったっけ。
葉っぱがニコチンを吸い込んで活き活き、なんてことあるかしら?
あまりに水がきれいだと魚が住めないというけれど、きれいな空気だと、植物も生き辛いのかな~。
まさかね~、でも不思議
アジアで住んでいるときに
公園でパキラの種を拾ってきて
鉢に植えたことがありました。
芽が出て結構大きくなって、
パキちゃんと呼んでかわいがっていまし(^^)/。
私も水をやっていただけ~。
たばこ好きのパキラちゃん、
銘柄は何がお好きなのかしら?^^;
何となく意外です。
種から育てたら可愛いでしょうね~。
我が家の環境は、パキラには合わないのかも知れません。