私は今4つの句会に参加させていただいている。
それらを優先順位順で仮にABCDとすると、昨日は優先順位が一番低いDの日だった。
なぜ一番低いかというと、指導者がいないというのが最大の理由だ。
集まった同士で鑑賞し合うという会なので、わいわいと言いたいことを言い合って楽しいことは楽しい。
でも、自分の句の善し悪しがわからない。
文法が間違っていても、指摘してくれる人がいないので、それもわからない。
指導者がいないということはこういうことなんだとつくづく思う。
できればやめたいけれど、8人という人数を考えるとなかなかやめられない。
昨日も風邪で3人がお休みで、5人だった。
お休みの人も一句づつ提出してくれたので何とか句会になったけれど、とてもやめますと言える状況じゃない。
そこで、そこはそこなりの楽しみ方をすることにした。
句会では、前もって出された兼題で1句、それぞれが当日1字づつ出す漢字の席題で2句、合計3句提出する。
席題は、例えば昨日なら、道、夕、眼、急、赤。
これらの漢字のどれかを入れた俳句を作る。
そこで、1句にできるだけたくさん席題を入れて作るという試みをすることにした。
昨日はこれ、
道急ぐ背を赤く染む冬夕焼
道、急、赤、夕と4つ入れてみた。
出来栄えはどうでも良く、できるだけたくさん席題をいれて俳句の形にする、ただそれだけ。
これがなかなか楽しい。
それが、やめたいという気持ちを何とか思い留めている。