喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



今年の紅葉旅行は、千葉の養老渓谷へ。三連休はものすごく混んでいるというので、木曜から行くことにしたが、直前になってあいにくの雨が確定し、結局木曜日は別の箇所を観光して金曜に養老渓谷というプランになってしまいました。宿は三連休の金曜に泊まるよりだいぶ安くなるんだが、子供を幼稚園休ませてまで旅行に行くというね、小学生になったらさすがにできないだろうなぁ。



プロローグ


養老渓谷を2日目に回してしまったので、困ったのが1日目の観光箇所。本来は1日目に養老渓谷、2日目に勝浦の海岸線を予定していたが、天気が悪いからと言って1日目と2日目を入れ替えたところで、曇り空の海岸線を見てもなあというところで、インドアをうまく拾っていきますか。出発もそれほど急がなくていいやと思い8:30とゆっくり目の出発。つくばの街も、牛久大仏周辺も紅葉は見ごろ!一方養老渓谷方面は色づき始めらしい。今年は暖かいから紅葉も遅れているようです。



とりあえず最初の目的地は笠森観音。坂東三十三観音の三十一番目、千葉の内陸では名所の1つでしょう。常磐道から向かうルートと圏央道から向かうルートがあるが、圏央道から房総半島へ抜けたことがないので、好奇心からこちらのルートを選択。途中成田空港周辺を通るが、見事に成田空港に入ってしまい(道が分岐していて、車線変更が間に合わなかった!)、抜けるのに苦労したのでした…



芝山ははにわ道というのがあり、道路の脇や交差点にはにわがたくさん並んでいた。これ絶対夜は絶対怖いだろ!

山の中に入ってきたなぁというころに笠森寺に到着。千葉方面経由で来ていたら確実に渋滞しているだろうが、こっちのルートは渋滞もなく時間が読みやすくてよいと思った!




①笠森寺(10:55-11:50)


広い駐車場に、もう営業していない旅館跡がありひなびた雰囲気だが、平日にも関わらず観光バスが停まっていたり観光客も多かったので、やはり御朱印目当てで来るかもいるんだろう。境内までは長い階段を上っていきます。



道中、いくつも見どころあり。まずは三本杉、他の杉よりも際立って大きな杉の木が並ぶ。ここだけ特別なチカラが湧き出ているのか?不思議だ。ちなみにこの周辺の木は、三本杉だけじゃなくどれも太くて大きいパワースポットの特徴ですね。



続いて子授楠。こちらの楠の木に大きな穴が空いており、ここをくぐると観音と対面できる(くぐらなくても対面できる)という胎内くぐりっぽくなっていた。ただ大きな穴といっても子供が通れるくらいか。早速陽菜が挑戦!しかし、、昨日の雨のせいか服が汚れてしまった。妻は起こっていたがこれもご利益であろう。



この楠を過ぎるといよいよお寺に到着。入るとすぐに大きな掲題が目に入ります。崖に立っているように見え立派なお寺だ。…嫌な予感。この階段・・・子供は大丈夫だろうか?



案の定、陽菜が怖いと言ってすぐ進めなくなる。結構高度感があります。そんな階段が2つ続くので子供には怖いでしょう。。。自分としては、ここをりっくんが登るのが怖かった。万一滑っても落ちないようにすぐ後ろにくっついて登っていきます。陽菜は結局最後は抱っこでした^^;



階段を登ると参拝料200円を払って堂内を見学できます。これは、、、つい最近同じような寺を見た気がする、そうだ夏に行った姫路の圓教寺の摩尼寺だ!何ら関連はないと思いますがね。



忘れずに御朱印をいただく。陽菜は相変わらず怖いようで、基本この寺にいるときはずっと抱っこでしたね。あんまり旅行の序盤からご機嫌損ねたら大変ですからね。
境内を1周回って階段を降ります。抱っこしていると登りよりも階段を降りるときの方が怖いです。慎重に慎重に。。



下まで降りてくれば再びはしゃぎ始める子供。お寺の人に、「観音様ですか?」とか聞いてるし、嫌でも目が離せないから大変です。雰囲気もよく、いいお寺でした。さすが坂東三十三観音の一角だと思った。

ここからの観光をどうするか悩む。大多喜城に行くという選択肢もあったけど、みんな気乗りしていないみたいなので、飯・カフェで少しゆったりすることに。

その前に百体観音たる看板があったので、大多喜城に行かない分少しだけ見て行こうということで寄り道。



②百体観音(12:00-12:05)


ついてみると看板が出ている割に人がいなく、観音がたくさんいる様子もない。堂があったのでその中を見てみると、、



おぉこれが百体観音ですか。数えていないが100体いらっしゃるということなんだろう。看板こそ立っていたが観光地という位置づけではなさそうだ。こういうところを巡ってみるのも面白いが子供が一緒だとそうはいかないか…

さて、コースに戻るか。途中車道のど真ん中でハザードもつけずに停車していたおばあちゃんを見かけたりドキッとした瞬間もあったが、名物勝浦タンタンメンをいただきに原田商店へ。


昼食:原田商店(12:45-13:35)


ここ原田商店は勝浦タンタンメンではかなり人気で有名なお店のようで、日によっては1時間くらい並ぶこともあるんだとか。今日は平日だから全然待ち時間はなかったが、明日になると紅葉を目当てに来た客などで溢れるんだろうな。自分はチャーシュータンタンメンを注文。辛くないメニューもあるので子供も安心。



運ばれてくると、、、赤い!こんなに赤いタンタンメンは見たことないぞ!赤いのはラー油。ラー油が分厚い層を作っているのか、これが勝浦タンタンメン。ラー油の辛さなので、激辛というわけではないが、とにかくむせる



チャーシューはいまいちだったが、麺とスープは大満足。タンタンメンというと、ゴマとかピーナッツとか混ざっているイメ―ジだけど、こちらはベース(醤油か味噌)にラー油を入れたシンプルなもの普段食べる担々麺とは別物でした。癖になる人はかなりはまるでしょう。ちなみに辛さを調整できるが、辛めにしてもラー油が増されるだけなので、ハバネロとかデスソースとかそういう辛さにはならないらしい。

腹が満たされた後は、カフェでゆっくりするかということで、近場のクインズケーキへ。こちらも口コミではかなり人気店だが、外見や店員さんの服装からなぜか「宗教」というキーワードが出てくるのが気になっていました。行ってみて危なそうなら帰ってくればいいやと思っていたが…



おやつタイム:クインズケーキ(13:45-14:30)


かなり山の中にあるので、道があっているのか心配だったが到着。たまたまお客が自分らしかいなかったので、店員さんが入り口近くまで出てきて接客くださいました。すごい丁寧な対応!たしかに服装は独特な感じはありますが、かなり好感度高いです。



ケーキを1人1つ注文。人気のイチゴショート等。一番人気のシュードゥシナモンというシュークリームも食べてみたかったが…。



それにしてもイートインスペース、内容を知らずに見ると、いろんな種類の絵やアンティーク、おもちゃがありコンセプトが分からないが、店員さんの話によると、店長さんがいろんなジャンルのものを集めて、何か1つでもお客の趣味に合うものがあれば、楽しんでもらえるかなという思いでいろいろ集めているそうだ。素晴らしい計らいじゃないですか!



ケーキも最高。子供も遊んでもらえて楽しそうでした。席数は少ないので混んでいるとゆっくりはできないかもですが、今日ここに来てよかったと思いました。宗教というキーワードとは無縁。面白かったが、クインズケーキのテーマソングなのか、「クインズケーキは山の中、とってもおいしいケーキです♪」というキラキラ星のリズムに合わせた歌が流れていたのが面白かった。これはある意味ファンになってしまいそうだ。ノートにメッセージも書いてきました。

最後は外までお見送りいただきました。ケーキ屋さんでこんな丁寧な対応をしてもらったの初めてだ。勝浦の人情に触れたひと時であった。こっちに来る機会があったらまたゆっくりしたいです。

ここから大原に抜けて海岸線へ。やっぱり房総というと海。天気も回復してきたし良い感じになってきました。月の沙漠記念館へ向かいます。



③月の沙漠記念像(14:45-15:10)


駐車場がどこか若干迷うも、記念館到着。砂浜にラクダの像があることを事前に確認していたので先にそちらへ。月の沙漠の作者が晩年ここ大原で過ごしたということからここに記念館ができたのであって、ここらの砂浜が砂漠と何らかの関係があるということはないようだ。



こんな橋ですらなぜか怖いという陽菜。川の縁は砂浜になっていて、淵の部分は川側に崩れているところを見ると、この淵に立つのはなかなか怖いかもしれない。若者が度胸試しに使いそうな感じだw



こちらがラクダ像。見る角度によっては砂漠をラクダが歩いているような感じに見える。



これ以外は特に見どころもない海岸だったが、子供は砂浜に絵をかいたり、走りまわったり楽しそうだった。砂浜って近場にはないからな。そういえば久しぶりです。


④月の沙漠記念館(15:15-15:55)


続いて記念館へ。時間が遅いからかお客は自分らだけ。「水槽の魚に餌をあげたい!」と子供がダダこねていると、店の方が餌やりさせてくれた。勝浦の人みんな優しいです、ありがとうございました。m(_ _)mしかし子供はこのあと厳重注意。



展示のテーマは定期的に変更になるようで、今回は「加藤まさを」の作品展をやっていた。まさに月の砂漠の作者だそうだ。話の内容はチェックしてないが、折角来たんだし時間があるときに調べてみるか。



メキシコ記念塔にも行きたかったが、暗くなる前に宿につきたかったので観光はこの辺にして宿に向かうか。

バイパスを通って宿まではすぐ。今日はかんぽの宿に泊まります。日本のいろんな地域で見かけるが利用は初。



⑤かんぽの宿(16:25 チェックイン)


非常に健全な時間に到着。時間も早いので、子供がカラオケしたいというものだから、チェックインと同時に1時間予約しておきました。これがワンルーム1時間1080円と安い!大人で来たときは是非こういうところに泊まりたいものだ。



部屋へ。全室オーシャンビューということでやや暗いがいい眺めだった。



しかし、眼下に驚きの太陽光パネル!これはちょっと興ざめというか残念な開発だなぁ。これがなければ山の緑と海が両方楽しめる絶景なのに!
一休みしてカラオケルームへ。


カラオケ(17:00-18:00)


まぁカラオケと言っても、大人が歌うわけではなくほぼ全部子供のターン。となりのトトロからスタートしてDA PUMPのU・S・Aまでいろいろでした。陽菜はよく歌うが、りっくんは恥ずかしがってか、カラオケがどういうものかわかっていないのかほとんど歌わなかったw



でもしっかりシュートダンスはしてました。U・S・Aは本当に子供に人気なんですねぇ〜



夕食(18:25-19:15)


歌い終わった後は夕食。今回の目玉はアワビの踊り焼き!でもこれを子供の目の前で見せるのは大丈夫だろうか?



りっくんは気まぐれで食べるかわからないから普段は料理を注文していなかったんだが、今日はよく食べた。これはそろそろりっくんの分も頼んでおかないと大人が食べるものがなくなってしまうか!?それくらい最近のりっくんは食べるときは食べるようになってきました(でも食べない時は食べない。。。)



量的には他の旅館と比べるとやや少なめだったかな。女性やお年寄りにはちょうどいいかも。おいしい海鮮でした。ご当地の勝浦タンタンメンやケーキも食べられて今日は大満足です。天気が悪い時は現地のスイーツ巡りとかでもいいかも。



風呂(19:45-20:45)


食べたら風呂!そして寝るだけだ。風呂は自分が陽菜とりっくんを入れました。



大きな風呂が怖いということもなくなったし、ここの風呂はバブルバスや肩たたき風呂、ジェットバスなど種類が豊富で子供も飽きず入っていたかな。外の露店風呂はかなり寒くて行きたがらなかったので、後で1人で来ます。



部屋の窓からの夜景。こうしてみるとほとんど明かりがないことが分かる。落ち着いてゆったりできるひと時。この時期の旅行は、あと1か月で今年ももう終わりだなぁ、と今年の残り作業をつい考えてしまいますな。



明日は天気は間違いなくよさそうなので、元々予定していた鵜原理想郷や海中展望台、そして海の博物館などを見た後に、養老渓谷の紅葉(おそらくあまり紅葉が進んでいない)を見てこようと思います。三連休初日だから渋滞しているんだろうな〜

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