スイスに行くついでに、タンデムくんに会えないかどうか、聞いてみた。『いいよ、会おうよ』との事だったので、彼の家に1泊させてもらった。
駅から彼のフラットに向かう途中、丘を指しながら、『あそこに行ったことある?』と聞いてきた。『行ったことあるも何も、一緒に行ったよね?』と言うと、タンデムくんは、『あおが疲れた、っていうから、頂上まで行かずに途中でやめたじゃないか』と言う。
え?前回ものすごく大変な思いをして山頂まで行ったと思うけど。
と言ったら、『あ、あれ、あおとだったか!』と。
大変な思いをしたことは覚えているけれど、誰と登ったか、はすっかり忘れていたのね。
タンデムくんは、引っ越しをしていた。前回よりは少し狭い感じだけれど、それでも、
物置用に1部屋
使っている。そして、やっぱり、リビング+ベッドルームにはあまり物を置いていない(でも、片づけていないから、机の上とかは乱雑)。
タンデムくんがクレープをお昼ご飯に作ってくれることになった。
缶切りを持っていないタンデムくんが、缶詰のアップルムースを開けるときに使ったものは、
くぎ抜き(まず、缶に穴をあける)
と
ペンチ(開けた穴に差し込み、ねじり開ける)
というコンビネーション。
夜、寒くなってきた(部屋は広いし)ので、暖房をつけていいか聞いた。
なんだったら、暖炉使う?
と言ってくれた。写真は使い終わりの暖炉なので、灰が残っているけれど、使う前はきれいに片づけられていて、使用後、また掃除させるのは申し訳ないな、と思ったけれど、お願いした。
タンデムくんは、『臭くなるから』と言って、クローゼットを閉じたり、出ている服をしまった。が、
臭くないし、目も痛くならなかった
タンデムくんも、『こんなにパーフェクトに暖炉が使えたのは初めて。何が良かったんだろう』と驚いていた。
翌日、タンデムくんは6時半に出社して行った。私には、『好きな時に出ていけばいいから』と、鍵を渡して。まぁ、私も、タンデムくんのいない部屋に1人でいても仕方ないので、早々にフラットを後にし、チューリッヒに向かった。
両親が到着するまで観光をしようと、あちこち散策したけれど、それでもまだ時間があったので、
美容院
へ行った。物価の高いスイスだけあって、カットが安くても60スイスフランくらいから、だったので、82フランの美容院に入った。
あ、英語が通じる
さすが、国際都市チューリッヒ。私の住む街では、残念ながら英語が通じないことが多い。
仕上がり具合は、というと、ほぼ満足。カットするときは、『ここはこのくらい切っていいかしら?』とか、ブローも、『ストレートにする?カールさせる?』とか、いろいろと聞いてくれ、その通りにしてくれた。
1年半前に日本に帰った時に美容院に行って以来、伸びっぱなしだった髪の毛が、少し良くなった。
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