徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国(2023年)ー東京編その4

2023-08-23 18:30:45 | 日本


お茶後はアートアクアリウム展を鑑賞しに銀座へ。いろいろな種類の金魚、金魚と生け花、金魚と光、などが展示されていた。切り子の金魚鉢は素敵だった。

『きれいだね』と元同僚たちと話しながら楽しんだけれど、そのうち「でも、どの水槽も水がきれいだよね。餌とかフンとかどうしているんだろう」と気になってきた。

アートアクアリウム後の予定は19時半からの夕食のみ。時間が余ったのでお店をぶらぶらし、歩いてレストランに向かった。




歩いている途中でセイコーハウス銀座ホールの前を通りかかり、五代目 坂東玉三郎さんの衣裳展「四季・自然・生命~時の移ろいと自然美~」が開催されていたので入場した。

展示されていた衣装は10点。春夏秋冬と、すべての季節をカバー。どれも手が込んでいて素敵な衣装ばかりだった。写真は私が一番気に入った「黒繻子地門松に羽子板注連飾り縫裲襠」。

注連縄、橙と伊勢海老が乗った鏡餅、裏白、御幣、昆布、門松、羽子板、追い羽根、鞠と、お正月のモチーフが勢ぞろいしていてめでたい感じがとても良いと思った。伊勢海老のひげが飛び出ているのも面白いと思う。

衣装の横に説明書きがあり、それだけでも「なるほど」と思いながら楽しめるけれど、ホールの中央では坂東さんご本人が展示されている衣装を一着一着さらに詳しく説明しているビデオが繰り返し流されていたので、私たちはまず衣装を鑑賞した後でそのビデオを見、さらにもう一周衣装を鑑賞した。

私は歌舞伎は見たことがないけれど、それでもかなり楽しめた衣装展だった(写真撮影OKだし、衣装もケースに入っていなくてかなり近くで見ることができた)。

ホールを出て地上に戻ると「からくり時計 セイコー 輪舞」があり、19時まで数分だったのでからくり時計も見てきた。人形がレバーを回してかわいらしかった。



夕食は私のリクエストで鰻。去年と同じ店で同じものを食べて飲んだ。やっぱりおいしかった。


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