徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国(2018年初夏)-姫路編その1

2018-06-03 00:00:42 | 日本


日本のお城に興味を持ちだしてからずっと行ってみたかった姫路城にやっと行ってきた。姫路に住んでいる大学時代の友人が『泊まっていっていいよ』と言ってくれたので、姫路に1泊した。

新幹線に乗車中にすでに姫路城が見えてびっくりした。電車の駅からこんなに近いなんて。駅からバスも出ているけれど、徒歩でも十分行けるし、駅を出てまっすぐなので道に迷う心配もない。

そして、知識として「姫路城は白い」とは知っていたものの、実物を見て思わず『本当、白いね』とつぶやいてしまった。友人は、『改修後、地元の人でも「うわっ、白っ」って言っていたよ。今は

だいぶ黒っぽくなった

ね』と言っていた。

さて、姫路城へ行った日は天気も良く、人力車のお兄さんに『

チケットを買うまでに30分、そこから入り口まで1時間半

だよ』と教えられ、驚いたけれど、中を見ないわけにはいかない。チケットを購入し、片側が石垣に乗っている菱の門をくぐり、まずは百間廊下を見学。渡櫓が連なっていて、城外側には石落としや狭間があり、敵の侵入を防ぐようになっている。城内側は侍女たちの部屋がある。化粧櫓(だと思う)には、千姫の人形が置かれていて、その部屋には

畳が敷かれている

けれど、侍女たちの部屋は板張りだった。

百間廊下の出口から大天守が見えたので、直接大天守のほうに行けるのかな、と思ったけれど、再び菱の門まで戻らないといけなかった。

いの門ですでに行列が始まっていた。大天守にたどり着くまでに約1時間、大天守の最上階に行くまでにさらに約30分だった。大天守の最上階には神社があってびっくりした。

出口から帰るとき、

忍者

が待ち構えていて、見学者一人一人を切っていた。別の見学者が切られているうちに通り抜けようとしても、その忍者は

刀を2本持っていて

両手で見学者を切っているのが面白かった。




姫路城見学後は、お城から歩いて3分程度の場所にある姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」に行った。好古園は、姫路城を借景にして、1992年に西御屋敷跡に作られた日本庭園。広さは約1万坪で、9つの庭園から構成されている。1万坪だけあって、ぐるっと回るだけでもちょっとした散歩になる。

写真は、好古園最大の庭の「御屋敷の庭」で、池泉回遊式庭園。池には約250匹の鯉がいるらしい。

その他、江戸時代に栽培されていた植物を育てている「苗の庭」や「竹の庭」「松の庭」などあり、それぞれ趣が異なっていて面白かった。疲れていたこともあり、足早に見学したことが今となってはちょっと残念。

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