ホーチミン市(Ho Chi Minh City、HCMC、Thành phố Hồ Chí Minh、サイゴン)からプノンペン(Phnom Penh)へは、ベトナムの国道22号線を70kmほど、カンボジアの国道1号線を170kmほど、合わせて240km(150mile)ほどをバスで進まなければなりません。国境での手続きにかかる時間、フェリーでのメコン河渡河にかかる時間、道路の混雑状況など不安定な要素があるので、バス会社は所要時間を6時間としていますが、プラス1時間ほどは想定しておいた方がよいようです。ホーチミン市とぺノンペンの間を列車は走っていず、飛行機はこの区間を飛んでいますが、空港へのアクセスにかかる時間、チェックインやバゲージ・クレームにかかる時間を考慮に入れると、時間の節約にはならず、またバス料金の10倍以上の出費も覚悟しなければなりません。
アンコール・ワットやアンコール・トムなどの「アンコール遺跡群」の観光拠点となっている「シェム・リアップ(Siem Reap)」から長距離バスで南へ4時間ほどのところに「カンボジア王国(Kingdom of Cambodia)」の首都「プノンペン(Phnom Penh)」があります。ベトナムのホーチミンからシェムリアップに行くには、まず東西に走る道路で西進し、プノンペンへと向かいます。プノンペンからは南北に走る道路を北進し、シェムリアップへと向かいます。L字状に道路を進むわけです。
何かを感じたペン夫人は、近くにいた人たちの手を借りて、その流木を拾い上げようとします。大木だったので、ロープがかけられ、川の中から徐々に引き上げられます。ペン夫人はその木を覆っていた泥を拭い去ります。すると、木の幹の洞から、4体の青銅製の仏像と右手には棍棒を左手には法螺貝を持った石像(a stone statue of Divinity、「ヴィシュヌ神像」?)が1体現れます。