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 市役所から、「新型インフルエンザワクチン接種が始まります」という文書が届きました。次にその文面を載せてみます。

新型インフルエンザワクチン接種が始まります。

 新型インフルエンザワクチンの任意予防接種が医療機関で開始されます。現在、新型インフルエンザワクチンの生産量は限られているため、すべての人に対して予防接種ができるわけではありません。新型インフルエンザによる重症者をできる限り減らすため、また、そのために必要な医療体制を確保することを目的にワクチンの優先接種を行います。

【優先接種対象者】
① インフルエンザの患者診療に従事する医療従事者
② 妊婦
③ 以下の基礎疾患を有し、入院中または通院中の方
 (1) 慢性呼吸器疾患 (2) 慢性心疾患 (3) 慢性腎疾患 (4) 慢性肝疾患 (5) 神経疾患・神経筋疾患 (6) 血液疾患 (7) 糖尿病 (8) 疾患や治療に伴う免疫抑制状態 (9) 小児科領域の慢性疾患
※基礎疾患を有する方については、疾患の重さ、内容により、最優先グループとその他に分類されるため、医師の判断により、優先的に接種ができない場合もあります。(例えば、高血圧のみ、食事療法でコントロール可能な糖尿病、鉄欠乏性貧血等は、原則として優先グループに含まれません。)
④ 満1歳から小学校就学前の小児
⑤ 小学校低学年(平成13年4月1日生まれまで)の小児
⑥ 1歳未満の小児の保護者、または優先接種対象者のうち、医学的理由により予防接種が受けられない方の保護者等、高齢者(65歳以上)、小学校高学年、中学生、高校生相当

【予防接種の受け方】
 医療機関に必ず予約し、持参する物(右上の表に記載)を確認してください。新型インフルエンザワクチンの接種に関しては、ワクディンの効果及び副反応についてよく理解し、十分納得した上で受けるようにしてください。
記載されている情報は、平成21年10月19日現在の情報であり、ワクチンの流通状況や、新たな知見等が得られた段階で、優先接種対象者や、接種の仕方、接種スケジュールが大幅に変更になる可能性があります。下記の最新情報は市のホームぺ-ジをご覧ください。
 ●優先接種対象者と接種開始時期●接種できる医療機関●接種に関するQ&A
 ●新型インフルエンザウクテンの効果と副反応について
 ●新型インフルエンザワクチンによる健康被害の救済について
 また、ホームぺージをご覧いただけない方は、以下の窓口にて最新情報の閲覧が可能です。市役所2階保健医療推進課・保健所・総合保健センター・各出張所

【接種期間と持参する物】 10月下旬より随時接種開始


【予防接種の費用】
 新型インフルエンザワクチンは原則2回接種します。(今後年齢により、1回接種となる方もいらっしゃいます。詳細は決定次第お伝えいたします。)任意予防接種で費用は有料になります。
・1回目 3,600円  ・2回目 2,550円
 2回目の接種については、初回と異なる医療機関で接種を受ける場合は、3,600円となります。

【市・県民税非課税世帯の方の費用免除に係る申請受付】
○ 受付期間(受付期間が対象者により異なります)
 ①平成21年11月2日(月)・4日(水)・5日(木)
 ⇒妊婦及び基礎疾患をお持ちの(最優先グループ)の方
 (基礎疾患をお持ちの方は、かかりつけ医で最優先グループに該当するか確認のうえ、申請してください。)                       
 ②平成21年11月6日(金)・9日(月)・10日(火)
 ⇒基礎疾患をお持ちの方及び満1歳から小学校就学前の小児の方
  小学校低学年の小児                
※1歳未満の小児の保護者、優先接種対象者のうち、医学的理由により予防接種が受けられない方の保護者等及び高齢者(65歳以上)の受付につきましては、11月25日号の広報等にて日程をお知らせいたします。
※上記期間以降については、市の保健所にて申請を受付けます。
○ 受付時間及び場所 午前9時から午後5時 市役所1階
○ 持ち物 印鑑(認め印)・申請に来られた方ご本人が確認できる書類(運転免許証・健康保険証等)
○ 出張所及び郵送による受付も行いますが、本人が確認できる書類の写しを添付してください。(免除証明書は後日、郵送になります。)
※生活保護を受給中の方は、担当ケースワーカーにご相談ください。


 裏面です。

新型インフルエンザワクチンの関するQ&A
① 季節性インフルエンザワクチンと新型インフルエンザワクチンは同時に接種できますか?
⇒既存の製法による国産ワクチンと季節性インフルエンザワクチンの同時接種については、医師が必要と認めた場合には実施可能と考えられています。なお、それぞれのワクチンはそれぞれのインフルエンザにしか効果がないと考えられています。
② 妊娠している場合でもワクチンを接種することはできますか?
⇒日本で使用されているインフルエンザワクチンは、生ワクチンではないので妊婦に対して特別に重篤な副作用は起こらないと考えられ、一般的に接種可能であるとされています。
③ 新型インフルエンザに感染したことがある場合でもワクチンを接種することはできますか?
⇒一般的に、新型インフルエンザに感染して発症した方は、免疫を持っていると考えられるため、予防接種をする必要はないと考えられます。ただし、確実に感染したかどうか不明な場合は希望すれば接種することは可能です。


 我が家で優先接種の対象となるのは、83歳になる母と小学校5年生の息子です。母は踊りを教えていて、健康には問題がなさそうですが、季節性のインフルエンザのワクチンでは、「私? 受けなくても大丈夫よ。」と言って、接種を受けていなかったのですが、今回の新型インフルエンザに関しては、受けるつもりでいるようです。いずれも接種開始時期は来年になるようです。予定表では1月1日以降になるようです。で、優先接種の対象とならない私たちはいつ?

                  (この項 健人のパパ)

(追記)

 「日本の入院患者の基礎疾患(平成21年7月28日~9月1日)」というデータがあります。それによると、インフルエンザによる入院患者579例中の257例(44%)には基礎疾患があったようです。一部に重複があるようですが、そのデータを載せておきます。接種優先者で慢性呼吸器疾患がある人が感染に一番注意すべきと言えます。

喘息等の慢性呼吸器疾患_______138例(54%)
糖尿病等の代謝性疾患________23例( 9%)
腎機能障害_____________16例( 6%)
慢性心疾患_____________15例( 6%)
妊婦_________________5例( 2%)
ステロイド全身投与等の免疫機能不全___4例( 2%)
その他_______________98例(38%)

(追記)

 2009年10月26日配信の時事通信からです。

 埼玉県は10月26日、新型インフルエンザに感染した疑いがある同県入間市の市立中2年の女子生徒(13)が死亡したと発表した。生徒の死因はウイルス性心筋炎などによる心停止で、基礎疾患はなかった。
 一方、奈良県も同日、新型インフルエンザに感染した奈良市の80代男性が死亡したと発表。大阪府も同日、感染が確認された四条畷市の女性(89)が死亡したと発表した。男性は糖尿病を、女性は慢性腎不全を患っていたという。国内の新型インフルエンザ患者の死者は、これで疑い例も含め35人となった。


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