散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



以前にも書いたけれど 我が家は今年銀婚式らしい。
人生の半分を夫と過ごしたことになる。

息子たちのスポーツ少年団に関わっていると「夫婦で」での参加が求められた。
(もちろん 各家庭の事情によって出来ない方がいるのは許容範囲の上で)
でもその時はあくまでも「子どもたちのための」ペアであり
自分たちがどういう夫婦であるかなんて考えたことがなかったように思う。
他のご夫婦に対しても「あの夫婦はどうだ」なんてこと 
少なくともわたくしは考えもしなかった。

いよいよ子どもがらみのお付き合いがなくなった時
それぞれが全く違う方向を向いてバランスを取っていくか
それとも同じ方向を向いて歩いて行くのか 
この辺り 我がことながらちょっと興味しんしん。

結婚当初から言われていたのだけれど 夫とわたくしはビジュアル的にも似ているらしい。
「兄妹です」と言っても違和感なかろう。
それが証拠に 息子たちがどちらもどっちつかずによく似ている(笑)
それ以外にも 価値観とか生活能力(片付けができないとか…)も似ているんだと思う。
ゆえに カチンと来ることがあっても まあ仕方ないかと25年過ぎてきたのかと。

ソレハオイトイテ

夫婦なんてもともと違う育ちをしたものが あるときから一緒になるわけで
10代の頃はシェル・シルヴァスタィンの「ぼくを探しに」を読んで
自分にないかけらの部分が 伴侶になるんだろうなんて思っていた。

でも 今は 自分にないものを他人に補ってもらおうと思うのはいやだ。

そんなたいそうなもんじゃない。
最近は まあ 一緒にいて100%リラックス(だらしない格好も許される)出来れば
それ以上は望まなくなった。
(だから 「おひさま」の陽子さんとカズさんを観ていると
一体いつリラックスするんだろう と要らぬ心配をしたわけだ)

ナガクナリマシタ

本題に入ります(エッ?ココカラ?)

ブログ仲間のn女史。
かねてから ご夫婦ネタを披露されていて これがまた面白い。
そして 光栄なことに 女史曰くご主人はpに似ているところがある、と。

博学なn氏のこと、わたくしなんぞ足元にも及ばないとは思いつつ、
この度めでたく n氏とお会いできる機会が。
(今までも何度かチャンスがあったのですが 「人見知り」を理由に実現しなかった)

この日は吉祥寺にて「猫祭り」見学。
ほんっとにわたくしたち地図が読めないのね ということを嫌と言うほど実感しながら
雑貨屋さんや生地屋さんを巡り 遅いお昼ご飯にありついた後
空が黄昏るころ ハーモニカ横丁にn氏登場。

かなりの人見知りを自認するわたくし。
内心どきどき。

そんなわたくしを気遣ってか「いせや」のテーブルについたお二人は
なんだか超自然体(後から聞くと n氏も緊張していたとおっしゃるが)

それよりなによりわたくし、 普段人物写真をあまり撮りたがらない(というか苦手な)のですが
席に付いて飲み物が来て その日n氏が撮ってきたというお嬢さんの学校のビデオなどを観ているうち
このお二人を写真に収めたい衝動に駆られる。

言葉よりなにより その場の空気が感じさせる「番い」の妙とでも言うのでしょうか?



「番い」(つがい)というと「十姉妹のつがい」みたいなイメージありますが
「蝶番」(ちょうつがい)もこれから来ているし まさに夫婦を表す言葉。
これは単に見た目じゃなくて 信頼関係のなせる空気感。

いいなぁ こういう空気感の持てる夫婦になりたいや。
この日は 初対面であまりお話しできなかったけど わたくしはとっても楽しかった。

そして もうひとつ、お二人を見ていて
素敵な夫婦の写真も撮っていきたいという 新たな野望がむくむくと。

そして 自分たちも素敵な被写体になれるように 日々を刻んで行きたいと思うように。

ついでにもうひとつ、
豪快にワインをジョッキで飲めるように お酒も強くなりたいと。



ご馳走様でした。

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