散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



昨夜夫から珍しくメール。
「神宮行こう」 

大学野球、しばし遠ざかっていた優勝に絡んでいるらしく
今回勝ち点を取ると あとは他大学の結果次第で優勝もありらしい。
神宮はかれこれ30年ぶりかも(すごい…どんだけ年取ったんだろう)

せっかくだからと 応援席券で入場すると 
応援団のリーダーさんに従って行動、応援しなくてはなりません。
メガホン渡されて 攻撃の時はスタンディング。
今時の応援団のパフォーマンスに見とれているので
肝心の野球の試合は今一つ把握できなくなったりしながらも
だんだん高まる一体感、ランナーがたまってヒットが出るとやっぱりメガホン叩いて振り回して。

応援リーダーとブラバンとチアリーダーと
なんちゃって応援団も一緒になって戦う。

……なんて時に ふと思い出したのは ある同期のこと。

入学してすぐ、応援団の部員に恋をした彼女。
地方の名門女子校から推薦で入ってきて、見た目も中身も超まじめな彼女は
早々にその気持ちを彼に打ち明けたらしい。

しかし結果は「ごめんなさい」だったそうで それでも彼女いわく
「向こうがどう思おうとも 自分が好きなのは変わらない」からと
シーズン中は週末ごとに神宮の応援席で 野球の応援を続けていた。
きっと この一体感が彼女を充実させていたのだと思うけれど
わたくしにはできないな と思ったのを覚えている。

息子たちと同世代のリーダーの指導で メガホン振りながら
ああ 彼女はもっと近くで応援団を見つめていたのか、
ほんの限られた時間を共有することで 自分の気持ちを持続させていたのかと
何事においても、人一倍気持ちの強かった彼女を思い出してしまった。

そして もうひとつ
実は実は 30年前の神宮で わたくしと夫、遭遇していたらしい。
夫は元カノと、わたくしは別にどうでもいいような同期と来ていた。
所用の後に暇だったから寄り道しただけだったんだけど
翌日 元カノから「○○と来てたでしょ?」と言われて知った。

まさかその時は 30年後自分たちが一緒に応援席にいるなんて
微塵も思っていなかった。
運命の糸とはなんと不思議なものよ(笑)

いやいやこれこそ ユーミンの、
「時はいつの日でも 親切な友達
 過ぎて行く昨日を 物語に変える」(十二月の雨)

あ、ちなみに「pさんの略奪愛劇場」とかそういうのは一切ありませんでしたから
誤解のないように。


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