散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



少々ばち当たりなタイトルをお許しください。

首都圏に住みながら御年ン才の母が、「私、まだ川越に行ったことない」とのたもう。
暑い季節が来る前に行っておこうと、わたくしも行きたかったので母娘デートをば。

蔵造りの街を巡ってお茶して帰ってくるのではちょっと申し訳ないので
喜多院を少し時間を取って拝観してまいりました。
夫と来た時は 着くなり「ソフトクリームが食べたい」とソフトを食べて
そのまま通り抜けてしまったような記憶が…。
今回は 節電のため宝物展はお休み中だったものの、
春日の局の化粧の間や徳川家光誕生の間などをゆっくりと見学。
せっかくだから日本三大羅漢のひとつという「五百羅漢」も拝観しましょう。

羅漢さまというのは 修業を積んだ人と言う意味でお釈迦様の勅命を受けた十六羅漢をさしましたが
江戸時代に死者に会えるという信仰から 五百羅漢の信仰が流行したそうです。
(日本史苦手なので 勘違いしていたらごめんなさい)

500体を超える羅漢さまの間を歩いていると、さまざまな表情、手にした小道具など
時間を忘れて見入ってしまいます。
こういった場所は カメラを向けるのはどうなのかな?と思ったのですが
回っているうちにこの羅漢さま好きだわ…いい表情しているねと
結局 悪いものが写るような場所ではないのだからと(笑)何人かお顔を撮らせていただきました。

こんな表情で過ごせたらなんて穏やかに日々送れるのでしょう。

お仕事は噺家さん?と勝手に決めました。


こんな日だってあるでしょう。
でもこんなふうに 静かにしていたい日だってあるのです。


「ちょっと褒められて『いやぁ~それほどでも』(クレヨンしんちゃんふうに読んでみてください)と
吹き出しをつけたら楽しいかも…」「ばちが当たる」と言いながら
一度通り過ぎたものの、わざわざ戻って撮影してしまいました。


「まあまあ一杯」「いやぁ どうもどうも」
こんなふうにお酒をくみかわすのは わたくしのちょっとした憧れ。
この方たちの表情はとっても楽しそうで、そのあと見つけた喜多院の絵葉書にも
この羅漢さまたちが同じように登場しておりました。

すべての羅漢さまをひとつひとつ拝観したら4時間くらいかかるそうです。
作られた年号や居住地や名前を見て、その時代に心はせて 実に楽しい。
こちらは時間があったら また来たい場所です。

喜多院から蔵造りの町並みへ移動途中、
最近はまっている金物屋さんや古道具屋さんで なつかしレトログッズを見たりしながら
せっかくなのでメインストリートにある蔵造り資料館も覗いてみました。
明治時代の川越の大火を逃れた当時の暮らしがうかがえる資料館です。
やはらかな陽ざしの窓や


懐かしいかんじの階段。



また 近くだと大きすぎて今一つ上手に撮れない「時の鐘」も
風景の一部として すっきり納まってくれるポイントも発見(笑) 

実は我が家からだと バスで一時間もかからない観光地。
鎌倉ほど範囲が広くないので 気軽に楽しめます。


こちらは やっぱりお茶も外せないと、VANITOY BAGLE にて。
店頭販売のベーグル屋さんですが、二階のカフェも落ち着いた感じでゆったりできます。
わたくしはフローズンフレーバーカプチーノ。母は抹茶あずきフローズン。
とっても丁寧に作ってあって 美味しいです。
歩き疲れたわたくしたちには ちょうどいい冷たさとボリューム。

母曰く、「こんなにあんこ沢山要らないから あなたのに入れてよ」
「なんでわざわざカプチーノにしたのにあんこをいれなくちゃならないの?いやです」
「でも 抹茶もあんこもちゃんとしてる」
と言いながら結局グラスは空に。
こんどは ベーグルサンド食べてみよっと。
見た目はボリュームありですが、さっぱりしていてオススメ。

我が家からはバスで小一時間の観光地ですが
萌えポイントも多く、お薦めの場所でございます。


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