ほとんど車を使うことがない我が家。
夫が帰って来たので久しぶりに車スペースが空く。
ちなみに 車の後方にある我が家の園芸スペースには、
夏にはブラックベリーが茂る貴重な場所ですが
その他の季節は 荒れ地。
実も花もつかない山椒が年ごとに大きくなり
ブラックベリー収穫時にその刺でわたくしを攻撃してきます。
その山椒をふと見ると 黄色い花が咲いているのを発見。
おお これは 花山椒ではないの。
写真を撮るのも忘れてざるを持ち出し、刺と格闘しながらひと株全部収穫。
本当はつぼみの状態のものがほしいのですが この際ちょっと咲いてしまったのも。
山椒は雄株と雌株があって 雌株には実がつくけれど雄株は花のみ。
ただ その花はつぼみのうちに収穫すると 佃煮になるらしい。
収穫期がほんの一瞬だし、咲く前の花だけが必要なので 市場にはあまりのぼらないらしい。
そういえば お義母さんが以前 山椒の花だか芽の佃煮と言って作っていらしたのを思い出す。
沢山は採れないし、年によっては時期に留守にしてしまったりして…と
小さな包みにしていただいたことが何度か。
お義母さんのは こてこてっとした佃煮で 昆布の佃煮のような感じでしたが
ネットで調べてみると もう少し浅炊きっぽいものもある模様。
収穫できたのは 小さなざる豆腐のざるに一杯分、50g程度。
こてこてに煮詰めるには ちょっとリスクが高い。
そこで さっと湯がいた後、 しょうゆ3 酒1 みりん1 ざらめ少々で煮たてては火を消し
煮たてては消し…と4回くらい繰り返して一晩おいてみた。
さらさらっとした つぼみがぷちぷちと口に残る佃煮ふうのものができました。
山椒のはっぱも少し刻んで入れましたが、山椒が遠く香るかんじで
食べた後、口の中がしばらくすっきりさわやかになります。
夫に試食させたら 「今日はお茶漬け」とまあまあの評価をもらいました。
ミニサイズのジャムの瓶に二つ分しか作れなかったけど
これはちびちび楽しめそうです。
ジャングルの我が家の庭も たまには役に立つものを提供してくれます。
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