GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

京都 二尊院の紅葉

2013年11月30日 19時34分31秒 | トラベルフォト

京都 嵯峨野。

秋深くなると、紅葉の名所が数多いこの地域は、人で溢れかえります。

それでも朝一番で到着した二尊院は、観光客の出足もゆっくりと始まります。

オレンジ色に色付いた紅葉の馬場を経て本堂へと向かい、勅使門を抜けたあとその後ろを振り返ると、門越しに映し出される紅葉の景色。

あぁ、京都の紅葉だなぁ…、と感慨に耽りつつシャッターを切りました。

勅使門の額には「小倉山」と書かれていますが、この場所こそ小倉餡発症の地。

撮影の後は、なんだか無性にぜんざいが食べたくて仕方がありませんでした。

Honda S660 Concept

2013年11月28日 22時45分54秒 | 

「2015年に量産化を目指す。」と、伊東社長のコメント。

2015? 2014年じゃあないんだ…。ちょっと残念。

しかし、東京モーターショー2013のホンダブースは盛り上がっていました。
特にこのS660 Conceptへの感心は高く、ステージへの近づくための人の行列が、ブースの右横を回り込み、裏手のはるか向こう側まで続いているのを見て驚いてしまいました。

S660の名前の通り、軽自動車枠に収まる車体を持ちながら、ミッドシップレイアウトのオープンボディ。

往年のBEATを思わせる身近なスポーツ・コンセプトカーに、ワクワクしないではいられません。

しかし果たしてミッドシップエンジンなのに、これほど大きなフロントグリルが必要なのかとか、市販化の際にフロント側のナンバープレートをどこに取り付けるのかとか、色々と解決しなくてはならない問題がありそうですが、クリーンで洗練されたエクステリアデザインは、エコドライブ時代のスポーツカーに相応しいホンダらしさに溢れています。

奈良 高取城跡の紅葉

2013年11月26日 22時35分03秒 | トラベルフォト

備中松山城、美濃岩村城と並び、日本三大山城の一つと言われる大和高取城。

比高(麓から本丸までの高低差)390mを誇り、他の二城よりも規模の大きな山城は、複雑な高取山の地形を生かした天然且つ人工の大要塞。

入り組んだ石垣やそそり立つ石塁を目の当たりにすると、今はすでに失われた天守閣跡の前であっても、その威容を思い浮かべずにはいられません。

一際高く積み上げられた本丸の石垣を見上げると、黄色からオレンジへ、華麗に色を移しつつある楓の巨木が青空に向かって腕を広げています。

その美しさは、ただもう、「ぅぁぁ……」、という感嘆の声を上げるしかなかったのです。

奥野ビル スダ美容室 Vol.2

2013年11月21日 21時18分49秒 | トラベルフォト

1932年に竣工した銀座アパート、現 奥野ビルの80年の歴史が刻むその姿を、ありのまま残した306号室。

コンクリートのペイントは剥がれるまま。
時の経過もそのままに、敢えて手入れをしない形で維持させているのが、ここ スダ美容室。

自然に剥落を続ける壁の塗装は、この空間が今も生き続けていることを、静かに主張しているのかもしれません。

この部屋を管理する銀座奥野ビル三〇六号室プロジェクトの方々。ここをギャラリーの舞台とするアーティスト。この空間に惹かれて訪れる僕のような人達。

そんな様々な人々の思いが、この際立って個性的な部屋の意識を、今も生かし続けているのかもしれません。

東北新幹線 E6系「スーパーこまち」 Vol.2

2013年11月19日 22時54分40秒 | トラベルフォト

東北新幹線 E6系「スーパーこまち」の先頭車両、その“目”を見れば、そこには確かに、カーデザイナー ケン・オクヤマの息吹が感じられます。

従来の新幹線にはなかった切れ長のヘッドライトは、ケン・オクヤマが手がけたエンツォフェラーリのそれとシルエットが重なります。

さすがに、究極に早く走る車体をデザインさせたら天下一品だなぁーと、感じざるを得ない、この鋭い眼光に一発でヤられました。

本体の空力ボディに合わせ、くさび型のアローシルバーのカラーリングと一体化させたヘッドライトの造形は実に近未来的。

馴染みのある東海道新幹線の、正統派の血統とは異なる強い存在感は、いくら見ていても見飽きることがありません。

東北新幹線 E6系「スーパーこまち」

2013年11月18日 22時30分57秒 | トラベルフォト

2013年3月16日デビューの東北新幹線 E6系「スーパーこまち」。

茜色のカラーリングが、これまでの新幹線になかった美しい色彩。
先日初めて東京駅の新幹線ホームで見かけました。

トンネル突入時の爆音低減や、空力を考慮した先頭車両の基本構成は、他の新幹線と変わらないはずなのに、どこかひとつ抜けた車両のデザイン。

ウィキによれば、元ピニンファリーナで唯一日本人でディレクターを務めた、あの奥山清行がデザインを監修したとか。

そうか、“ジャパン・レッド”と呼ばれるこの茜色は、フェラーリに通じているんだったんだ…。

さすが!納得!

奥野ビル スダ美容室

2013年11月16日 21時29分38秒 | トラベルフォト

銀座奥野ビルの手動エレベーターに乗り、黄色い格子扉をガシャンッと閉めます。

3階のボタンを押して向かったのが「スダ美容室」

写真を見て分かる通り、この美容室はもう開業していません。
4年前、百歳を迎えて亡くなった女性が、かつて開業していたこの場所が、ここスダ美容室。

現在は「銀座奥野ビル三〇六号室プロジェクト」という非営利一般社団法人が引き継いで部屋を管理運営しています。

この日は企画展をしているとのことで、昼過ぎに立ち寄ってみました。

時の経過をそのままに残すというプロジェクトの趣旨に沿って維持されている室内の雰囲気は、滅びの余韻で満たされています。

でも何故でしょう。
いわゆる廃墟とは異なる、息づく何かの気配が感じられる柔らかい空気がそこにはあるのです。

サンシャイン水族館 アシカのクゥ 

2013年11月09日 21時20分54秒 | トラベルフォト

サンシャイン水族館のアシカ・パフォーマンスタイムはとても賑やか。

次々と芸達者なアシカ達がステージに現れて、頭の上でボールバランスをしたり、観客席からポーンと投げられた投げ輪を見事に首にキャッチしたり、大人も子供も楽しませてくれます。

そうして遂に真打登場。

アシカのクゥです。

クゥと言えばやはりこの笑顔。
パフォーマンス係のお兄さんは笑顔と言っていましたが、笑顔といえば確かに笑顔…か?

どことなく引きつった顔にも見えないでもありませんが、見ていた観客の皆さんの顔が笑顔になっているのだから、これはスマイル!と言って問題なし、ですね。

ナイス、クゥ!

奥野ビル Vol.2

2013年11月04日 22時21分54秒 | トラベルフォト

「銀座アパートメント」

それが奥野ビルの本来の呼び名。

築81年にもなる歴史あるこのビルは、戦時中の空襲被害も免れ今に至ります。

銀座一丁目という立地。周囲のビルが次々と近代化していく中、まるでここだけ時代のエアポケットにはまり込んだかのように、時が停止した異次元のビル。

くすんだ茶色いタイル張りの外観と、それぞれの部屋から大きくはみ出すように育った植栽のコントラストが、奥野ビルならではの独特の雰囲気を醸し出しています。

このオーラを前にすると、ビルの中に入るためには何か特別の資格が必要なのではと、居住まいを正されるような気持ちになるのです。

80年の歴史の重みは、確かにそこに存在するのです。