GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

上海 東方明珠電視塔

2017年03月30日 23時37分03秒 | トラベルフォト

かつてはアジアで第1位の高さを誇ったテレビ塔、東方明珠電視塔。世界各地で高層
タワーの建設が続いて以来、467.9mという天を仰ぎ見るような高さも珍しいものでは
なくなってしまいましたが、それでも近年のモダンな高層建築に見られるスマートさ
とは懸け離れた、このユニークな存在感。中華デザインらしいオリジナリティで、今も
上海のシンボルとして君臨しています。

東方明珠電視塔のユニークさの象徴ともなっている特徴的な部分が、塔の各部を繋ぐ
巨大な球体。このイメージの元とは、唐の時代の詩人 白居易の詩の中に出てくる
明珠(めいしゅ:真珠)の事。 琵琶の奏でる美しい調べと、大小の真珠が跳ねる音と
重ね合わせたという詩だそうですが、この鉄人のようないかついデザインとその詩が
どう関連付いているのか、さっぱりわかりません。

こちらの写真、上海のスーパーブランドモール、正大広場へ向う途中に撮影したもの。
思わぬ好天に恵まれたこの日、空はほんのりとペールブルーの色に染まっていました。
PM2.5の数値を見ると101。上海にしては上々の空気。これが10年前なら、普通に
青空が見えていたはずですが…。
---------------------------------------
>>> Wonder Trip !

薬師寺 花会式 柴燈大護摩(さいとうだいごま)

2017年03月27日 21時26分10秒 | トラベルフォト

古都奈良で春を告げる恒例の行事、修二会。国家安泰、五穀豊穣、万民豊楽を祈る
仏教行事ですが、東大寺で行われる修二会が通称”お水取り”と呼ばれているように、
薬師寺で行なわれている修二会のことを”花会式”と呼んでいます。

これは、金堂の御本尊、薬師三尊像の前に十種類の造花をお供えすることになって
いるため。梅や百合、杜若や牡丹など、色鮮やかな色紙で折られた造花を見てみると、
皆とても綺麗。その美しい姿を見ていると、奈良の人たちは、本当に春を待ち望んで
いるのだなぁ…と感心してしまいます。

一方、花会式の初日である昨日3/25に、北側の不動堂前で行なわれたのが柴燈大護摩
(さいとうだいごま)。20人ほどの修験道者が祈りの言葉を唱えた後、その中央に
据えた護摩壇に火を入れ、巨大な護摩を焚くのです。紐を張った結界のすぐそばで
見ていたのですが、燃え盛るその熱気にたじろぎ、じりじりと後退しながら撮った
一枚です。見ている観客たちは下がることができますが、山伏たちは結界の中。
いくら慣れているとはいえ、その熱さ、半端ない温度でした!
---------------------------------------
>>> 花鳥風月、奈良の色。

椿寿庵(ちんじゅあん) ~十八学士~

2017年03月25日 10時14分04秒 | トラベルフォト

奈良 大和郡山で数多くの品種の椿を見せてくれる椿寿庵。こちらのハウスに訪れると、
決まってチェックしてしまう素敵な椿があります。それが、こちらの十八学士。
なぜ注目しているのかというと、それはこの凛々しい咲き姿。

好不調

椿の花にも好不調があります。去年見た、美しかったあの椿をもう一度、と思って
椿寿庵に伺うと意外にも咲きが悪かったり時期が遅かったりと、なかなかベストの
タイミングで出会うことは難しいのです。しかしこの十八学士だけは、いつでも
このように背筋の伸びた顔を見せてくれます。

さて、この”十八学士”という名前の由来。唐の皇帝、太宗文武が開いた学問所に通う
文学士の中で議論に白熱する熱心な十八人の学士のことを、こう呼んだそうです。
この名誉ある名前を冠した美しい椿。そう思ってみると、なんだかとても賢そうに
見えてくるのです。
--------------------------------------
>>> 花鳥風月、奈良の色。

Panasonic LUMIX DMC-LX100 レビュー -描写力-

2017年03月23日 21時48分16秒 | デジタルガジェット

世界初、フォーサーズのイメージセンサーを搭載したコンパクトデジカメ、LUMIX
DMC-LX100。コンデジで主流となっている1インチセンサーよりも大きなサイズ
ということで、最も関心が高いポイントは当然画質。さて、実際にDMC-LX100で
撮影した写真を見てみましょう。

被写体に選んだのは、法隆寺東院伽藍の鐘楼。袴腰と呼ばれる裾広がりの足元の作り
が特徴で、伸びやかな軒反りを形作る瓦屋根と対を為す組み合わせが素晴らしい
日本建築です。RAWデータのオリジナルでは軒下の影部分が黒つぶれしていましたが、
Lightroomを使って暗部の情報を引き上げてみると、細部にわたってしっかりと
情報が記録されています。さすが4×3センサー!

方形の屋根の周囲に巡らされた軒丸瓦。その一つ一つが正確に描き出されていて、
画質のヌケがとてもクリア。この緻密な絵作りは、さすがに高画質スマホでも
敵いません。見た目は一見、やや大きめのコンデジですが、ゆとりのセンサーサイズ
を生かした描写性能の高さが光ります。
---------------------------------------
>>> 製品レビュー

神戸 異人館 うろこの家 塔屋

2017年03月21日 21時34分43秒 | トラベルフォト

神戸 異人館に訪れた時のこと。うろこの家の各部屋と、その贅沢な内装や調度品を
眺め、祖国から遠く離れて暮らした異国の人々の気持ちへと思いを馳せた後、一旦
外の庭へと足を向けます。うろこの家の直ぐ横に隣接されている、もう一つの
うろこの家が、うろこ美術館。

うろこ美術館の中には、マチスやユトリロなどの作品や、日本人作家の現在美術作品
などが各階に展示されています。3階まで上がってくると、そこは展望スペース。隣の
うろこの家と同様、神戸港が一望できる広い窓がある、ゆったりとした寛ぎの空間。

この日の天気は上々。晴れ渡る青空が、観光気分を上げてくれます。大窓から見える
港の風景をパノラマで眺めていると、東側にも小さな窓があり、その窓越しに隣の
うろこの家の屋根から顔を出す丸い塔屋が見えました。

ここから見るうろこのスレート板の意匠は、下から眺めた時と比べてまた違って見え
ます。長年潮風に晒されたこれまでの長い歴史を感じさせる、落ち着いた佇まい。
そして特徴的な円筒形の塔屋はかつての展望室。港を出入りする商船を見ていたそう
です。確かにこの眺め、文句なし!
---------------------------------------
>>> まち、あち、こち。

Panasonic LUMIX DMC-LX100 レビュー

2017年03月19日 17時02分27秒 | デジタルガジェット

iPhoneを始めとするスマホカメラの高機能化に伴い、カメラメーカーがリリースする
コンパクトデジカメ市場は、急速に縮小しています。そうした状況の中で気を吐いて
いるのが1インチセンサー搭載のコンデジ。一眼レフにも迫るような高画質で、スマホ
カメラとの差別化を図っていますが、パナソニックがリリースしている高級コンデジは
さらにその上をいく、フォーサーズのコンデジ。

1インチのイメージセンサーのサイズは13.2×8.8mm。面積では116.16mm²。一方
フォーサーズのイメージセンサーのサイズは17.3×13mm。面積では224.9mm²。
面積比で約2倍もの大きさ。この明快なアドバンテージを武器に、本格コンデジ
として発売しているのがLUMIX DMC-LX100。

天面部分にずらりと並んだ各種ダイヤル。レンズ鏡筒の根元部分に配置された
コントロールリング。撮影に集中するためのファインダー。本格的な操作に必要と
されるエレメントを何一つ削ぐことなく搭載したLX100は、そのコスト
パフォーマンスの高さから、隠れた人気機種となっています。
凝縮されたその機能性、操作性、クオリティ。撮影した写真をもとに、レビュー
開始です!
---------------------------------------
>>> 製品レビュー


神戸 異人館 うろこの家 王家の橇(そり)

2017年03月08日 23時00分48秒 | トラベルフォト

神戸 北野の異人館の中でも特に有名な館が、うろこの家。特徴的でかわいらしい天然
スレート石を外観に用いた独特の存在感が人気の秘密。うろこの家に訪れてみると、
家全体から醸し出されている異国情緒はやはり特別。凝った内装などを見ながら二階へと
足を向けました。

階上へと上がり、左右の部屋へと目を移すと、どちらの部屋の中も調度品のような家具
が設えてあり、贅沢な雰囲気で溢れています。そして、神戸の港が見える南側の部屋へと
足を向けると、その部屋はサンルームのような場所。太陽の光が降り注ぐ、一面窓に
覆われた暖かい部屋です。

その部屋の西側に置かれていたのがこのドラゴン。この彫刻は橇の船首部分に施されて
いたもの。そばにあった解説には「王家の橇(そり)」と書かれていて、こちらも
調度品のうちの一つなのでしょうが、でもなぜ神戸の異人館に橇?理由はわかりませんが、
この彫刻を見ていると、ふとその視線の先にある神戸の空の方へと、視線が促されて
しまうのです。
-----------------------------------------
>>> まち、あち、こち。

SONY MDR-1A レビュー −おすすめアーティスト−

2017年03月03日 22時26分08秒 | デジタルガジェット

全方位隙なし。打ち込み系も、ボーカル系も、ロックもこなす、モダンミュージックの
美味しい音のツボを知り尽くしたオールラウンダー。1Rから引き継がれた極上の着け
心地と、とことんまで楽しめる音色を奏でるエンターテイナー、MDR-1Aにぴったりの
おすすめアーティストとは?

まずおすすめなのが、J POPの男性デュオ、3月からの活動再開を宣言した
CHEMISTRY。スカッとした凛々しいボーカルと、スピード感溢れるイマドキの音楽
との組み合わせは、1Aの鳴らす音のコアにぴったりはまります。もちろん
CHEMISTRYのバラードも絶品!

MDR-1Aが聴かせてくれる楽器の中でも、特に艶っぽくて粋な音を聴かせてくれる
のがギターの音色。そこでおすすめなのが、世界で最も偉大なギタリストのうちの一人、
Eric Clapton。クラプトンの奏でるギターの魂の音が、まるでボーカルのような
生々しさで耳に届きます。

クールかつホット。スマート&セクシーなファンクミュージックで多くの人を楽しませ
てくれるPharrell Williams。ゴキゲンなビートと澄ましたボーカルの組み合わせ
が、今の空気感にピタリと融合。そんなファンキーな音は、MDR-1Aの得意中の得意。
聴けば思わず体も揺れてきます。

聴き疲れのしない本体設計に、ノリのいい楽しい音。ザ・ヘッドホン、MDR-1A、
おすすめです!
---------------------------------------
>>> 製品レビュー