「うわっ、初めて見た!ベスパカーだ!しかも赤!」と、テンションが上がって
しまったのは、倉敷 美観地区にある、世界各地の木のおもちゃを取り扱っているお店、
伊勢屋の店先にて。店の前の縁石にギリギリ車体を預け、はみ出した一輪にブロックを
敷いて水平を保っています。
三輪の乗用車といえば、日本のオート三輪を思い出しますが、このベスパカーはより
バイクに近い作り。同じく定員1名タイプのダイハツミゼットDK型は排気量が250cc
であったのに対し、ベスパカーP50はその名の通りたったの50cc。つまりは原付と
同じパワーです。
乗員がセンターポジションで運転するスリムなマイクロカー。よく見れば、2013年
から国交省が導入促進している超小型モビリティに似ていなくもありません。こちら
はもちろん4輪車規格ですが、EVかガソリンかという違いはあるものの、都市渋滞
への対応やエコの観点からすると、意外に同じラインに乗っています。実は
ベスパカー、時代を超えているのかも。
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>>> まち、あち、こち。