GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

SENNHEISER MOMENTUM In-Ear Wireless 1st レビュー -サウンド-

2017年12月04日 22時36分39秒 | デジタルガジェット

ふらりと訪れたYodobashi-Umeda。オーディオフロアーをぶらぶら見ていると、
ゼンハイザーの展示ブースが設けてありました。その展示の中でも、特に前面に
パワープッシュしていたのが、こちらのMOMENTUM In-Ear Wireless。そこで
早速、iPhoneとペアリングして聴いてみました。

製品名からも分かる通り、イヤホン部分のユニットは、SENNHEISER
MOMENTUMIn-Earと同じ。それにBluetoothワイヤレス機能を加えたのが
この製品。さて、肝心のその音とは?プレイキーを押してまず耳に飛び込んで
きたのは、曇りのないまっすぐな音。

まっすぐな音とは、色付けされていないストレートな音。楽器は楽器の、声は声の、
音源そのままが耳に届くような気持ちのいい音。それがモニターライクなキレキレ
の音でなく、あるがままのサウンドが素直な音色で目の前に展開されているような、
そんな理想的な音空間。従って、ただ聞いているだけで”スッ”と音楽に没入して
いる自分に気づくのです。これまでありそうでなかったこの楽しさ。
MOMENTUM In-Earならではの魅力が光っています。
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SENNHEISER MOMENTUM In-Ear Wireless 1st レビュー

2017年11月29日 22時13分19秒 | デジタルガジェット

1945年に、ドクター・フリッツ・ゼンハイザーによって創立された、ドイツの音響機器
メーカー”SENNHEISER(ゼンハイザー)”。実は、世界中の各放送局やコンサート会場
等で使用されているマイクの多くはゼンハイザー製。今ではヘッドホン/イヤホンの
カリスマブランドの一つに挙げられています。そのゼンハイザーが送り出した、最新
ワイヤレスイヤホンがこちら、MOMENTUM In-Ear Wireless。

先月初旬、ソニーのWI-1000Xの購入を決める際、どちらを選ぶべきか最後まで悩んだ
商品が、このMOMENTUM In-Ear Wireless。ゼンハイザーが放つ新作ワイヤレス・
イヤホンということで、早速店頭で試聴してみたのですが、その音の良さにすっかり
惚れ込んでしまう事に。散々悩んだ挙句、今回は総合力でソニーを選びましたが、
MOMENTUMの音もやっぱりイイ!

というわけで今回から複数回にわたってお届けする、店頭試聴レビュー。WI-1000X
との比較等も交えて行っていきたいと思います。聴けば聴くほど、その性格、音作りの
思想、外観デザイン、ソニーとは違うゼンハイザーならではの魅力が明らかに。では、
次回よりその個性の一つ一つを様々な観点から探っていきます!
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Leica CL

2017年11月24日 21時33分57秒 | デジタルガジェット

TLとCL。どちらもライカのAPS-Cフォーマット・ミラーレスカメラ。背面液晶での
撮影スタイルだったTLにEVFを追加したのが、今回発表されたCL。基本のシステムも
マウントも共通でありながら、外観デザインのテイストは驚くほど異なります。

アルミの塊から削り出した精密機器のような佇まいのTLに対し、バルナックライカを
思わせるシンプルでクラシカルなフォルムを纏ったCL。見る、操作する、写す、
といったカメラの基本機能に忠実な機械として、奇をてらわずに作り上げられた伝統の
形がCLの中に息づいています。

ホールド性に優れたコンパクトなトラック楕円の躯体に、使いやすいツインダイヤル
を配置。EVFで被写体を見ながらブラインドで露出の設定操作が可能です。直感的な
操作性により、撮影動作への集中を約束する、ユーザーフレンドリーな提案です。
携帯性に優れた小さなボディに、ライカの伝統を受け継ぐ普遍的なデザイン。
バルナックの魂が、現代に蘇りました。
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SONY WI-1000X レビュー -Headphones Connect-

2017年11月20日 21時38分35秒 | デジタルガジェット

WI-1000Xは、スマホの専用アプリ”Headphones Connect”に対応。このアプリ
を使うと、各ユーザーのリスニング環境に合わせて、音楽を自分好みにカスタマイズ
する事ができるのです。音楽の楽しみ方の幅をさらに広げてくれる、簡単かつ便利な
面白い試みです。

Headphones Connectでできる主な機能は、①バッテリー残量など機能状態
表示。②サラウンド設定。③音質コントロール。④ノズキャンセリング設定、等々。
これで音質や音場をイコライザー感覚で細かく調整したり、プリセットされた環境
をタップで切り替え、自由自在にパーソナライズ。

まずは、VPT : Virtualphones Technology(バーチャルホンテクノロジー)を
使ったサラウンドの効果を試してみます。デフォルトはOff。そこからArena、
Club、Outdoor Stage、Concert Hallの擬似環境を選択可能。タップ&スライド
で選択してみると、思った以上に音質は変わります。仮想空間のどれもが大空間
なので、ボーカルは全体的に奥に引っ込み、低音域の厚みが増してきます。しかし
WI-1000X本来のクリアな音質がスポイルされてしまうため、すぐにOffへ戻して
しまいました。重低音タイプのMDR-XB950N1なら面白いのかもしれません。

次は音質のコントロール。イコライザーにはBright、Exited、Mellow、
Relaxed、Vocalなどがありますが、お勧めはExited。低音域の厚みが増し、
屋外で聞いている時、周囲の外部音等で失われがちな音域の欠損を補ってくれ
ます。また、寝落ちの際のリスニングには、耳に優しいモードのRelaxedが
おすすめ。様々なシチュエーションで、手軽にいろいろ試せるのですが、
やっぱりデフォルト設定が一番音がいい、というのが結論です!
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SONY WI-1000X レビュー -デザイン-

2017年11月15日 21時35分57秒 | デジタルガジェット

WI-1000Xの外観デザインを一言で言い表すならば、”スマート&タイト”。首周りへの
視覚的な存在感を極力なくすため、機構設計/基板レイアウトを見直しながらあくまで
スリムさにこだわり、ここまでコンパクトでスマートな躯体が実現しました。では、
キーワードに挙げた”タイト”とは?

ネックバンドタイプのヘッドセットは、首に掛けるたびに本体を左右に広げるため、
躯体に多大な応力が加わります。何万回もの伸縮に耐えるためには、ABSやエラストマー
系の柔らかい樹脂を採用するのが一般的ですが、やわい樹脂だけでは外観品位があり
ません。そこで、たわみに強く高剛性でタイトな金属素材、ステンレスを採用したのが、
WI-1000Xのデザインのポイント。

ソリッドでタフなステンレスを立体曲面で加工された、こだわりのハンガー部の内側を
見ると、ハイエンドクラスのヘッドホンに採用されているような、発泡ウレタンと合皮
を組み合わせた柔らかいパッドが組み合わされています。首に直接触れても冷たくない、
人に優しい素材をチョイス。この快適さと剛性感の絶妙な組み合わせ。まさに
”スマート&タイト”です!
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Panasonic LUMIX G9

2017年11月11日 21時03分54秒 | デジタルガジェット

パナソニックから、LUMIX史上最高画質というミラーレス一眼、LUMIX G9が発表
されました。今の所日本での発売は未定ながら、海外では来年の1月に発売の予定。
防塵・防滴に対応し、アウトドアでの機動性の高さが自慢の現行LUMIX G8の後継機種。
しかしその外観は大きく変わりました。

G8同様、G9もマグネシウム合金による高剛性ボディを採用。しかしそのデザインの
印象は大きく変わりました。軍艦部のセンター部分を山型に面カット。従来とは違う
硬質でスパルタンな表情を作り出しました。たったこれだけの造形処理で、”LUMIX”
のロゴがカッコよく見えてくるから不思議です。

これまで天面右側にセットされていたモードダイヤルのレイアウトを一新。左側の
ドライブモードダイヤルと縦に同軸で組み合わせ、一体化したMODE/DRIVE
ダイヤルを提案。ブラインドでも指だけで感覚的に使いやすくする工夫が見られます。
更にその特徴的な変化ポイントがひと目でわかるよう、レッドのアクセントラインを配置。
その見た目。そのインターフェース。見るからに使ってみたいオーラをまとった、
本格ミラーレス一眼が誕生しました。
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SONY WI-1000X レビュー -使用性-

2017年11月07日 22時54分18秒 | デジタルガジェット

ネックバンドは取り回しがラク!。プレーヤーからのケーブルレスにより、イヤホン
ケーブルが絡まることもなければ、コードが衣服に擦れてイヤホンから聞こえる、
嫌なタッチノイズからもおさらば。そして耳からイヤホンを外しても、ハンズフリーで
放っておけるこの手軽さがグッド!

ただそのままだとイヤホンが首元でプラプラしているので、どこかだらしない。しかし、
このWI-1000Xにはちょっとした工夫が。”ケーブルマネジメント構造”と呼ばれる、
ネックバンド部に設けたスリット。この溝に余ったケーブルを嵌めることで、イヤホン
のプラプラを防ぎます。

小さなアイデアですが、イヤホンケーブルをあちこちに暴れさせないための賢い工夫。
マフラーや、バッグのベルトなど、気がつけば首の周りには色々なものが掛っています。
ケーブルが根元でホールドされていれば、いたずらに絡まることもありません。そして
何より、イヤホンケーブルをジップロックのようにスッーと嵌め込んでいくその感触も
心地いいんです!
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SONY WI-1000X レビュー -ネックバンドスタイル-

2017年11月03日 11時10分46秒 | デジタルガジェット

WI-1000Xはネックバンド型のワイヤレスイヤホン。音楽プレーヤから伸びる邪魔な
コードから解放される快適な使い心地が大きな利点。しかし首に掛けたネックバンド
自身が煩わしいのでは?と思っていましたが、全くの誤解。今回初めてネックバンドを
使ってみて、ヘッドホンとは違う、ネックバンドスタイルならではの快適な使い心地に、
改めて気付かされました!

まず最初の利点は、その軽さ。本体にはバッテリーや構造基板を含むメカ部分の重量
があるはずですが、その重さを首や肩で感じることはまずありません。逆にもう少し
重くても構わないからスタミナ性能(現状約10時間)を上げてほしいと思うほど。
その存在感と重量は、マフラーよりも希薄です。

ヘッドホン女子の台頭で、ファッションの一部にヘッドホンを取り入れることが
当たり前になりまし。しかしそれでも軽装な時期の夏場には、ヘッドホンは見た目が
ヘビー。もちろん耳のムレもNG!お気に入りの音をいつでも気軽に身に付けたいの
なら、オールシーズン快適に使えて、重さも見た目もカジュアルでライトなスタイル
が必要なのです。

また、ネックバンドで使い勝手がいいな!と思ったのが、実は”使わない時”なのです。
ちょっとアナウンスを聞きたい時、ちょっと人と話したい時、イヤホンを耳から
外してそのまま首にかけておける事がこんなに楽なのか、と改めて思いました。
今話題の完全ワイヤレスの場合、耳から外したら手に持つか、どこかに収納する必要
があるのです。首に掛けたまま、イヤホンをつけても外してもOK。とっても簡単で
スマートな、新しいリスニングスタイルなのでした!
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SONY α7R III

2017年10月31日 23時04分51秒 | デジタルガジェット
αシリーズ、高解像度の系譜”R”の名を冠したモデルの最新作、α7R IIIの登場です。
”R”は、Resolution(解像度)のR。その名の通り、現行機α7R IIが誇るフルサイズ
4240万画素の高解像度センサーを踏襲しながら、画像処理エンジンと高速LSIを刷新。
高感度性能を約一段分上げながらも、連写機能が秒速5コマからなんと秒速10コマに
超絶進化!

コンパクトデジカメの減少。一眼レフカメラの需要頭打ち。そうした中で売り上げを
伸ばしている唯一のカテゴリーがミラーレス。金額ベースで前年比、なんと31%増
GfKより)という好調ぶり。また、フルサイズセンサー搭載機の投入を続けている
ソニーは、ついにニコンを抜いて、フルサイズレンズ交換式カメラのシェアで、
二位の位置につけました。

レンズかカメラか

過去から連綿と続く確かなレンズ資産によって、キヤノン、ニコンの高い壁は強固に
守られてきました。しかし今、カメラの心臓部とも言えるイメージセンサーの開発で
先頭を走り続け、マシンの進化を加速させているソニーの勢いが、ジャパン・
テクノロジーの真骨頂であるカメラの世界で下克上を果たそうとしています。その
急先鋒となるα7R III。山は動くのか。
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SONY WI-1000X レビュー -ワイヤレス性能-

2017年10月27日 22時28分54秒 | デジタルガジェット
WI-1000Xが誇る3つの特徴。それは、ハイレゾ、ノイキャン、ワイヤレス。
WI-1000Xを購入する際に、特に注目したポイントはワイヤレスの性能でした。
ケーブルフリーの快適さは当然のこと、中でも重視したのはBluetoothの接続安定性。
この安定性こそがワイヤレスの真の快適さを決める大きなポイント。結論から言えば
WI-1000Xの安定性、なかなかいい仕事しています!

今から遡ること1年前。当時、ワイヤレスなのに高音質ということでで大きな話題と
なったのが、MDR-1000X。そこで店頭で試聴した際、その音質の高さに驚かされた
一方、かなり頻繁に音飛びや接続エラーが起こりました。多くのBluetoothの
電波同士が干渉する”店頭”という特殊な空間だったとはいえ、これでは実使用でかなり
ストレスが溜まりそうだと思いました。

しかし、他社のワイヤレスヘッドホンを試してみると、音飛びはありません。ソニー
の”LDAC(ハイレゾ級の音を実現するコーデック)”採用機種に多く見られたこの現象。
ということは、LDACに起因することなのかも…と思っていました。そして1年後、
改めてWI-1000Xでその真価を試そうと試聴しましたが、今回は音飛びは一切なく、
その接続安定性に感心したのです。

ワイヤレス接続が安定して使えるならば、ハイレゾ級の音を誇るLDACは、他社に
比べて大きなアドバンテージ。電車内や歩きながら実際に使ってみましたが、音飛び
はほぼ皆無。スペック表には現れませんが、一年間の地道な機能の改善と進化を
しっかりと実感しました。
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Canon PowerShot G1 X III

2017年10月17日 22時58分28秒 | デジタルガジェット

コンデジなのに高画質。コンデジなのに高性能。レンズ一体型でコンパクトな
使い易さはそのままで、しかも画質は一眼レフ並に。そんなわがままな要望に答えて
いるキヤノンのデジカメシリーズが本日リニューアル。一眼レフに迫る大きさだった
これまでのセンサーサイズが、G1 X IIIで遂に一眼レフと全く同じ大きさに!

今回発表されたPowerShot G1 X IIIのイメージセンサーのサイズは、キヤノンの
コンデジ史上初となるAPS-Cサイズ!因みに現行機種Canon PowerShot G1 X II
のセンサーサイズは1.5型。そこから大きくジャンプアップしながらも本体サイズは
コンデジ並の大きさ。実に驚きです。

電子ダイヤル、コントローラーリング、露出補正ダイヤルに、コントローラー
ホイール。各種操作が素早くダイレクトに行えるダイヤルを多数備え、創造的な
写真の制作に必要な道具的なカメラとして、小さいながらもきちんとデザイン
されています。
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SONY WI-1000X レビュー -サウンド Vol.4-

2017年10月13日 22時15分16秒 | デジタルガジェット

ワイヤードでハイレゾを試聴してみたのは、同じくハイブリッド・ドライバー搭載の
イヤホンXBA-A2。ちなみにケーブルは、MUC-M12SM1にリケーブル。早速、
XBA-A2でハイレゾ音源を改めて聴いてみます。するとWI-1000Xとの違いが鮮明に。
まず最初に感じられる大きな違い、それは奏でる音の”温かさ”。サウンドの体温とも
いうべき、声や楽器の温度がそこにあるのです。

キレ味のいいクリアなサウンドを聴かせてくれるWI-1000Xと比べて、同じく解像度
の高い音を奏でるXBA-A2ですが、その音からは、まるでアナログレコードを聴いて
いるかような温かみが感じられるのです。また、12mmの大口径ダイナミック
ドライバーユニット搭載ということもあり、低音域はWI-1000Xより深く沈み込む
ように響き、ウォーム系の独自の世界観を形作っています。

そうか、ハイレゾのストレートな音ってこうだったっけ、と改めて思い出しました。
音場全体を包み込む柔らかな空気感に加え、ボーカルや楽器の音が重なるサウンドの
連続性が実に緻密で、描きだされる音の世界はどこまでいってもナチュラル。デジタル
音源でありながら、いわゆる”生音”とか”原音”と言われるその音に、グッと肉薄して
いるのです。

双方聴き比べてみて、WI-1000Xの場合、構造的に音質に不利なはずのbluetooth
ワイヤレスですが、純粋に高音質イヤホンとしてのベースメントは十分に持っています。
したがって、今回比較した各イヤホンの音質の差について言えば、ぶっちゃけ好みの
差であるとも言えます。

普段、80’やJポップ、アニソンやロックと言ったメリハリの効いた音楽を聴くことが
多いならば、WI-1000Xの音はピッタリ。ジャズやR&B、交響楽やバラードが好み
なのであればXBA-A2を、というように、個性がはっきりと出ていました。そして
もちろんどちらもハイクオリティーです!
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SONY WI-1000X レビュー -サウンド Vol.3-

2017年10月11日 21時37分57秒 | デジタルガジェット

”LDAC”を採用して、ワイヤレスでもハイレゾ級の高音質を実現したWI-1000X
しかしここで一つの疑問が。ワイヤレスイヤホンとワイヤードイヤホン、どちらも
ハイレゾ対応であった場合、一体どれほど音の違いがあるのだろうか?それぞれ
イヤホンを付け替えて、早速試してみました!

試聴するにあたり、まずはハイレゾの環境設定です。使用するDAP(デジタル・
オーディオ・プレーヤー)はハイレゾ対応のウォークマン、NW-WM1A。そして、
音源はもちろんハイレゾで。今回選んだ楽曲は、SHANTIのAqua’s Lullaby。
この条件で聴き比べてみました!

まずはWI-1000Xによるワイヤレスでのハイレゾサウンド。イヤホンを耳にセット
するとノイズキャンセリング機能によってスッと周囲の雑音が消え失せた後、その
静寂の空間から艶やかなギターのソロが聞こえてきます。その音、音源が圧縮されて
いるとは思えない程クリアな表現力。ノイキャンの効果もあり、解像度の高い音質が
より際立つ環境が整えられています。中でも高音から中音域にかけてのキレと響きが
特に良く、美しいボーカルが余すことなく表現されています。

なるほど、さすがLDAC。SBCコーデック(328kbps)の約3倍(990kbps)の
伝送容量を誇るだけあり、情報量の違いが音の良さにしっかり効いています。LDAC
搭載のDAPとの組み合わせに限られますが、ワイヤレスでもハイレゾ相当という
触れ込みもまんざらではありません。さて、それではワイヤードで聴くハイレゾの
音とは?次回、その音の比較をレビューします!
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SONY WI-1000X レビュー -サウンド Vol.2-

2017年10月09日 22時32分42秒 | デジタルガジェット

ペアリングしたNW-WM1Aからまず初めに聞こえてき音。それは、”静寂”でした。
イヤホンを耳にセットすると同時に体感するこの特別な感覚こそが、ソニーが誇る
ノイズキャンセリングの威力。その澄んだ静寂の空間の中から、ギターの調べが、
ボーカルの吐息が、静かに立ち上がります。

その特別な空気感を例えるならば、「プライベート・コンサート」。街中でも、
電車の中でも、聴けばそこに、私だけの特別な空間が広がります。そしてなにより
驚きなのは、そのサウンド・クオリティ。本当にこれがBluetoothを介した
ワイヤレスの音なのか?ということ。

そのサウンドとはずばり、「澄んだ空間、澄んだ音。」一音一音が、丁寧に磨き
上げられた、上質で大人のサウンド。XBA-N3同等のドライバーシステムを採用
しているというのも、この繊細で豊かな表現力なら確かに頷けます。

同日発売の完全ワイヤレスイヤホンWF-1000Xと比べてみると、WFの奏でる元気
でメリハリのあるサウンドとはWIのサウンドはその性格が大きく違います!完全
ワイヤレスの使い勝手の良さでWFを選ぶか、サウンドのグレード感でWIを選ぶか
悩みに悩みましたが、ワンランク上のこの上質なサウンドを聞いて、やっぱり
WI-1000Xを選んで間違いなかった!と確信したのです。
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SONY WI-1000X レビュー -サウンド-

2017年10月08日 23時35分53秒 | デジタルガジェット

WI-1000Xを手に入れて、まず最初に確かめたかったのがサウンド・クオリティ。
ワイヤレス、ノイズキャンセリング、ハイレゾなど、キャッチーなイマドキの
キーワードが多数を占める中、やっぱりオーディオ製品の基本、”音”の良さが
気になるのです!

WI-1000Xのイヤホン部分の基本構造は、同社のハイエンド・イヤホン、XBA-N3
と同様。口径9mmのダイナミックドライバーユニット+バランスド・アーマチュア・
ドライバーユニットの組み合わせによる、ハイブリッド・ドライバーシステムを
採用しています。

Bluetoothワイヤレス・イヤホンの場合、音のクオリティを減衰させてしまう様々な
要因が多数発生します。コーデックの種類や、電波の途切れ、そしてノイズ対策など。
しかし、結果的にはドライバーユニットの完成度が、音の良さを左右する最も重要な
ファクター。そのアウトプットに、XBA-N3同等のシステムを取り入れているならば、
その価値は実証済みであるとも言えます。早速、愛用のNW-WM1Aとペアリング。
そのサウンド・クオリティの実力とは?
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