GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

長岳寺の平戸つつじ

2009年04月30日 17時30分50秒 | トラベルフォト
奈良 天理の古刹、長岳寺。
今、境内の平戸つつじは満開です。
長岳寺の創建は遥かに古く、天長元年(824年)。弘法大師によって建てられました。
この創建当初から唯一現存する、日本で最も古い鐘楼門が背景に写っています。
約千二百年もの間、この地に立ち続けてきた由緒ある鐘楼門の周りでは、毎年この時期、赤紫色に萌える平戸つつじの新たな命の開花が繰り返されてきました。
新と旧。
永劫と刹那がひとつになる。
そのコントラストは、鮮やかな色彩の対比以上に眩しく見えてきます。

シャガとヤブキリ

2009年04月29日 22時24分20秒 | 
白くて綺麗な菖蒲だなー、これまで思っていましたが、同じアヤメ科でも「シャガ」というきちんとした名前を持ってたこの美しい花。
その特徴でもある、オレンジ色と青紫色のミステリアスな斑点模様を見ようと近づくと、花の中心に小さなバッタが。
アヤメとシャガの関係と同じく、この昆虫もバッタではなく、バッタ目キリギリス科の「ヤブキリ」。
よく調べてみなければ、ただのバッタだと思いこんでいるところでしたが、この幼虫が成長すれば、蛙すら捕食するという凶暴な肉食昆虫だということです。
しかし、幼い時期には花の蜜や花粉を食べて成長するのでしょうか。
周囲に群生するシャガを見回してみると、あちこちの花の真ん中に、同じようにヤブキリの幼虫がとまっていました。
花びらの上でぴくりともせずに集中している様子は、とても肉食の血を持っているとは思えない、けなげな姿をしていました。

新家長福寺(しんけちょうふくじ)の八重桜 Vol.2

2009年04月28日 21時53分20秒 | 
敷き詰められた八重桜の花びらの上をよく見てみると、その色は薄紅一色という訳ではありませんでした。
新家長福寺(しんけちょうふくじ)で八重桜が咲く頃は、様々な牡丹も一緒に楽しむことができます。
白、黄、紅、茶。
バラエティに富んだ牡丹の花の花弁がひとひら、桜の絨毯の上に重なっていました。
あまりにもきれいな配色にハッとなり、寄って写真を撮りました。
見れば、桜の花びらの隙間から、新芽の緑や、薄紫の藤の花びらなど、色相の異なる色もまぶされていて、ピンクの画面をより引き立たせる、小気味良いスパイスとなっています。
自然が描くアートは、その所業が全くの無心だからこそ、その強さが際立ちます。

新家長福寺(しんけちょうふくじ)の八重桜

2009年04月27日 21時58分00秒 | 
4月もそろそろ終わりが近づき、古都を彩った今年の桜ももう終わりかな… と思っていましたが、最後のひと花。
新家長福寺(しんけちょうふくじ)の八重桜です。
正確に言えば散り桜ですがその散り方、半端無いほどの潔さ。
一昨日の夜から吹き荒れた強烈な疾風のおかげで、一晩で花びらのほとんどを散らした八重桜。
木の根元はご覧の通り、桜の絨毯。
鮮やかなピンクに染まった境内は、非日常の現実世界。
新鮮な不自然さは、静かに気持ちが高まる心地良さ。
冷めやらぬ大風は、最後に残った桜の花までも振り落とそうとしているかのようでした。

Volkswagen New Polo Vol.3

2009年04月26日 16時08分00秒 | 
欧州車のスタンダード・コンパクトタイプ、Bセグメントに属するポロ。
激戦区のこのゾーンでは、BMW MINIやフィアット・プント、シトロエン・C3や日産・マイクラ(マーチ)など、細い路地をスイスイすり抜けられる、欧州向きで魅力あるコンパクトカー達が(鎬)しのぎを削っています。
個性豊かなデザインが溢れるライバル達を尻目に、ポロはあくまでも分かりやすく着実に、その実直な車の性格をデザインに反映しています。
言うなれば“ネオ・スタンダード”。
兄貴のゴルフと共に、次の時代を見据えた新しい定番を、ユーザーへ示し続けて行きます。
フォーマルなドイツに対して、全く反対のベクトルから攻めるのは、やはり華やかなイタリア。
対抗馬としてぜひとも挙げておきたいのが、ランチャのイプシロンです。
日本導入は未定ですが、まるでブランド・カーのようにキラキラしている、容姿端麗なイプシロン。
どちらも甲乙つけがたい、魅力的な欧州コンパクトカーです。
    ↓
LANCIA:YPSILON

Volkswagen New Polo Vol.2

2009年04月25日 21時56分38秒 | 
現行Poloと大きく異なるデザインテイスト。
エッジの利いた、精悍でスポーティーなフォルムは、8年分の進化を感じさせます。
このサイドに水平に走るキリリとしたプレスラインは、新型Golf同様、製造ライン上における嵌合の管理が、大幅に向上したことによって実現可能になったという、生産技術改善の結果。
車体重量7.5%の軽量化に加え、19%もの燃費改善など、一見地道ですが、正統派のリニューアルは、素直に喜ばしいポイントです。
でもやっぱり、一目見て素直に、そして無理なくカッコ良くなったこのフロントマスクが、一番のグッドニュースです。

Volkswagen New Polo

2009年04月24日 22時26分07秒 | 
正式な発表はまだ先になりますが、今月お披露目となったGolfに続いて新たな姿を現わした、新型Polo。
シロッコ、ゴルフに続いて水平基調の引き締まったフロントマスクは、フォルクスワーゲンの新たな時代を予感させます。
しかし、大人になりました。
ゴルフの弟分として1975年に登場したポロも、今回で5代目。
グローバルで活躍するコンパクトカーの定番モデルとして、歴史あるBセグメント・カーです。
その時代に合わせて、着実にその魅力を積み重ねてきたポロ。
2010年度ニューモデルは、今年の6月、本国ドイツで正式に発表される予定です。

染井吉野と紅八重桜

2009年04月23日 22時36分07秒 | 
画面下半分をよく見てください。
何かいます。
上半分は、興福寺 三重塔脇の土塀沿いに並んで咲く、染井吉野と紅八重桜の紅白の共演。
春の明るい日差しに照らされて輝く桜の下は、斑模様の日陰のコントラストがキツめに映っています。
その自然の作りだした迷彩柄の中に、スゥっと溶け込んだかのように存在しているのが……、鹿です。
もちろん“Aha!!”となりましたよね。
奈良と言えば、やっぱり鹿です。
僕のすぐ横で、英国人らしき小さな女の子が、人差し指を口に当て、「ダディ!シィーー!ほら見て、鹿さんよ!」と言いながら、とびきりの笑顔を振りまいていました。

コゲラと染井吉野

2009年04月22日 23時15分36秒 | BIRD
先々週、早朝の奈良公園を散策していると、満開にほころんだ染井吉野に囲まれた中から、「コツコツッ…、コツ…」と桜の枝を叩く小さな音が頭上から響いてきました。
この音は紛れもなくコゲラだ、と音のする方を見渡すと、やっぱりいました。
焦げ茶と白の斑の羽根をした、小柄な野鳥。
独特の掴り方で枝に留まるその形は、キツツキのコゲラです。
太いものから細いものまで、枝のあちこちをつついて回っているのは、虫を追いだしているのでしょうか。
ファインダー越しに追いかけていると、ある枝の前で、忙しなかった動きをなぜかピタリと止めました。
もちろん偶然なのでしょうが、一輪の染井吉野が、彼の眼前にその可憐な花びらを広げていました。
どこか首を傾げてじっと耳をそばだてているように見えるこのポーズは…。
そうです、あのビクター犬です。
シチュエーションは全く違いますが、このイメージはけっこう似てますよ。
    ↓
ビクター犬

醍醐寺(だいごじ) 三宝院の桜

2009年04月21日 20時32分38秒 | トラベルフォト
京都 醍醐寺(だいごじ)といえば、太閤秀吉による「醍醐の花見」。
桜便りの“満開”の文字につられて4月の11日に訪れたのですが、ぜひとも見たかった五重塔前や金堂附近の大桜はすっかり葉桜になっていました。
しかし広大な境内のなかでも、三宝院の紅桜はその日まさに満開。
豪快な「醍醐の花見」を期待して来てみたものの、散りかけの桜が多く見られる中、ちょっと救われた思いでした。
春、快晴の空色に、紅桜の初々しいピンクが見事に映えます。
心が自然と開かれるように感じてしまうのは、この二色が小さな子供たちに大人気の色だから、というのは想像の飛躍でしょうか。
幼稚園児だったときの甥っ子が水色の、そして姪っ子はピンクの服やカバンばかりを好んで身につけていたかわいらしい姿を思い出しました。

橘寺(たちばなでら)の桜

2009年04月20日 22時22分13秒 | トラベルフォト
奈良県 飛鳥の橘寺(たちばなでら)。
飛鳥時代の不思議な石造仏、「二面石」のあるお寺で有名です。
今年、桜の季節に訪れたのですが、ミステリアスな二面石以上に気になったのが、境内から高く伸びる桜の木。
目に留まったのは桜の花の方ではなく、このまあるい巣。
バレーボールの倍はあるでしょうか、まるでくす玉のように、はるか頭上に吊り下がっていました。
この巣玉からヒナがひょこっと顔を覗かせたら、どんなに楽しいだろうかとしばらく見ていましたが、全く気配が感じられない様子なので、ちょっと残念でした。
ところで、この巣玉はひとつだけではありません。
他の桜にもひとつづつ、合計三つの草玉が、天高く掲げられているのです。
自然と共にある、飛鳥の微笑ましい風景の一つです。

四十雀(シジュウカラ)と八重桜

2009年04月19日 16時17分23秒 | BIRD
「ツッピー、ツッピー、ツッピー」という跳ねるような囀りのする方に目を向けると、いました、四十雀(シジュウカラ)。
白黒のおなかに、特徴的なネクタイ柄はやや太め。
V字に分かれた枝先にうまいことつかまって、真剣な眼差しで何かを目で追っています。
薄紅色の世界に飛び込んできたモノトーンの小鳥は、逆に目立ってしまいます。
早春らしからぬ高めの気温となった日差しを避けるように、木陰ならぬ花陰になったこの場所で、普段はせわしない四十雀も、なんだかゆったりとしていました。

興福寺 三重塔と八重桜

2009年04月18日 17時19分12秒 | トラベルフォト
撮影したのは先週末。
奈良 興福寺では、桜という桜がどこを見渡しても満開。
一重も八重も半八重も、一斉に花開いた境内各所は、本当に見ごたえがありました。
写真は三重塔。
興福寺といえば五重塔。
三重塔なんてあったっけ?と思われるくらい地味な場所にあるため、人通りも少々少なめ。
ところが塔の横に咲く桜を見れば、はち切れんばかりの自己主張。
スカイブルーの背景と、三つの屋根の黒いシルエットが、若々しいピンクの花のぼんぼりを、見事に引き立ててくれました。

一葉(いちよう)

2009年04月17日 21時11分46秒 | 
先週は季節はずれの暑さが続き、満開だった桜もあっという間に葉桜になってしまいました。
そんな中、慌ただしく撮影した様々な桜の姿を、今日からしばらく紹介していきたいと思います。
古都の桜 2009、まずは“一葉(いちよう)”です。
人工交配によって生まれた里桜(サトザクラ)の一種である一葉は、八重桜の代表的な品種の一つ。
淡紅色のやわらかそうな花びらが、春の日差しに優しく映えます。
まるで、寡黙で清楚な少女のように可憐な花姿に、一目惚れしてしまいました。
そこかしこで咲き誇る染井吉野を見慣れた目には、ほんのりピンクの八重桜はとても新鮮に映りました。

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Nikon D5000 Vol.2

2009年04月16日 21時52分45秒 | デジタルガジェット
デジタル一眼レフのハイエンド機種を中心に、背面液晶画面が軒並み90万画素オーバーと、高解像度化が進みつつありますが、D5000の最大の目玉であるバリアングル液晶の解像度が約23万画素に止まったというのは、少々残念。
しかし、高画質画像のキモである、CMOSセンサーはD90譲り。
D90に関する各種レビューでは、上位機種のD300と欠損のない絵作りで定評のあったという、有効画素数1230万の高画質センサー採用ということなので、その絵の仕上がりは期待大です。
動画撮影機能「Dムービー」にバリアングル液晶、高画質CMOSセンサーを盛り込んだ上で、標準ズームのレンズキット価格が10万円前後。
経済不況時代にはうれしいスペシャルプライスです。