GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

神戸 異人館 うろこの家

2017年02月28日 21時42分19秒 | トラベルフォト

神戸に訪れたのは2月の半ば。JR三ノ宮駅の改札を抜けたのは、まだまだ息が白い
冬の朝でした。特に行き先を決めていなかったので、駅を出てから、果たして海側に
行こうか、山側に行こうか、と悩んでいましたが、よし、今日は山側だ!と決意し、
歩む方向を異人館に定めて進み始めました。

異人館を訪れるのは十数年ぶり。色々なスタイルの館がたくさんあったなぁ…、という
記憶だけが残っています。今日はまず、一番記憶に残っていた”うろこの家”に行って
みようと思いました。ハンター坂を上り、北野通りを越え、北野天満神社で一休み。
お参りを済ませた後、再出発です。

ようやく到着した山の上。うろこの家は、昔の記憶より断然綺麗な佇まいでした。
外壁を覆っているうろこ状の天然スレート石の色は、まるで銅板の緑青のような
雰囲気を醸し出しています。それを互い違いの円弧でつなぎ合わせた模様は、確かに
うろこ。なんだか上を向いた鯉のぼりのようにも見えます。外国人居留地だった
神戸でしか見られない個性的な建物の中でも、一際異彩を放つ、素敵な家でした。
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>>> まち、あち、こち。

SONY MDR-1A レビュー −バランス接続 その2−

2017年02月26日 13時48分21秒 | デジタルガジェット

MDR-1Aを、付属のヘッドホンケーブルから、別売のΦ4.4mmバランス標準プラグを
採用したMUC-S12SB1にリケーブル。この組み合わせの最大の利点はシングル接続。
左右が分離したバランス接続なのに、プレーヤー側もヘッドホン側もそれぞれプラグは
一つ。ケーブル一本だけで接続がOKなのです。バランス接続だからといって、複数の
ケーブルを繋げる必要がないのです。

さて、NW-WM1A/MUC-S12SB1/MDR-1Aの組み合わせで、音楽を聴いてみます。
まず感じるのが音のキレ。楽器やボーカルの音像がスカッとクリアになり、音の輪郭の
一つ一つがまるで美しい4K映像のように目の前に展開されるのです。それぞれの音源が
きちんと独立することで音の定位がピシッと定まり、自然と音場はナチュラルな広がり
を見せます。つまり音全体の立体感と解像感が豊かにスケールアップされるのです。

もともと高音域から中音域の表現力に長けていたところに加えて、音全体の解像度の
ランクが上がるので、聴いていてとにかく心地いいのです。音圧高めでやや攻めていた
低音域については、S/N比の向上に伴い、透明度の高い深海のような贅沢な音に変わり
ます。スピーディーで楽しい低音域の性格はそのままに、より深みを増した素敵な音に
変わりました。

MDR-1Aの魅力をエンハンスするMUC-S12SB1の力。リッチな値段だけのことは
ありました!
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B&O Beoplay H4

2017年02月24日 21時41分59秒 | デジタルガジェット

B&Oと言えば、徹底的にデザインに拘るデンマークのオーディオメーカー。まるで
高級家具の一部のようなハイエンドオーディオから、手のひらに乗るほどの小型ボディ
のワイヤレススピーカーまで、様々な音楽のスタイルを提案するブランド。そして
今回発表されたのは最新カジュアルオーディオ。

今最もホットなカテゴリーである、Bluetoothヘッドフォンとして登場した新作が、
Beoplay H4。耳元にじゃらつくケーブルから解放された、自由なワイヤレススタイル
はこれからの音楽の楽しみ方の主流になること間違いなし!その機能をベースにしつつ、
B&Oらしいおしゃれなデザインを提案。

そのスタイルを一言で言えば、”ミニマル&カジュアル”。ハウジングには染色の
アルミニウムを、ヘッドバンドには手触りのいいラムスキンを採用し、触感にも
見た目にもこだわりの素材で構成。一目見て欲しくなる魅力的なカラー&マテリアル
のデザインです。
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SONY MDR-1A レビュー −バランス接続−

2017年02月21日 22時04分57秒 | デジタルガジェット

大口径のドライバーユニットやアルミニウムコートLCP振動板など、音を再現するため
の骨格がしっかりしているMDR-1A。素の音だけでも十分に上質感を味わえるのですが、
製品に付属しているヘッドホンケーブル(アンバランス接続)を、別売のバランス接続
対応のものにリケーブルすると、その音場が広がり、音の粒立ちが段違い!グラウンド
分離構造で設計されているため、バランス接続で音はよりグレードアップするのです。

そのMDR-1Aはケーブル構成がユニーク。ヘッドホン本体から出ている端子口は、L側
からのみの片出しスタイル。バランス接続させても、L、Rのハウジングから二本の
ケーブルをブラブラと垂らさなくてもいい片出しスタイルを実現!これはスマートで
画期的です!

MDR-1Aで使える、バランス接続対応の純正別売ケーブルは、MUC-S20BL1と
MUC-S12SB1。私が購入したのは、普段愛用しているDAP(デジタル・オーディオ・
プレーヤー) NW-WM1Aと相性ピッタリで、ポータブルアンプを介さずにバランス
接続が楽しめる、MUC-S12SB1。KIMBER KABLE社との共同開発で8芯Braid構造
の、迫力たっぷりのバランスケーブル。

さて、リケーブルで劇的に変わったMDR-1Aの音について、次回詳しくレビューします!
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Canon EOS 9000D

2017年02月19日 21時54分42秒 | デジタルガジェット

”プレミアムエントリー”と名付けられたEOSシリーズの新製品。現行機種の8000D
からの進化のポイントは数え切れないほど。まずはその頭脳。映像エンジンがDIGIC 6
からDIGIC 7へと進化。常用ISO感度の最大設定値が12800から25600へと大幅アップ。
夜景派には頼もしい機能アップ。

AFの測距点も、従来のオールクロス19点からなんと45点へ、二倍以上にアップ。上位
機種の80Dと同等の性能まで引き上げられ、”プレミアムエントリー”の名に恥じない
本格的なスペック。連写速度も5コマ/秒から6コマ/秒へと、こちらも本格一眼レフ
らしい機能の向上です。

ライブビュー撮影や、動画撮影時に大きな威力を発揮するデュアルピクセル CMOS AF。
まるでファインダー撮影の時のように瞬時にピントが合焦する気持ちよさ。特にライブ
ビュー撮影時にもっさりとしたピント合わせでストレスを感じていた方には、待ちに
待った進化です。こんなにもエントリー機の機能が充実してしまったら、兄貴分の80D
の出番がなくなってしまうのでは?
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Canon EOS M6

2017年02月16日 22時19分28秒 | デジタルガジェット

新型ミラーレスCanon EOS M6。EOS M5で速攻AFを実現したデュアルピクセル
CMOSを採用。約2420万画素のイメージセンサーのスペックも同様。ほとんど双子
のような構造面を持ちながら大きく異なるのがファインダーの有無。

M5では、EVFを軍艦部と一体化した一眼レフライクなスタイル。一方M6ではスパッ
とEVFを取り去り、天面フラットでライトなミラーレススタイル。基本性能はほぼ
一緒なので、スタイルの軽さを取るか、カメラとしての操作性を取るのか、実に
悩ましい選択です。

EVFの一体化は行わなかったものの、外付けEVFには対応。他社から様々リリース
されている外付けEVFは、どこか無骨で今ひとつなデザインが多かったのですが、
M6用の新しいEVFはなかなかグッドな見た目。機能が明快で使いやすそうに見える
だけでなく、カメラと一体化した時の見た目がなかなかクール!カメラユーザーの
くすぐりどころをよく知っています。

EOS M5とM6が出揃ったキヤノン。徐々に隙のないミラーレス包囲網を築き上げ
つつあります。
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SONY MDR-1A レビュー −音質 その2−

2017年02月13日 21時37分52秒 | デジタルガジェット

高音域の抜け感は驚くほど鮮明でクリア。中音域では、ステージの中からボーカル
が浮かび上がるような立体感。そして低音域では、スピーディで深みのあるベース
ラインを気持ち良く響かせるMDR-1A。このヘッドホンがなぜこれほどまでに
高音質なのか?ポイントは可聴域の高さ。

人間の可聴範囲は20Hz~20,000Hzと言われています(10代の聴覚数値に基づく)。
従ってこれ以上の数値は必要なしとされ、CDの音声周波数帯域における高音域の
上限は20,000Hzとなっています。しかし現在、その可聴域を超えるハイレゾの
高音域の上限は、何とその倍、40,000Hz以上という桁外れの再生能力が必要と
されてるのです!(日本オーデイオ協会による)

ではこちら、MDR-1Aの再生能力は?実は何と、その更に倍以上となる100,000Hz
(100kHz) !規格外のその数値。高音域の抜けと表現力が飛び抜けていいのは、
そのためなのです。しかし可聴域を超えて更に5倍の数値という、人には聞こえない
領域の音を再生する意味とは?

CDでは20,000Hz以上の音をカットしています。つまりその場の空気感の一部を
省いているのです。その失われた音(耳で聞くことはできない)を再生し、その場に
存在していたすべての空気感を余すことなく再現する。だからこそ、感じることが
できるのです!。100,000Hzの再生能力はそのために必要なのです。音の臨場感が
違う!と感じる秘密はそこにありました。
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SONY MDR-1A レビュー −音質−

2017年02月04日 16時31分44秒 | デジタルガジェット

MDR-1Aを耳にかけてプレイボタンを押す。音を聴いてすぐに分かるのが、その
音質の”楽しさ”。再生周波数帯域とか、振動板に採用した新素材とか、そういう
難しいことはさておきとにかく音楽を聴いていて楽しいのです!そのサウンドを
一言で表すとすれば、”ファイン"!

その音の楽しさはどこから来るのか?それはMDR-1Aの魅力である、ビートの
スピード感と表現力。一般的に低音域のボリュームを過度に膨らませると、どこか
ブーミーでボワボワとした、応答性の悪い音になってしまいます。しかし、
MDR-1Aが鳴らす低音はあくまでもクリア&スピーディ。心地よい音圧を楽しみ
ながらビートに身を委ねている時間、これが最高に楽しいのです。

では1Aは、低音域に振った重低音タイプのヘッドホンなのか?というと、そうでは
ありません。音全域に亘って描写力が高く、音風景の見通しに曇りがなくどこまでも
スッキリ。ボーカルと絃楽器、ハイハットとピアノなど、音楽の各パート同士が
ぶつかり合うことなく互いの輪郭が明快なのです。

つまり、トータルバランスに優れた音をベースに、音楽の楽しさをダイレクトに
感じさせてくれる、ビートをスタイリッシュに効かせた味付け。つまりは”カッコイイ”
音なのです。うん、心憎い狙い!
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>>> 製品レビュー

SONY MDR-1A レビュー −装着感−

2017年02月02日 22時53分56秒 | デジタルガジェット

ヘッドホンの設計に必要な重要な要素。一つはもちろん音質です。そしてもう一つの
大切なポイントが装着感。10代から70代まで、男性女性を問わず、多種多様な人の
頭と耳に対して、快適な使用性とフィット感を実現させるための構造設計は、
きめ細かいアナログな技術の組み合わせによるもの。

MDR-1Aを購入した多くの方が高い評価をしているのが”軽さ”。本体重量の軽さは
もちろんですが、特に感じるのが”装着感の軽さ”です。耳にかけると、ふわっと
耳全体を自然に包み込むような、柔らかいイヤーパッド。その形をよく見ると、
真横から見て、センターから約15°ほど斜めに傾いています。その僅かに傾いた
トラック楕円が、耳の外形にピタリとはまるよう設計されているのです。

そして、耳の周囲に吸い付くような心地よい密閉感を実現しているのは、イヤー
パッドの形状自体に秘密が。内部のクッション材に使われている低反撥ウレタン
フォームの厚みを、後方斜め下方向に厚くし、パッドと頭部の間に生じる
わずかな隙間を埋め、機密性と密閉性をより高めています。

装着感の快適性に寄与しているもう一つの要素が側圧。MDR-1Aの側圧は、他社
ヘッドホンと比べ、驚くほど圧が優しいのです。これは上記で述べた、ウレタン
フォーム形状や、立体縫製イヤーパッドの設計による結果。耳や頭部への
フィット感を緻密に計算することで、耳の周囲全体に均等圧がかかるよう綿密に
機構設計した結果、他にない軽くてストレスフリーのかけ心地が実現したのです。

このように、耳や頭部への負担を極力軽減するための設計配慮によって、長時間
使用していても、疲れることがありません。側圧が強すぎたり、どこかに圧が
集中したりするヘッドホンは、数時間で耳周辺が痛くなってしまいますが、
MDR-1Aはいつまでも快適な付け心地。これは、いい音だけに集中できる
ための重要な要素。縁の下の力持ち的な機能ですが、その狙いは正解です。
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>>> 製品レビュー