GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

地中海の白い村 ミハス(Mijas) Vol.5

2011年02月28日 21時12分12秒 | Hola! ESPANA(オラ!エスパーニャ)

少し間が空いてしまいましたが、再びのミハス。

白壁で統一された街並みには、こうした鮮やかな色彩がとてもよく映えて見えます。

“CERAMIC ANDALUZA”という名の陶器屋さん。
壁一面には、お店の商品が看板代わりに並んで吊るされています。

“CERAMIC ANDALUZA”。そうです、ミハスはマラガ県アンダルシア州にあります。

典型的な地中海性気候で、日差しの豊かなこの地では、こうした原色の組み合わせと躍動感あるモチーフの組み合わせが似合うのです。

日本ではまず創造され得ないだろう鮮やかな色彩とグラフィックを見ていると、その土地その土地の文化とは、その独自の気候と土壌が作りだすのだなぁ…と、改めて思うのでした。

マドリード 王宮(Placio Real)にて

2011年02月27日 16時04分43秒 | Hola! ESPANA(オラ!エスパーニャ)

この日は日曜日。

多くの人たちが休日の朝を楽しんでいる中、スペイン マドリード、プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)駅から程近くにある、王宮(Placio Real)へと向かいました。

サバティーニ庭園を左に見ながら、王宮前の広い石畳の通りを歩いていると、僕の前を行く一組の父娘が目に留まりました。

仲良さそうに手を組んで歩く女の子が、しきりに後ろを振り返り、何か気になる様子。

実はこのちょっと後方に、大きな馬に乗って 巡回警備するポリスがいるのです。

石畳を闊歩する二頭の警察馬の響かせる、リズミカルな蹄鉄(ていてつ)の音が物珍しく映るようで、パパの手をぎゅっと握りしめながらそちらにずっと視線を向けていたのです。

息が白くなりそうなほど肌寒い日曜の朝、その真剣な眼差しと、キュートなほっぺに、射抜かれました。

スペインの夜明け Vol.2

2011年02月26日 18時27分35秒 | Hola! ESPANA(オラ!エスパーニャ)

久しぶりの、Hola! ESPANA(オラ! エスパーニャ)。
再び、スペインの夜明けです。

昨晩からの小雨が続いていたこの日、早朝まだ暗い中、セビリアを出発してコルドバへと向かいました。

高速道路を走っていると、それまで空を覆っていた厚い雲が地平線の向こうで徐々に切れ始めました。
するとまさに、ちょうどその方角から太陽が顔を覗かせたのです。

それは、いかにも不思議な光景でした。

大地の黒、空の金色、雲のグレー。

見事に三分割された美しいコンポジションは、いつかどこかで見た、異国の国旗のように思えたのです。

ちなみに朝焼けを見たこの地はアンダルシア州。
アンダルシアの州旗はというと、こんな感じ

似ているような、ぜんぜん違うような…。

NEC MEDIAS(メディアス) N-04C

2011年02月25日 21時54分23秒 | デジタルガジェット

「7.7」の衝撃。

この極薄の筺体(きょうたい)におサイフもワンセグも赤外線まで詰め込んだうえで、“世界最薄”スマートフォン。

ジャパン・テクノロジーの本領発揮となったMEDIAS(メディアス) N-04C。

スマホのビッグウェーブの先頭に立てなかったNECカシオモバイルは、後出しながらもこんなにスゴイ隠し玉を手にしていました。

金属+プラスティック一体成型ボディに加え、高強度のGorilla Glass(ゴリラガラス)の組み合わせで剛性を高めた超薄アンドロイド MEDIASの発売は3月15日の予定。

早くその驚異的な薄さを、この手で実感してみたい。

そして本気で驚きたいのです。

SonyEricsson XPERIA arc

2011年02月24日 21時37分03秒 | デジタルガジェット

あのarcがピンクで来るとは!

日本国内のケータイ市場ではホワイト、ブラックに続く永遠の定番色ピンク。

ワールドワイドで、特に欧州ではあり得ないこのピンクを、Sakura Pink(サクラ ピンク)と命名して独自のカラー・ラインナップに加えた試みは、日本市場ならでは。

キレ味のあるスタイリッシュなデザインに、果たしてピンクがフィットしているのかどうかはやや疑問ですが、新しいユーザー層を開拓したいという狙いは伝わってきます。

ただ、“Sakura Pink”と銘打つならば、仄(ほの)かにピンクを感じる程度の上品なシャンペンゴールドの方が、大人っぽくて良かったのでは…と思ってしまいます。

更に、現行機種同様、おサイフ/ワンセグ非搭載なのも残念なところ。

夏以降におサイフ対応ということらしいのですが、さて…。

SONY New VAIO S

2011年02月23日 23時34分17秒 | デジタルガジェット

「スーパーフラット」。

アルミとマグネシウムを使った、厚み全域23.9㎜のフルフラットボディ。

彫刻的でエッジの利いたデザインはとても鮮烈です。

BRAVIA KDL-46NX800で提案した“モノリシックデザイン”にも通じる、研ぎ澄まされた一枚板。

妥協を許さない意思の強さがビシビシと伝わってくるようです。

90°と45°だけでカッティングされたとてもカタい造形は、見ているだけでとても気持ちがいいのです。

椿寿庵(ちんじゅあん) ~隠れ磯(かくれいそ)~

2011年02月22日 22時14分15秒 | 

“椿(つばき)”をなぜ木へんに春と書くのか、これまで考えたこともなかったのですが、雑学の友によれば、寒さが緩み始めてくるこの時期に咲き出すので、春を告げる花としてこう命名されたということだそうです。

なるほど、正に。

冬の寒さもようやく角が取れてきたかなと思わせるようなそんな早朝、椿寿庵(ちんじゅあん)で撮ったのがこの隠れ磯(かくれいそ)。

そのユニークな名前の由来は分かりかねるのですが、一般的な椿の花とはやや異なる特徴的な小豆色の花弁に白い縁取り。そしてきれいに丸く筒状になっためしべの存在が人目を引くこの椿。

どこか異国の雰囲気さえ漂わしている、魅力的な品種です。

椿寿庵(ちんじゅあん) ~鹿児島~

2011年02月21日 23時21分51秒 | 

同じ紅白の斑模様でも、こうまで印象が異なるのかと思ったのが、ヤブ椿の“鹿児島”。

まるで紅をストローで吹きかけたかのように、鮮やかな絞り模様を見せる“吹上絞り”とは異なり、こちらは、赤と白との色の境界が、ぼんやりと滲(にじ)むように染みた斑の模様が特徴です。

八重の花弁もしなやかでやわらかく、どこかしら大人びた気品を感じさせます。

椿の撮影は全て、TAMRONのマクロレンズ SP AF90mmF2.8 Diを使って行っていましたが、近接撮影はピントの位置やアングル、構図などに全神経集中させるため、シャッターの瞬間までじっと呼吸を止めるせいでしょうか、マフラーの下の首元が徐々に汗ばむような感じがしてきました。

まだまだ風は冷たいのですが、春に向かって、少しずつ季節は移り変わってきているようです。

椿寿庵(ちんじゅあん) ~吹上絞り(ふきあげしぼり)~

2011年02月20日 15時41分46秒 | 

季節は“雨水(うすい)”。

二十四節季の中では、雪から雨に変わり、寒さの峠も越え始める頃。

そんな時期になるとそろそろ咲き始めるのが椿。

奈良 大和郡山にある椿寿庵(ちんじゅあん)では、ハウスで育てている数多くの種類の椿を見ることができます。

今朝訪れてみると、全体的にまだつぼみが多く、本格的に咲き出すのはもう少し先といったところ。

しかし、早咲きのものはもう可憐な花を咲かせていました。

写真は鮮やかな紅白の絞り模様が特徴の「吹上絞り(ふきあげしぼり)」。

花の中心から縦方向に、まるで吹き上げてくるように入った、濃紅と白の斑のバランスがとても美しいのです。

BMW ConnectedDrive Concept Vol.2

2011年02月19日 16時13分45秒 | 

2011 ジュネーブモーターショーでBMWが提案するこの車は、その名の通り“ConnectedDrive”がテーマ。

“Connect”つまり“つながり”とは、単にドライバーと乗客とのつながりだけではなく、人と車、人と人、人と環境、といった様々な場面での意思と情報の連携を、テクノロジーで繋ぐという意味。

情報が世界を変える、という事実は、チュニジア、エジプト、そのほか中東諸国で起こりつつある変革が、如実に物語っています。

今年で生誕125年目を迎える自動車のメカニカルな技術が、成熟の域に達し始める中、人と車、そして環境を繋ぐキーは、情報です。

その、目に見えない“情報との接続性”というテーマを、ひとつのカタチに具現化したBMWの手腕は、やはり凄い。

BMW ConnectedDrive Concept (コネクティッドドライブコンセプト)

2011年02月18日 21時55分04秒 | 

BMW 2011年の幕開けを飾る、大変意欲的なコンセプトカー、ConnectedDrive Concept (コネクティッドドライブ コンセプト)。

BMWが提案する自動車の新たなビジョン。

それは三つのレイヤー(階層)によって表現されています。

Comfort(快適性)、 Infotainment(情報エンターテイメント)、そしてSafety (安全性)。

各エレメントごとに異なる光のループがドライバーと助手席の周囲を駆け巡り、その動作状態に合わせてレッド/ブルー/グリーンの色調で表現されるのです。

高性能なメカと高度なエレクトロニクスとの融合が、思想的にも視覚的にも見事に一致したエモーショナルなデザイン。

エクステリアとインテリアを、縦横無尽に駆け巡る光のリボンは、まるでマシンの中で躍動する血液の流れを思わせます。

雪と蝋梅(ろうばい)

2011年02月17日 23時15分45秒 | 

久しぶりに本格的な降りとなった先週末の雪。

辺り一面真っ白となった別世界の景色を見て、いつもとは違う風景を探しに、奈良 東大寺界隈を散策。

まだ雪が降り続いていた朝、凍えるような寒さの中、二月堂へと歩みを進めながら自分の吐く白い息を見ていました。

急に寒さが厳しくなったけれど、立春も過ぎたこの時期、なにか春の兆しが見つけられるんじゃないだろうか…、と注意深く辺りを探していたら、見つけました!

枝に積もった雪の下から、鮮やかな黄色の花をこちらに向けた蝋梅(ろうばい)。

湿気のためか、寒さのためか、その香りは届きませんでしたが、上向きの小枝に鈴生りで花をつけた蝋梅の健気な美しさに、思わず笑みがこぼれました。

雪と春日大社

2011年02月15日 22時00分59秒 | トラベルフォト

若草山の麓、降雪に凍える夫婦の鹿たちに挨拶を済ませたら、その足で春日大社へと向かいました。

社殿の脇に立ち並んだあの無数の燈籠は、この雪で一体どうなっているのだろう…、と考えながら本殿へと到着すると、やはり想像していた通り。

まるで日本昔話に出る笠地蔵のように、皆その頭に雪の帽子を被っていたのでした。

立ち並ぶ白い傘の石燈籠の上を見ると、大きく覆うように枝を広げた楓は、みな真っ白に雪化粧。

どこか遠い雪国で見る光景が、突然目の前に開けた春日大社の雪景色。

しん、と静まり返る朱と白の世界を、とても新鮮な思いでしばらく眺めていました。

SonyEricsson Xperia pro

2011年02月14日 21時58分26秒 | デジタルガジェット

スペイン バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2011」にて今回正式に発表されたのが、3つの新たなXperia(エクスペリア)。

コンパクトな“Xpeira Neo”。PlayStation Suite対応の“Xperia PLAY”。そして、スライド式QWERTYキーボードを搭載したのがこの“Xperia pro”。

現行Xperiaのソフトキーボードは、キー同志のスペーシングをより打ちやすいようにレイアウトさせているとはいえ、やはり画面タッチでタイプするには、入力スピードに限界があります。

文字入力のしやすさでは、ミスタイプの少ないリアルキーには敵いません。

縦長方向にみっちりとQWERTYを並べたブラックベリーとは違い、横方向にゆったりと並んだスライド式のキーボードは、見るからに使いやすそう。

Xpeira最薄でスタイリッシュな“arc”をとるか、打ちやすさの“pro”をとるか。

デビューの今春までに、悩みは尽きません。

…しかしその前に、どちらのモデルも日本での発売が未だアナウンスされていない、ということのほうが、実は一番の問題なのですが…。

雪と鹿

2011年02月13日 08時44分20秒 | トラベルフォト

「やあ、君たちもきっと寒いんだね…。」

と、心の中でつぶやいたのは、この鹿たちへ。

一昨日の金曜日、東大寺 二月堂から若草山を左手に見ながら春日大社の方へと歩いて行くと、雪に打たれるこのニ頭の夫婦鹿に出会ったのです。

前の晩から降り続ける雪は衰えることもなく、朝を迎えても降りしきっているのでした。

ダウンを着込んで出歩いていたので、手足は冷えるものの、体は暖かかったのですが、外で暮らす彼らの防寒具と言えるものは、この季節を前に生え変わった冬毛のみ。

その視線の先に何が映っているのかは図り知れませんが、毎年訪れる寒さだとはいえ、やっぱり寒いよなぁ…、と思わずにはいられない風景なのでした。