GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

Panasonic LUMIX DMC-LX100 レビュー -ボケ味-

2017年05月13日 21時44分08秒 | デジタルガジェット

一般的に、センサーサイズが大きいほどボケの量が豊かになります。そしてまた、
レンズのF値が明るいほどボケの量が豊かになります。では、フルサイズの1/4
ほどの面積しかない大きさのフォーサーズセンサーに、明るいレンズを組み
合わせた時のボケ具合とは?

DMC-LX100が搭載している本体一体型のレンズ、F1.7 LEICA DC
VARIO-SUMMILUX。F1.7スタートという驚異の明るさを誇るズームレンズ
ですが、このレンズと、DMC-LX100の4/3型MOSセンサーとの
コンビネーションが生み出すボケ味を試すため、早速撮影開始!

距離に比例したボケ具合を段階的に見極めようと選んだ被写体は、法隆寺の
東側の通り沿いの長い土塀。手前から奥までずらりと並ぶ三つ巴紋の軒丸瓦の
一番手前にピントを合わせ、絞りはF3.2で撮影。3番目から奥にかけて、
極自然に柔らかく背景に溶けていくのが分かります。

APS-Cよりも一回り小さなフォーサーズ規格のセンサーなので、どれくらい
綺麗なボケを見せてくれるのだろう?と思っていましたが、ご覧の通り、
予想を超える立体感。合焦箇所の質感もなかなかです。コンパクトデジカメ
とは思えない、一段上の上質なタッチを表現してくれました!
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>>> 製品レビュー

北向き地蔵桜

2017年05月05日 11時38分47秒 | トラベルフォト

奈良県宇陀市には、多くの人を惹きつける大変趣深い一本桜がいくつか存在します。
戦国時代の武将、後藤又兵衛の伝説を引き継ぐ本郷の又兵衛桜。山の上の廃寺の横に
美しいピンク色の花を咲かせる西光寺の枝垂れ桜。そしてこちらの写真、又兵衛桜の
近くに咲く、まるで遠い昔話に出てきそうな雰囲気を醸し出している樹齢不明の古木、
北向き地蔵桜です。

又兵衛桜の撮影で周囲を散策していた時、偶然に見かけたこちらの桜。以来、桜の
季節になるといつも訪れています。”北向き地蔵桜”の名前の通り、桜の木の根元には
北向き地蔵と呼ばれているお地蔵さんと地蔵堂が祀られています。

まるで、よくできた映画のセットのようなこの鄙びた風景。北向き地蔵に人々が
日々寄せる思いと古老の一本の桜とがひっそりと寄りそう姿。この懐かしい景色が、
見る者の心に郷愁の念を思い起こさせるのです。地蔵堂脇の道の奥にけば、昔よく
寄ったおばあちゃん家があるような、そんな錯覚に落ちたりしてしまいます。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

Panasonic LUMIX DMC-LX100 レビュー -EVF-

2017年05月03日 21時08分47秒 | デジタルガジェット

今時のコンパクトデジカメは、人気のCyber-shot DSC-RX100シリーズを筆頭に、
1インチ以上のセンサーを搭載した高画質モデルが主流となっています。その中で、
上位クラスとスタンダードクラスとを分けるポイントが、EVF(電子ビュー
ファインダー)の有無。

LUMIX DMC-LX100が搭載しているEVF(パナソニックではLVF:ライブビュー
ファインダー)の解像度は約276万ドット相当。他社メーカーのほとんどが
約236万ドットのEVFを採用する中、最も高精細なファインダーを搭載している
のです。

そしてもう一つのこだわりポイントがEVFでの色再現性。なんと、Adobe RGB比
で色再現性約100%を実現。写真の現像ソフトに対応したモニターではよく聞く
この広い色空間を、EVFで実現しているという拘りよう。確かに覗いてみると
その見え方はとても自然。EVFにありがちなデジタルっぽい硬い印象はありません。

背面液晶で構図を確認しながら撮影する場合、日差しがきつい日中は液晶の画像が
見えません。そんな時に心強いのがEVF。撮影ポジションが固定され、手ぶれを
防ぐカメラの基本スタイル。その中でも”見え味”をしっかりと追求しているのが、
DMC-LX100なのです。
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>>> 製品レビュー

上海 広東路(グアントンルー)のわんこ

2017年05月01日 22時01分00秒 | トラベルフォト

上海市内の広東路(グアントンルー)を歩いていた時のこと。右からも左からも
来る車とバイクと自転車の群れが通り過ぎるのを待って通りを横切ったところ、
その目の前に現れたのがこのわんこ。背筋をピッとさせて店の前に座りながら、
渡ってきた通りの反対側にじっと視線を向けています。

上海市格致中学の辺りの通り沿いはとにかく精肉店が沢山集まっています。
中でも特に多いのが羊肉専門店。この通りにはムスリムの人たちが集まって
いるため、ハラールの食品として羊肉が主に扱われてるのです。こちらの看板
の絵を見ると、羊肉と牛肉どちらも扱っているようです。

その中のとある一軒の店先で、微動だにしないわんこの佇まいは、まさに番犬。
お店の中に、怪しげな人を一歩たりとも近づけさせないぞ!という男気溢れる
気概に満ち満ちています。私がiPhoneを片手に寄って行っても一切無関心。
なかなかいい仕事しています。
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>>> ☆スマ・フォト☆