GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

Sony Ericsson Xperia(エクスぺリア) -Vignette- Vol.2

2010年04月30日 15時33分48秒 | デジタルガジェット

昨日に続いて、Xperia(エクスぺリア)のカメラアプリ「Vignette(ヴィネット)」を使ったフォト。

今回使用したモードは“Velvia(ベルビア)”。

そうです。プロやハイアマチュアカメラマンに愛用されているフィルム。
ここ一番!という時の風景写真には欠かせない、高彩度・高鮮鋭で名の知れた、あの“Velvia”です。

春日大社の回廊の鮮やかな朱色を前に、このシチュエーションこそはVelvia!と思い、撮影しました。

強烈な赤がすっかり飽和してしまい、柱の立体感など飛んでいるのですが、記憶色を強烈に呼び覚ますベルビア・マジックがガツンと利いた写真に仕上がりました。

値段が高くて、おいそれとは手を出せないベルビアですが、デジタル・フィルターで遊ぶ分にはフリー。

アートフィルターの楽しさに目覚めました。

Sony Ericsson Xperia(エクスぺリア) -Vignette-

2010年04月29日 18時05分18秒 | デジタルガジェット

Xperia(エクスぺリア)ユーザーにとって、今日からのゴールデン・ウィークはアンドロイド・アプリのお試し三昧デーの始まりです。

僕の一押しアプリ決定版は、このカメラアプリ「Vignette(ヴィネット)」!

OLYMPUS PEN E-P1/E-P2でお馴染みの、多彩なアートフィルターがXperiaで楽しめるのです。

本体に搭載されているカメラの基本性能が高いこともあり、写真に様々なエフェクトをかけても、その仕上がりは予想外に美しいのです。

この写真で使用したエフェクトは、Colour highlight>>Parisを選びました。

ハイ・コントラストなモノクロ画像に、ややブルーグリーンな色彩効果をかけて、パリのエスプリを演出するというモード。
一眼レフで撮る、解像度の高い美しい写真とはまた違う、味わいと深みのあるこのフォト。

これが本当にケータイで?と、思わず唸る写真が手軽に撮れるオススメのアプリ、それがVignette(ヴィネット)です。

Sony Ericsson Xperia(エクスぺリア) SO-01B Vol.4

2010年04月28日 23時16分29秒 | デジタルガジェット

Xperiaのデザイナー 鈴木氏によると、この背面のエレガントな曲面造形は、”Human Curvature(人間的な曲線)”がテーマ。

ケータイの設計において、最も厚みが出てしまうカメラレンズを頂点に、面全体が緩やかにS字カーブを描く背面は、確かに手の平にしっくりと馴染みます。

なおかつ、Sensuous Blackの場合、バックパーツの塗装が半ツヤ消しの仕上げで、おそらくプロテインを塗料に混入させているのではないかと思わせるほど、しっとりとした味わいのある肌感なのです。

操作面の前面部 強化ガラスの先鋭的で冷たい感触と、全く相対比するぬくもりのあるこの背中。

操作面には緊張感を。 ホールド面には安心感を。

異なるインターフェースを、見事に融合させた秀逸なデザイン。

手が憶える心地よい感触は、決して嘘をつきません。

Sony Ericsson Xperia(エクスぺリア) SO-01B Vol.3

2010年04月27日 23時50分41秒 | デジタルガジェット

Xperia(エクスぺリア)を手にしてから早一ヶ月。

Android(アンドロイド)の素姓の良さがビシビシと伝わるスマートな使い心地に、満足度はうなぎ登りです。

とにかく、あらゆる動作でもたつくことがありません。
それはまさにサクサク感。

これまで使っていたWindows Mobile 6.1 Classicのメールを、一通チェックするのにどれほど待たされていたか。

あのもっさり感とはもうおさらばです。

そして、Androidにかぶせたソニエリ独自の検索&ブラウズアプリ「Mediascape」と「Timescape」。

さまざまなアプリケーションの敷居を感じさずに、串刺しでブラウジング出来る自由な使い心地は、極めて新しい感覚。

これだけ凝ったビジュアル・エフェクトとマルチタスクを、組み合わせて動かしてもビクともしないAndroid OSの基礎体力の強さは、改めて凄い!

平城遷都1300年祭 - 第一次大極殿 - Vol.3

2010年04月26日 22時28分06秒 | トラベルフォト

大極殿正殿は巨大な木組みの日本建築。

その大きな二重の屋根を支える柱列は、全部で44本。
それらは全て樹齢300年を超えるという総檜(ひのき)。しかも純国産の贅沢な造りなのです。

44本全てを揃えることが大変困難であったため、一時は韓国から輸入してはとの声も上がったそうです。

しかし、なんといってもこの建物は、かつての日本の都の由緒ある正殿。
“純国産”にはこだわりました。

そのため、主な用材となる木材の総調達費は、驚きの約98億円。
大極殿の総工費180億の半分以上が、木の値段なのです。

日本の重要な文化財の価値ですから、もちろん値段でははかることはできません。
なおかつ仕分けることも…。

ひとつ言えるのは、世界最古の木造建築物群である法隆寺と同じく、使われた木材の樹齢以上に、建築物そのものを長く大切に保護していく責任が、私達にあるということなのです。

平城遷都1300年祭 - 第一次大極殿 - Vol.2

2010年04月25日 08時27分55秒 | トラベルフォト

「天子南面(てんしなんめん)す。」

中国大陸からもたらされた、都築城の基本理念を忠実に再現した平城京。

東に春日山、西に生駒山、北に平城(なら)山、そして南は開けた湿地帯。
三方を山に囲まれ、北を背に、南一帯を睥睨(へいげい)するこの地こそ、理想の都に相応しいと考えられました。

その北の端で、天皇が様々な詔(みことのり)を発するために、堂々鎮座するのがこの大極殿。

朝日を受けて金色(こんじき)に輝くその姿は、天子の住まう正殿に相応しい威容です。

しかし、もうすぐ5月を迎えるというのに、本当に寒い朝でした。

東の春日から太陽が顔を覗かせたとたん、更に気温が下がったように感じ、シャッターを構える指も震えてくるほどでした。

平城遷都1300年祭 - 第一次大極殿 -

2010年04月24日 15時04分46秒 | トラベルフォト

「はじまりの奈良、めぐる感動。」
この言葉をテーマに、ついに開催を迎えた平城遷都1300年祭。

メイン会場の平城宮跡では、古(いにしえ)の奈良の都を直に体感することができる催しが目白押し。
中でもやはり目玉は大極殿(第一次大極殿)。

総工費180億円をかけて造り上げられた平城宮正殿の堂々とした姿は、本当に見事。
スケールの大きな前庭や回廊跡も含めて、当時の宮殿の壮大さを、確かに実感することができます。

「大極」とは北極星のこと。

北の空に一点、決してブレない不動の星は天子の星。

天子が座すに相応しい最上の正殿こそが、この大極殿なのです。

BANG & OLUFSEN BeoLab 11 Vol.2

2010年04月23日 23時24分24秒 | 家電

高品質なアルミの外装は、BANG & OLUFSENに共通したスタイリッシュな仕上げ。

ストイックなほどに製品精度が高いからこそ、こんなビビッドなカラーでもインテリアに映えるのです。

金属の地色を生かしたアルミの染色は、その艶やかな光沢とといい深みのある色彩といい、ステンレスやマグネシウムなどのメタル素材では出せない、鮮やかな魅力。

こんなにユニークな形なのに、違和感なく素直にいいなと思わせるB & Oのデザイン・アプローチにはいつも敬服させられます。

ひとつの完成形を、いつも、さらりと世に出 しているように思われがちですが、この形に行きつくまでには、相当絞りあげられただろう数々のアイデアの、山の果てに生み出されたのがこのフォルムなのだろうと、深く想像してしまいます。

BANG & OLUFSEN BeoLab 11

2010年04月21日 23時00分06秒 | 家電
イメージソースは“チューリップ”。

そう来たんだっ!と思わず唸る美しいプロダクト、BANG & OLUFSENのBeoLab11。

革新的な発想に基づく本体構造の為、これが一体何なのか、一瞥しただけでは分かりませんが、実はこれ、高性能なサブウーファーなのです。

花弁の内側に供えた2つのバッフルを、互いに向かい合わせることで、再生音を損なわずに、振動を極力抑えることに成功した、驚異の音響技術。

そんな先進的な構造をもつ工業製品を、花に見立てるとは

技術の発想も、デザインの原点も、ありきたりから超越した至高の存在。

BeoLab 11。価格を調べるとういような、野暮なことはしませんでした。
はるか手の届かないプライスであることは、いつものお約束ですから。

SCOTT FUGA 2(スコット フーガ 2) Vol.2

2010年04月20日 22時42分05秒 | 自転車
バイク用ヘルメットのデザインは、アウターシェルの造形が命。

前方から後方へと激しく流れる空気を効率よく整流化し、なおかつインナー部のムレを極力抑えるために、冷却効果も考慮した設計が求められます。

自転車乗りにとっては、極限までの軽量化は大前提なので、空力性能を上げるためにはメット全体の開口率を多くすればいいのですが、最も重要な頭部保護のための強度とのバランスがあります。

そうした課題を全て融合させた上で、各社様々なフォルムを提案し、個性を打ち出しています。

SCOTT FUGA 2(スコット フーガ 2)のアイキャッチは、このテールフィン。

鋭角なブーメランを連想させるような、リアエンドのガードのフォルムは、なかなかツボを突いた造形処理。

天面後方のブランドエンブレムを、ちょっと斜めに傾げさせるあたりも、小技が利いています。

SCOTT FUGA 2(スコット フーガ 2)

2010年04月19日 18時55分59秒 | 自転車
スピードを手にした自転車に乗るならば、バイク・ヘルメットは必須アイテム。

相棒のGIOS CANTARE(ジオス カンターレ)と相性ぴったりのメットを求めて、ネットショップも実店舗も、それはもう飽きるほど探し回りました。

METシンセシスGiro Ionosなどがその候補として挙がっていたのですが、バイク・ヘルメットに2万も3万もかけるのって…。

確かに空力性能は良さそうだし、ペイントやデザインも間違いなくカッコいいのですが、揃えたい自転車グッズはそれだけではありません。

価格とデザインのグッドバランスを、うまいところで成立させていたのが、このSCOTT FUGA 2(スコット フーガ 2)。

イケイケなデザインがひしめくバイクメットの中にあって、外観塗装がマットブラックなところはぐっとシックな雰囲気。

シーズンオフ特価、10800円でした。

GIOS CANTARE(ジオス カンターレ) Vol.5

2010年04月18日 14時25分26秒 | 自転車

「Cantare! Mangiare! Amore! (カンターレ!マンジャーレ!アモーレ!)」

「歌い、食べて、そして愛せよ!」

イタリア人の心の言葉、人生の意味そのものという気がします。

そんなイタリアが生んだ自転車メーカーの、軽快なロードクロスですから、楽しくないはずがありません。

GIOS CANTARE(ジオス カンターレ)にまたがり、ペダルを数回回せば、あっと言う間にトップスピードへと切り替わる気持ちよさに、思わず“Cantare!(カンターレ!)”

つぎつぎ流れ去る周りの景色をあとに、自然と鼻歌がこぼれてきます

体中に感じる心地よい春風の中、意味は同じですが、「カンターレ!カンツォーネ!カンタービレ!」と、呪文のように言ってみたくなるほどです。

GIOS CANTARE(ジオス カンターレ) Vol.4

2010年04月17日 20時42分06秒 | 自転車

GIOS(ジオス)のクロスバイク、 CANTARE(カンターレ)。

週末ポタリングを楽しむための、僕の大切な愛機です。

心身の健康を高め、ウェルネス(Wellness)を実践するために、自転車通勤や皇居ジョグを楽しむ人たちが増えてきている昨今ですが、その楽しさに目覚めれば、間違いなくGOOD LIFEへと向かう!と断言できます。

自転車の楽しさは「自由」であること。

自分の体力の続く限り、そこに道がある限り、風のようにどこへでも行くことができる自由。

より早く、より遠くへと連れて行ってくれる、鉄道や車の楽しさとは全く違う、人の気持ちにぴったりフィットした心地よさは、自転車ならではの楽しさです。

1Q84 BOOK 2

2010年04月16日 23時05分27秒 | 

今日、数十万人の一夜を、眠れない夜に変えてしまう小説、「1Q84」BOOK 3。

しかし、僕がBOOK 2を読み終えたのは今朝のこと。
つまり、深い森の前に、いま立ったところなのです。

暗殺者 青豆。
ゴーストライター 天吾。

はからずも二人が入り込んでしまった、二つの月が昇る1Q84年に、読者である自分自身もしっかり取り込まれてしまい、イマジネーションによって生み出された、出口の見えない一方通行のその世界が、やけにリアルに感じられてしまうのです。

日常と少しだけ違う平行宇宙(パラレルワールド)の方に、奇妙な既視感を覚えてしまうのは、多次元宇宙こそが本当の現実だからなのでは?と、考えてしまいます。

そして、青豆と天吾の、孤独に満ちた人生感は、誰もが心に抱えた影の部分。

だからこそ、ごく自然にその傍に寄り添ってしまうのです。

毘沙門堂 枝垂桜とひよどり

2010年04月15日 23時46分41秒 | BIRD

京都の毘沙門堂、春を迎えるこの季節になると、宸殿前の大きな枝垂桜は、その幅広な枝をいっぱいに広げて、訪れる人たちの視線を一身に集めます。

そして、この桜に惹かれてやってくるのは、人間達だけではなかったようです。

スウィーツが大好きな僕に負けず劣らず、甘い物に目が無さそうなこのひよどり。

手が届きそうなほど近くでカメラを構えているのにもかかわらず、ひどく熱心な様子で、桜の花の真中にその嘴(くちばし)を突っ込んでは、うれしそうに蜜を吸いまくっていました。

おかげで、その嘴の先端は桜の花粉で、すっかりオレンジ色に変色。

飽きるほどに蜜を吸ったあと、満腹の幸福感に浸っているひよどりの、どこか遠い目が印象的です。

おなかいっぱいのときの至福の気持ちは、鳥も人間も変わりはないはずです。

この瞳を見れば…ね。