GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

Red Lion(レッド・ライオン)

2010年05月30日 17時48分23秒 | 

この凛々しき横顔。

その名もRed Lion(レッド・ライオン)。

哺乳類の頂点に立つ百獣の王の名を持つに相応しい、強い意志を秘めた深紅の薔薇。

奈良 松尾寺では、バラ園に咲く色とりどりの薔薇たちが開花を迎えています。

風が吹くたび、気品ある香りが周りを包み、初夏の心地よい天気の中、上機嫌でバラ園を歩いていると、この横顔に出会いました。

しかし、もちろん全てのRed Lionが、みな凛々しい表情をしている訳ではありません。
ある花は気立てが良さそうだったり、ある花は疲れが溜まっていたり。

でもこの花だけは、威厳を持った射るような視線を前に向け、静かに佇んでいました。

それは、見ているだけで、ひれ伏してしまいそうなほどの強さでした。

Alfa Romeo 2uettottanta Concept

2010年05月29日 16時54分32秒 | 
今年の三月開催のジュネーブモーターショー2010で発表された、アルファロメオの次世代を見せるコンセプトカー、2uettottanta Concept。

次期アルファ・スパイダーの姿を予感させる、流麗な2シーター・オープン。

美しいレンダリングスケッチが、そのまま実車として目の前に現れたかのような、見事なボディラインと面構成は、さすが カロッツェリアの名門、ピニンファリーナならではの仕事。

省エネルギー技術、空力特性、安全技術、高密度電子制御など、車にまつわるあらゆるテクノロジーがドラスティックな変革を遂げる中、車の外観デザインを純粋に提案する、デザイン工房としてのカロッツェリアの立ち位置が揺らいだ時期がありました。

しかし、経済不況と社会不安が長期に亘って続く現在だからこそ、Cd値や10・15モード(km/L)などといった数値や理屈では測れない“何か”を強く求める機運が高まっています。

そんな今、ピュアな「美」の創出に長けたカロッツェリアの匠の技が、鮮やかに蘇り、人々の心がそれを求めているのです。

だって、人がその車が好きな理由って、もともと説明できないものですから。

BRIDGESTONE HELMZ (ブリヂストン ヘルムズ)

2010年05月26日 23時16分02秒 | 自転車

タウンライドにフォーカスしたストリート・クロスバイク、BRIDGESTONE HELMZ (ブリヂストン ヘルムズ)。

自転車アパレルブランドの“nari/furi(ナリフリ)とのコラボにより誕生した、デザイン先行開発が話題となった新車の登場です。

挑発的なほど個性が光るフレームのカタチも独創的なのですが、MICHE(ミケ)製の、肉抜き加工されたエアロタイプシートピラーを採用しているあたりが、新ブランドのこだわりを感じさせます。

動的でアグレッシヴなフォルムなのに、渋めのカラーリングを採用しているあたりが、街乗り専用を標榜する都会派の自転車。

スキ/キライの議論を自ら呼び込もうとする果敢なデザインの提案は、大変勇気と体力が必要とされるチャレンジなのですが、発売までにこぎつけたというその意思の強さは、手放しで素晴らしいといえます。

GIANT TRADIST LTD (ジャイアント トラディスト リミテッド)

2010年05月25日 21時28分38秒 | 自転車

どこか懐かしく、どこか新鮮。

ライティーなシルバーフィニッシュ。厳選されたこだわりのパーツの組み合わせ。

GIANTのスプリングモデル、TRADIST LTD (トラディスト リミテッド)はクラシカル・モダンなニューフェイスです。

キリッと水平に保たれたトップチューブが印象的なホリゾンタル・フレームに、ブラストシルバーのアルミパイプの組み合わせがピタリとはまったこのクロスバイク。
シンプルなモノトーンの配色の中に加えた、クランクやチューブリングのカッパー・オレンジが、なんとも心憎い差し色として利いています。

そして、鏡面仕上げのフロントフォークが、その気品あるプレミアムな存在感をグッと引き立てています。

自転車メーカーの巨人 GIANTは一体いつの間に、こんなにも洗練されたデザインのクロスバイクを作り上げることができるようになったのでしょう。

TOMBOW MONOone(トンボ モノワン)

2010年05月24日 21時31分57秒 | インテリア雑貨

100円ショップを探索していると、時おり思わぬ発見をすることがあります。

先日見つけた便利グッズがこのTOMBOW MONOone(トンボ モノワン)。

そう、誰もが一度は手にしている、あのMONO消しゴムでお馴染のTOMBOWから発売されている、スティック型の小さな消しゴム。

これなら、シャーペンとボールペンと合わせても、細身の形が一緒だからコンパクトに持ち歩ける!
消しゴム繰り出し式のキャップ付きスタイルだから、ペンケースの中で消しカスがこぼれない!

そんな事が瞬時に頭に浮かんだのですが、便利の秘密はそれだけではありませんでした。

通常、文章の中で書き間違う文字というのは一文字か二文字。
普通の消しゴムで消そうとすると、その一文字だけを消したいのに、周りの文字までまとめて消えてイライラするっていうのは、よくあること。

コンパクトで細身のMONOoneならば、その一文字だけを狙い撃ち。
またボディが小さいため、ペンを持ったまま、いちいち持ち変えなくても文字を消せるのです。

それでいて、こんなに可愛いデザインならば、もう言うことないでしょう。

だって、100円(税抜き)ですよ

Sony Ericsson Xperia(エクスぺリア) -Vignette- Vol.5

2010年05月23日 15時33分31秒 | デジタルガジェット

“Vignette(ヴィネット)”で撮る日常の風景。接写はどうか。

近所の花壇で見かけた菖蒲(アヤメ)の花びらが、目に眩しいほどにとても色鮮やかだったので、この色彩をもっとよく見せたいと思い、「Velvia(ベルビア)」で撮影してみました。

アヤメの特徴でもある、花弁の綾目(あやめ)模様もはっきりと写り、黄色から紫色までの色の移り変りが、Velviaらしい高彩度の描写で表現されました。

デジタル一眼レフの圧倒的な写りを経験してからというもの、コンパクトデジカメはもちろんのこと、ましてやケータイで何かを撮影しようと思い立つこと自体、頭に浮かばなくなってしまいました。

しかし、Xperiaに搭載されたカメラの基本性能の良さ+Vignetteの楽しさに加えて、なんといってもケータイならではの機動性の高さは、重くてかさばるデジイチでは写せない新しい世界が見えた気がするのです。

例えてみれば、車の楽しさと自転車の魅力の違いのようなものでしょうか。

Sony Ericsson Xperia(エクスぺリア) -Vignette- Vol.4

2010年05月22日 22時18分42秒 | デジタルガジェット

Sony Ericsson Xperia(エクスぺリア)にインストールした、高機能カメラアプリ“Vignette(ヴィネット)。

撮影した画像をクラシカルなモノクロ写真へと自動変換してくれるのが「Ilford(イルフォード )」。

写真は、大乗院庭園(だいじょういんていえん)の裏手で見かけた、玄関先の吊り灯篭です。

まだ柔らかい朝の光をうけて輝く灯篭の白さと、その背景となる連子格子の年月を感じさせる渋い黒さが、モノクロの味を更に引き出してくれました。

ところで、このアートフィルターのテーマ名となっている「Ilford」。
その意味を知りませんでしたが、実はイギリスのモノクロの写真材料専業メーカーだそうです。

写真フィルム自体がビジネスとして年々厳しくなる中、更にモノクロ専業となると、その存続そのものが危ぶまれています。

そんな貴重なモノクロ・メーカー「Ilford」 の世界観が表現されているのかまでは分かりませんが、デジタルでその一端に触れることができるのは、実に貴重でなかなか楽しいものです。

BMW Vision EfficientDynamics Vol.2

2010年05月20日 22時57分07秒 | 

日本が誇るハイブリッド・カー市販車といえば、プリウス&インサイト。

世界的なエコマインドが全盛の今年、見事なブレイクを果たしていますが、では、ハイブリッドならではのカタチとは?

なんだか白くて、スマートで、5ドアハッチのようにも見える滑らかな空力ボディ…。

そんな、どこかしら曖昧な印象しかありませんが、このBMW Vision EfficientDynamics(ビジョン エフィシエント・ダイナミクス)では、目に見える機能的なカタチでそれを示しています。

写真は上下に並んだフロントビュー。もちろん間違い探しではありません。

そうです。フロントグリルの開閉状態が違うのです。

モーター走行が主モードの時は、ラジエーターへのエア供給が少なくてもいいため、前方からの空気をより整流化するため、グリルのエアインテークを閉じるのです。

そこまでして、徹底したエネルギーロス防止に取り組んだのが、このVision。

そしてこれが、ハイブリッド・システムならではの、新しい機構と形の提案なのです。

BMW Vision EfficientDynamics

2010年05月19日 22時33分57秒 | 
来月17、18日、ついにあのBMW Vision EfficientDynamics (ビジョン エフィシエント・ダイナミクス)が日本初公開。

昨年9月、フランクフルトモーターショー09にて発表された、BMWが考えるクルマの未来。

アルミやポリカーボネートを組み合わせた超軽量ボディに、Cd値0.22という驚異の空力フォルム。
ターボディーゼルエンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドは、BMWの未来の姿を具現化したひとつのカタチ。

従来の鋼板製の作りでは実現しえない、薄くて強靭なポリカーボネートによって作り出された、軽やかなアウターシェルの構造は実に未来的。

中身も外身も、エコ・テクノロジーで考え抜かれたデザインは、やっぱり新しくてきれいなのです。

Samsung GALAXY S(サムソン ギャラクシー S)

2010年05月18日 22時25分33秒 | デジタルガジェット

あれっ?これってiPhoneじゃぁ…ないの?

と突っ込みたくなるのが、このSamsung GALAXY S(サムソン ギャラクシー S)。

外形角丸のアウトラインにクロームのトリム。
手になじむラウンディッシュな背面のフォルムに、整然と並ぶ画面上のアイコンのデザインはまさに…。

しかし、後出しジャンケンですから当然ハードウェアの構成は、iPhoneを凌ぐ魅力的なスペックが並びます。

マルチタスク実装済みの最新のAndroid OS 2.1を筆頭に、400×800ドットの有機ELディスプレイ、1GHzのCPU。500万画素のカメラを搭載して、驚異の10mm切り。
本体厚みは、なんと9.9mmという薄さ。

すでに発売済みで、同じくAndroid OS 2.1採用のソフトバンク HTC Desireが話題をさらっているだけに、今秋発売とアナウンスしたドコモとしても、やきもきしている心境では。

長岳寺の杜若(かきつばた) Vol.4

2010年05月17日 22時44分32秒 | トラベルフォト

長岳寺 放生池の水面に映る群青の杜若(かきつばた)。

目の前を、音もなく悠然と泳ぐ美しい鯉の姿に、過ぎゆく時間も、慌ただしい日常もすっかり忘れてしまうような心境に。

まるで、スローモーションで動く、一枚の掛け軸でも見ているかのような心持ちとなり、そのシーンを再現できないだろうかと、縦長の構図にトリミングしてみました。

するとそこに、色鮮やかな和の軸物が現れました。

近景に二匹の錦鯉。
中景に黄と群青の杜若。
遠景には深い森が作る濃い闇。

水墨山水ほど、果てしない時間の流れが読み取れる訳ではありませんが、悠久の時間の、ほんの片鱗を感じ取ることができました。

長岳寺の杜若(かきつばた) Vol.3

2010年05月16日 17時13分25秒 | トラベルフォト

つつじに続いて杜若(かきつばた)。

境内中央にある放生池の周りにはつつじ、杜若、小手鞠(こでまり)などが次々にその花を開かせていきます。

群生する杜若の藍色の深さに、しっとりと心を落ち着けていると、その一本だけ浮き立つように目を引く花がありました。

良く見れば、その頭上に咲く小手鞠から落ちた一輪の花びらを、やさしく受け止めた杜若。

藍の濃さ、小手鞠の純白さが互いに引き立つような、自然と偶然の心憎い演出。

花には意思が無いはずのに、「どうです、見てください。」と言わんばかりの、素敵な絵に出会いました。

長岳寺の平戸つつじ Vol.3

2010年05月14日 23時34分29秒 | トラベルフォト

つつじが華やかな装いを見せる5月。

つつじのお寺、奈良 長岳寺へ。

この季節になると、どうしてもあの見事な平戸つつじの群生に包まれたくなり、つい足が向いてしまいます。

白、斑など、つつじの色にもいろいろとありますが、長岳寺の平戸つつじはこのマゼンダ一色。

ひっそりとした静かな時間が流れる境内は、この鮮やかな色彩に一面覆われて、まるでお寺全体が眠りから覚めたかのような生命力に満ち溢れます。

クマンバチたちも唸るような羽音を響かせながら、花の中に首を突っ込んでせわしなく蜜を集めています。

そんな小さな命の音を聞いていると、この数え切れないほどの花ひとつひとつが、みんな生きているんだなぁ…、と感じ入ってしまうのです。

SONY NEX-5/NEX-3 Vol.2

2010年05月12日 23時47分58秒 | デジタルガジェット

マグネシウムのボディにアルミのレンズ鏡胴。

全身を金属で固めた小さな本格一眼がこのNEX-5。

レンズ交換式デジタル一眼としては、最も小さい躯体ながら、ひ弱さやチープさを微塵も感じさせないデザインには、ぐっと惹きつけられる道具感がぎっしりと詰まっています。

手に余るほどの重量と大きさの本格デジイチを、全身の感覚を総動員して使いこなす喜びもありますが、手の中に納まる小さな精密機械を、愛でるように操作する楽しさにも惹かれてしまいます。

一枚の金属プレートの面に相貫するように、前に飛び出した銀の円筒。

無駄のない、削ぎ落とされた美しさが際立つ、大人のガジェットに仕上がっています。

SONY NEX-5/NEX-3

2010年05月11日 23時49分09秒 | デジタルガジェット

かねてより噂だった、ソニーのミラーレスα(アルファ)、遂に正式発表となりました。

SONY NEX-5/NEX-3の特徴はなんといってもそのコンパクトさ。

APS-Cサイズの撮像素子を採用しながらも、フォーサーズ連合のマイクロ一眼よりも小さい躯体サイズを実現しているのは驚きです。

しかし、カメラの命であるレンズの存在感はしっかりと。
本体からはみ出しそうな勢いでその瞳の大きさを主張しています。

そしてこれだけコンパクトであれば、フルボディの一眼レフと比べて、その機動性は大いに高まります。

だからこそ、ハイアングルからローアングルまで、軽量ボディを自在に操るためのチルト可動式背面液晶の採用は、必要不可欠。

カメラの本格機能を十分に備えたスモールボーイ。

実に魅力的なニューカマーがやってきました。